目標を設定する時にやってしまいがちな失敗と解決法

2022/02/24/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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「新年度」で最初に脳裏に浮かぶイメージは何ですか?

入学でしょうか、入社でしょうか。ご自身のあるいはお子さんの、あるいは社員の。

あなたが人生のどのステージにいるのかによって、想像するイメージはきっと異なりますね。

でもあなたが今、人生のどのステージにいようとも、それは一瞬かもしれませんが、きっと、あなたの夢や目標についての思いが脳裏に浮かんだのではありませんか?

でも残念なことに、目標を立てた人の約8%しか、その目標を達成できないという事実です。

そこで今回は、多くの人がやってしまいがちな間違った目標の選び方と、成功の可能性を高める方法についてお伝えします。

1. 目標が大きすぎる

やってしまいがちな失敗する目標設定は、あまりに目標を大きくし過ぎてしまうことです。

「夢は大きく」と、よく聞きます。もちろんです。

あなたの夢を小さくしろと言っているのではありません

目標が、大きすぎてはいけないのです。目標は、実行可能なものでなければなりません

例えば、健康な体を取り戻したいという夢をもっているとして、「これから白いお砂糖はいっさい口にしない」「お菓子をいっさい食べない」という目標は、非現実的です。自分で作るお料理に使わないことはできても、外食時や頂き物やお友達のお家にご招待された時など、あなたのコントロールの及ばない場面は無数にあります。

今の習慣を改善したいという希望を目標にする時、その目標が、極端すぎないか、曖昧過ぎないか、あなたの現在の生活と乖離し過ぎていないか、考えてみる必要があります。

「絶対」「必ず」「いつも」「決して」と、いう言葉は危険です。私達の人生はそれほど単純ではありません。

大きな目標を立てるよりも、実現可能な小さな目標を立て、ひとつひとつクリアしていくことで確実に夢に近づいていくことができます。

例えば、お料理研究家としてSNSのフォロワーを10,000人獲得しインフルエンサーになるという夢があったとします。すると目標は、「週3回お料理の写真を投稿する」と、なるかもしれませんし、もっと、SNS投稿用のカメラなど撮影器具を揃えるための貯金をすることかもしれません。

2. 目標が多すぎる

現状を変えたいと望む人は、人生のあらゆる側面について一気に改善したいと考えがちです。そして、あれもこれもとたくさんの改善目標を立ててしまいます。

あまりに多すぎる目標は、あなたの時間とエネルギーを分散させ、ひとつのことにじっくりと取り組むことができないだけでなく、そう長くない間に、あなたを疲れさせてしまいます。

目標を確実に達成したいなら、1度に立てる目標は、せめて3つ以内にとどめておきましょう

一番改善したいことにフォーカスして、その目標を達成したい期限と、それに向けて必要な行動を明確にすることが重要です。日付のない目標は「空想」でしかありません。

3.あなたの本心が反映されていない

あなたが書き出した目標の一覧を眺めてみてください。どう感じましたか?

目標を見て、達成後の姿を想像してわくわくしましたか?それとも、これからの大変な努力を想像して気持ちが沈みましたか?

目標を立てる時、なぜそれを達成したいのか、あなた自身に問う必要があります

結果や数字、ランキングや完成数、成績だけを考慮して設定した目標は、単なるやるべきリストです。本心ではやりたくないことを目標にしても、それは、達成されるわけのない単なる退屈なリストでしかありません。

あなたの目標には、あなたの魂が込められていなければなりません。

目標は、あなたにポジティブな気持ちを湧きおこらせるものであることが達成にとって、不可欠です。

自分に「なぜ」と問うことの重要性については『やる気を持続させるために自分へ問うべき質問』をご参照ください。またあなたの本心に訊く方法として『潜在意識に働きかけて新年の抱負を決めてみましょう』もご参照ください。

4.意志の力でなんとかなると思っている

あなたを取り巻く環境は、意志の力と同じくらい重要です。

あなたが目標をキープしやすくなる環境とはどのようなものだと思いますか?

例えば、仕事に集中したいなら、集中できる環境を造らなければなりません。やるべきことを忘れないために前日に準備をしておいたり、目印となるようなものを置いておいたりという工夫が必要となるでしょう。

今日それをやろうか、やめようかと、一瞬でも考えたら、たぶん、あなたはやりません。そうした迷いが生じた時のために環境と事前の準備が重要になるのです。

食事習慣を変えるための環境の整え方については『無意識に働きかけてマインドレス・イーティングを予防する12の方法』を参考にしてみてくださいね。

5.特定の日まで待ってから始める

目標を立てた後、その実行を「いついつから始める」と、決める人が多いです。

例えば、新年から始めると決めたり、来月からと決めたり、水曜日になったらと決めたりします。

そうではなく、目標を立てたその日から、少しずつ、やり始めることが大切です。ウォーミングアップのようなものです。

ウォーミングアップしながら、実生活に合わせて微調整していくのです。

  • もっと多くの本を読むことが目標なら、今日から読みたい本を購入する準備をしましょう。
  • 動物性食品を食事から排除することが目標なら、今日から1種類ずつ減らしてみましょう。
  • 100万円貯めることが目標なら、今日から始めましょう。

実際にやってみることで、それが本当にあなたに合った方法なのか、あなたの生活の中で継続可能なものなのか確認することができ、実行可能な方法に変更したり、調整したり、目標自体を変えたりすることができます。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

もし健康で幸せな人生を手に入れることがあなたの夢や目標になるのなら、ソフィアウッズ・インスティテュートのマインド・ボディ・メディシン講座とプライベート・ヘルスコーチング・プログラムに参加するという計画は、いかがでしょうか。

セルフドクターコース

セルフドクターコースでは、あなたが食を通してご自身の主治医(セルフドクター)になるために、必要な知識とスキルを教えています。

次回新学期は3月です。

第一回目のレクチャー「統合食養学/ホリスティック栄養学基礎」は単発での受講可能です。受講後にコースへお申し込みになるか決めていただいても構いません。

ただし、1月中のお申し込みには早割があります。詳細は下のボタンをクリックしてご確認ください。

プライベート・ヘルスコーチング・プログラム

もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

ひとりでがんばるよりも、誰かと一緒に行うことで目標の達成確率は75%も高くなると言われています。それをアカウンタビリティと呼びます。アカウンタビリティについては『目標達成への秘訣はアカウンタビリティを利用すること』を読んでみてくださいね。

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