バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
統合食養学が勧める方法とは?
ニューヨークにある世界最大のヘルスコーチ養成学校の Institute for Integrative Nutrition(IIN) が新年の抱負について、面白いことを書かいていましたので、和訳要約してお伝えします。
IINは、私が公認ヘルスコーチ資格を取得した学校です。
IIN, Jan 2015
新年の幕開けは、大抵、過去の成功や失敗を顧みて、自分自身を改善する決意を新たにする機会です。
とはいえ、新年の抱負の本当の意義ってなんなのでしょうか?本当に新年の抱負は私達を助けてくれるのでしょうか、それとも、新たな失望の種をまいているだけなのではありませんか?
スクラントン大学による調査(末尾の参考文献を参照のこと)によれば、約45%の人が新年の抱負を毎年決めるとのことです。
新年の抱負ベスト3
そして、新年の抱負に多いベスト3は次の目標でした。
- 「痩せる/ダイエットする」
- 「整理整頓する」
- 「貯金する」
あなたもどれかに心当たりありますか?
約92%は新年の抱負を達成できていない
しかしながら、新年の抱負を決めた人の8%しか抱負を達成できていないという事実も明らかになりました。つまり、92%の人は、新年の抱負を決めるだけで、実現できていないのです。
これって、驚愕の事実でしょうか?それとも「新年の抱負あるある」でしょうか(笑)
がっかりする前に、もう少し深く見て行きましょう。
目標達成率が低い原因
このあまりに低い成功率の原因には、さまざまな理由が考えられます。
- 目標自体が「大きすぎた」、「曖昧すぎた」、「非現実的だった」
- 「誠実な動機」や「計画」の欠如
- 「真剣な取り組み姿勢」の不足
などです。
上に掲げたような目標の達成には、かなりの時間と継続的な努力が必要です。
でも私たちは、目標を立てておきさえすれば、時計が真夜中の12時を打ったら(年が明けた途端に)、何もしなくても達成できると思い込んでいるふしがあります。
そして魔法が起きなければ、諦めてしまうのです。
ご存知の通り、真の変化が一晩で起こることなんてありません。
でも、だからと言って、新年の抱負が人生に前向きな変化をもたらすキッカケにならないわけではありません。
そこで、従来の新年の抱負の代りになる、簡単で楽しい3つの方法をお伝えします。
1. 1年を象徴する言葉を一つ選ぶ
現在満足していない現状を変えるための高い目標を立てる代りに、あなたが理想とする自分自身の「大きな絵」を象徴するような一言を決めるのはどうでしょうか。
例えば、痩せたいと思っているのなら、「ウェルネス」という言葉はいかがでしょうか。
「減量」とか「ダイエット」という言葉を選ぶよりも、健康全般に関することが範囲に入るので、体重に直接的に関係しないことでも、健康全般「ウェルネス」に関係することが意識の中に入るようになります。そのことで、自然と健康的な選択をするようになり、体重に囚われることなく、自然と体重を適正な数値にしてくれることでしょう。
例えば、今よりも良好な人間関係を求めているのであれば、「愛」という言葉はいかがでしょうか。
例えば、転職を考えているのであれば、「満足」とか「充実」という言葉はいかがでしょうか。
ポジティブで肯定的な言葉を選んでくださいね。
そして、何かを決断しなくてはならない場面や、どちらかを選ばなければならない場面に遭遇した時には、その言葉に立ち戻り、その言葉に沿った決断や判断や選択をするようにしましょう。
2. 上手く行っていることをやる
新年の抱負は、あなたの問題や欠点を解決するものでなければならないというルールはありません。
それに、大抵、そうした新年の抱負は、決めた時からあなたのやる気を喪失させます。
その代りに、あなたの人生で既に、十分に上手くいっていることや得意なことについて考えてください。そして、それらをもっとあなたの人生に活用したり、増やす方法を考えてください。
例えば、あなたは家族ととても良い関係を築いているとします。であれば、「家族と一緒に過ごす時間を増やす」「家族と何か一緒にやる」ことを目標にするのはいかがでしょうか。
統合食養学は、それを「クラウディングアウト(crowding out)」と呼びます。
好ましくないものごとを意識的に避けたり減らしたりする代わりに、好ましいものごとを意識的に増やすことで、自然と好ましくないものが入る余地を減らすというアプローチです。
3. 1か月ごとのプチ目標を立てる
これは、計画好きな人やリスト好きな人にお勧めの方法です。
野心的な大きな1年の目標を立てる代りに、1か月に1個のペースで12個の小さな目標を作るのです。
例えば、大きな目標が「楽しい1年にする」だったとします。それを月ごとの目標にすると、次のようなアイデアはいかがでしょうか。
1月: まだ行ったことのない場所へ行く
2月: ダンスレッスンを受ける
3月: 小さな子供と遊ぶ
4月: コンサートに出かける
などなど
毎月の目標をカレンダーに書き込んで、1年を通して進捗を確認していくのは楽しいのではないでしょうか。
例えば、実行したことを写真や日記にしておいたり、SNSでシェアすれば、良い思い出になって、世界中の人たちから応援してもらえるかもしれません。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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新学期は、毎年3月と9月です。講座でお会いしましょう。
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参考文献:
- “The Truth About New Year’s Resolutions (and Some Useful Alternatives)“, December 28, 2015, IIN
- “The resolution solution: longitudinal examination of New Year’s change attempts“, Norcross JC, Vangarelli DJ, J Subst Abuse. 1988-1989;1(2):127-34.
- “Auld lang syne: success predictors, change processes, and self-reported outcomes of New Year’s resolvers and nonresolvers“, Norcross JC, Mrykalo MS, Blagys MD, J Clin Psychol. 2002 Apr;58(4):397-405.
- “Ringing in the new year: the change processes and reported outcomes of resolutions“, Norcross JC, Ratzin AC, Payne D, Addict Behav. 1989;14(2):205-12.
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング