年末年始は、誰にとっても楽しみでわくわくする季節ですよね。
会社の同僚、仲間、取引先、友人、趣味のサークルなど様々なグループでの忘年会や新年会が目白押しです。
そして、帰省。
久しぶりの地元の仲間との飲み会や食事会もあるでしょうし、もちろん、家族や親戚との会席もあるでしょう。
楽しみでわくわくですよね!
でも、本当のことを言えば、こうしたホリデー・シーズンはストレスにもなりませんか?
乗り気のしない職場の忘年会もあれば、気を遣う取引先とのお付き合い、会いたくない親戚、帰省のためのお土産を用意したり、荷物をまとめたり。食べ過ぎることや飲み過ぎることへの心配。
楽しいことばかりではありません。
そして、こうした時の食事会は、マインドレス・イーティングに陥るのにはもってこいのイベントです。
『無意識に働きかけてマインドレス・イーティングを予防する12の方法』
家族や親戚が集まる時には、テーブルの上に多くのお料理が並びます。
職場のポットラック・パーティにも溢れんばかりのお料理があり、話しに夢中になりながら、飲んだり食べたり。
楽しさで興奮気味になった私達は、いったい自分がどれくらいの料理を体に流し込んだのか気にもしません。
もちろん、たまの無茶はOKです。
統合食養(ホリスティック栄養)学は心の栄養を大切にする栄養学ですから、たまの楽しいイベントでハメを外すのもOKと考える栄養学です。
でも、この季節、1回や1日じゃ終わらないですよね(笑)
イベントが続くと、自分でも、そろそろやばいんじゃないかと感じ始めますよね。
そして、年明けに待ち受けているのが、「正月太り」という罪悪感です。
そこで、この誘惑満載の季節に、マインドフル・イーティングを実行するヒントを、尊敬するクリス・カーのブログから、いくつか日本ちっくに編集してお伝えします。
もちろん、毎回、気にする必要はありません。
せっかくの楽しい季節ですから、充分に楽しんでください。
それでも、「今日はやばいかも」と感じるような時は、是非、試してみてくださいね。
1.意図を明確にする
食事会や飲み会に出かける前に、その会での意図を明確にしてみましょう。
自分がその会でどのように振舞いたいか、どんな気分でいたいかなど。
そしてそれを達成するために、どんな風に飲んだり食べたりしたら良いかを考えるのです。
例えば、周りのペースに乱されずにゆっくり食べるとか、お酒を1杯に抑えるとか。
2.セルフケアをしておく
朝起きたら、瞑想したり、体を動かしたり、健康的な朝食をしっかり食べたり、飲み会では不足しがちになる野菜をたくさん食べておいたり。
その日を自分の心と体に優しくすることから始めると、その晩のイベントをギルトフリー(罪悪感なし)に楽しめると思いますよ。
3.お節介な人に準備する
どこの家族にも、どんな集まりにも大抵ひとりはいますよね。あなたが何を食べていないのかを見ていて、ススメてくるお節介な人。
可能なら、自分で何かお料理を一皿作って持って行くという手もあります。あるいは、実家ならお料理を何か一皿作ってあげるということも可能ではないでしょうか。あなたがどういった食事が好きだということを、さりげなく伝えるキッカケにもなり、相手にもそのお料理をススメてあげれば、角を立てずにやりすごせる確率は高まります。
あなたの健康志向について「語る」必要はありません。嫌がられるのがオチです。
ただ、断るのにも言い方ややり方があるので、その場の雰囲気や相手に失礼にならず、あなたも我慢しなくて良いスマートな方法を考えておくと良いですね。
4.テーブルを綺麗にしておく
これは、特に実家でのことですが、食卓を綺麗にセットしてみましょう。
背中で、箱根駅伝の生中継が流れっぱなしになっていても、スペシャルな気持ちになれます。
例えば、あなたの実家ではなく、どこかへお邪魔するような時にも、お花などを持って行ったりするのも良いですよね。
5.邪魔なものは片付けておく
メールをチェックしない、フェイスブックを開かない、ツイッターでつぶやかない、インスタに投稿しない。(笑)
家族といる時は、家族といることにマインドフルになりましょう。
仲間といる時は、仲間といることにマインドフルになりましょう。
スマホの画面をスクロールしている内に、家族や仲間の表情や会話がスクロールされていってしまいます。
それに親しい人達と一緒に入る時に、スマホばかり見ているのは、失礼ですよね。
親しい人達に対して、あなたの心をちゃんと真っ直ぐに向けましょう。
6.ちょこちょこ食べずにお皿に盛る
ちょこちょこ1種類づつ つまんで食べていると、自分がいったいどれくらい食べているのかわからなくなるものですし、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。なので、
様々なお料理を一皿に盛ってから食べるようにしましょう。
7.小さめのお皿やコップを使う
小さめのお皿を使うと、大きいお皿を使うよりも、私達の脳は早く満腹を感じるとの研究報告があります。(参照:『無意識に働きかけてマインドレス・イーティングを予防する12の方法』)
お酒は、口の細い丈の高いグラスで、お水は口の広い短いグラスで。
8.お皿を盛る前にどんなお料理があるのか全部見る
一皿に盛るなら、絶対、大好物を見逃さないように!
9.お野菜料理を多めに、でも、好物ははずさない
家族ならではの恒例のお料理ってありますよね。これがなければお正月が始まらないとか、年が越せないっていうようなお料理です。
もちろん、お野菜をたっぷり食べて欲しいですが、そうした家族恒例のお料理を逃す必要はありません。お婆ちゃんの金時芋とか黒豆。従姉妹が焼いてくれるアップルパイとか、叔父さんが作る豚の角煮とか。
もちろん、あなたの固い哲学に反するものなら無理に食べる必要もありませんが、もしそうでなければ、家族との絆や一体感は、大切な心の栄養ですから、そちらを優先していいんですよ。
10.ゆっくりとちゃんと噛んで食べる
簡単なことですが、忘れてしまうのも簡単です。
仲間や家族とわいわい食べている時はなおさらに。
時間をかけてちゃんと噛みましょう。胃に歯はありません。
だから、ちゃんと口で噛まなければなりません。それに、ゆっくりと味わって食べることで、作ってくれた人への感謝の現れにもなります。
一口食べるごとに、お箸をおきましょう。
そうすることで、ペースを保つことができます。
ゆっくり食べることで、満腹を感じることができますから、食べ過ぎることを予防することにもなります。
さて、この季節を、年明けの罪悪感を生むことなく、乗り切れそうですか?
参考:『飲み会続きでも健康でいる方法 – 二日酔い予防と回復法』
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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