
バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目標を達成するためには、達成するという決意と、一生懸命に努力することが普通は必要です。
- フルマラソンを走りたい? なら、一生懸命練習してください。
- 良い成績を得たい? なら、一生懸命勉強してください。
- 昇進したい? なら、一生懸命働いてください。
一生懸命努力したら、多くの成功を手にする可能性は高まります。
でも、
もし目標が幸せになることだったらどうしたら良いのでしょうか。
何をどんな風に努力したら、人生がもっと楽しく、もっと幸せになれるのでしょうか。
「幸せになる方法」と、ググると、無数のウェブページやブログが、幸せを手に入れるためのアドバイスを提供しています。同じテーマで無数の書籍も出版されています。読者にマインド(考え方)を変える方法から転職することなど、幅広くアドバイスを提供しています。
でも、
統合食養学は、幸せになろうとしてはいけないと教える栄養学です。

なぜ幸せになろうとしてはいけないのでしょうか?
なぜなら、幸せは外から与えられるものではないからです。
幸せは何か、例えば努力や成功と交換に得られるご褒美ではありません。
幸せは私達の内に見つけることができます。
だから、幸せになろうとするのではなく
- 好きなことをすること
- 好きな人達と一緒にいる時間を増やすこと
を勧めます。
そのことで、幸せになれるのではありません。
- 好きなことをしていること、
- 好きな人達と一緒に過ごしていること
それ自体が幸せなんです。
また、私達は、幸せは心で生まれるものだと普通思っていますよね。
でも、
幸せは心で生まれるものではなく、行動から生まれるものなんです。

2014年のPsychology Today に掲載された記事は、私達は行動することで幸せを感じているのだということを示しています。
(裏付けとなっている研究は、最後に参考文献として一覧にしています)
つまり、自己啓発について書かれた本や雑誌やブログ記事を何百冊読んでも、ただそれだけでは、幸せにはならないということです。
幸せになるためには、行動することが必要です。
統合食養学が、幸せになろうとせずに
- 好きなことをすること
- 好きな人達と一緒に過ごす時間を増やすこと
を勧める理由です。
もちろん、好きなこと、幸せが感じられる行為は、ひとそれぞれ異なりますから、あなたが楽しいと感じること、あなたが好きなことをやってください。
あなたの内側にある幸せにアクセスする方法を見つけることが大切なんです。
そして、内側にある幸せにアクセスする方法もひとそれぞれ異なります。
2014年のPsychology Today には、幸せを生む科学的な裏付けを伴う方法GREAT DREAM(グレートドリーム、偉大な夢)が紹介されていました。
GREAT DREAM は、「幸せが生まれる行動」の英語の頭文字を並べた言葉です。
GREAT DREAM (幸せが生まれる行動 )
- G iving(与える): 他者のために何かをする、他者を助ける
- R elating (つながる):人とつながる
- E xercising(運動する):体をケアする
- A ppreciating(感謝する):あなたの行動を意識し、取り巻く世界へ配慮する
- T rying Out(挑戦する):何か新しいことをする
- D irection(方向を定める):目標にむかって努力する
- R esilience(跳ね返す):マイナスな出来事から立ち直る
- E motion(感動する):やっていることに前向きになる
- A cceptance(受け入れる): 私達は皆欠点があり過ちを犯すことを受け入れる
- M eaning(意義):何か大きなものに属する
このなかで、特に大切なものをいくつかご紹介します。
1. Giving(与える):他者のために何かをする、他者を助ける

誰かを手助けした後は、手助けする前よりもいい気分になりますよね。
今更、驚くようなことではないかもしれません。
それを裏付けるように、2018年のPsychosomatic Medicine に掲載された研究は、
- 社会的なサポートを与えるのも受けるのも、両方とも多いほど、ネガティブ感情が減ること
- 与えるという行為に限っては、fMRI検査で脳内のストレス反応が減少すること
を、報告しています。
他者を助けるという行為は、
- あなたの時間を提供することや
- 友達の話を聴くことなど
様々な方法があります。
『親切の副作用』
2. Relating (つながる):人とつながる

ハーバード大学の研究者が、268名の男子学生の精神と肉体の健康について、1938年から75年に渡り追跡した調査があります。
新たな発見は、私達の幸せと健康にとって、良い人間関係が不可欠だということです。
その調査によれば、幸せを生む人間関係は、量よりも質が重要だということです。
また、人間関係には、努力が必要ですよね。それが恋人であろうと、友達であろうと、家族であろうと。
今の人間関係を健康的に保ち、新しい人間関係にもオープンでいるためには、積極的な努力が必要です。
4. Appreciating(感謝する):あなたの行動を意識し、取り巻く世界へ配慮する

感謝することの大切さは、このブログ記事でも何度となく紹介してきました。
統合食養学は、感謝することをとても大切にしています。
クライアントさん達にも講座の生徒さん達にも「ありがとう日記」をつけることを勧めます。
感謝することと幸せな人生との関係を調査した研究については、『心の免疫力を示す24の性格要素のうち、幸福で健康な人生に不可欠な最強要素はどれ?』をご覧くださいね。
9. Acceptance(受け入れる): 私達は皆欠点があり過ちを犯すことを受け入れる

幸せでいるためには、マイナス感情をいっさいもってはいけないと思っている人がいます。
マイナス感情をもってしまう自分は幸せではないに違いないと思っているのです。
「幸せになるために、マイナス感情を一切持たない」と、いった目標を立てた瞬間に、あなたは、近い将来、あなた自身をものすごい自己嫌悪に陥れる罠を、自分自身に仕掛けただけです。
だって、マイナス感情を1ミリも一瞬も持ったことがない人なんていません。
私達は、AIではないのですから。
「マイナス感情をもつことイコール不幸」ではありませんし、常にハッピーとか、ネガティブ感情ゼロといった目標は、あまりに非現実的です。
前向きで幸せになることを目指して自分磨きをしている人が陥りやすい落とし穴は、
- ポジティブな感情だけを認め、
- ネガティブな感情を無理矢理、否定しようとしてしまうことです。
そして、ネガティブな感情を抱いてしまう自分に罪悪感すら持つようになってしまうのです。
それは、非常に不幸なことですよね。
幸せになりたくてやったことで、不幸になるなんて・・・。
マイナス感情をもっている自分も認める
欠点も含めて愛せて初めて、自分自身との幸せな関係が築けるように思います。
科学が裏付けているのです。幸せになりたかったら、是非、このクリスマスから
- 楽しいことをしましょう。
- 好きなことをしましょう。
- 時々、ダメになってしまう自分に優しくなりましょう。
- 親切にしましょう。
- 仲間をみつけましょう。
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング
参考文献:
- “Happiness Is Not a Feeling – It Is Doing. In order to feel happy you have to do happy…”, Feb 15, 2014, Psychology Today
- “3 Happiness-Boosting Behaviors”, Emily Holland
- “Neural Correlates of Giving Social Support: Differences Between Giving Targeted Versus Untargeted Support“, Tristen Inagaki, Lauren Ross, Psychosomatic Medicine. 80(8):724–732, OCTOBER 2018, DOI: 10.1097/PSY.0000000000000623, October 2018