ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

健康と幸せを手に入れるホリスティック・ヘルスコーチの食事法

ブルーベリーは、がん予防だけでなく新型うつやPTSDにも良い効果

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バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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ブルーベリーは、そのポリフェノール(アントシアニン)の抗酸化作用による健康への様々な効能が報告されているスーパーフルーツですよね。

そのブルーベリーに、体の健康だけでなく、心の健康にも良い効能があることがわかり、米国心理学学会(APA)が2015年3月30日に公表しました。

ブルーベリーが脳内セロトニン濃度を上昇

マウスを使った実験結果ですが、PTSD心的外傷後ストレス症候群)を発症させたマウスに、ブルーベリーを与えたところ、

ブルーベリーが、脳内のノルアドレナリンの濃度を上昇させることなく、セロトニンの濃度だけを上昇させた

と、報告しています。

人間に対しても、同様の効果を示す可能性があると述べています。

  • ノルアドレナリン|「やる気のホルモン」、過剰になると「攻撃性」に変化
  • セロトニン|「幸福のホルモン」、私達の幸福感に大きく関係しているだけでなく、他のホルモンが暴走することも制御。

「脳内のノルアドレナリンの濃度を上昇させることなく、セロトニンの濃度だけを上昇させた」ということが何を意味しているかと言うと、

ブルーベリーは、私達を「攻撃的な陽気さ」にさせることなく、穏やかで幸せな気分にさせてくれるフルーツ

ということです。とても素敵ですね。もう一つの重大な意味は、

ブルーベリーが、PTSD(心的外傷後ストレス症候群)と新型うつの治療に効果があるかもしれない

ということです。

新型うつって、聞いたことありますか?

うつ病とPTSDって、無関係のように思われますよね。

PTSDは、戦争やテロや激甚災害や監禁など、特別な状況に晒された人だけがなる病気だというイメージがあります。

しかし、最近、若い人達に多く発症し、問題になっている新型うつは、なんらかのPTSDが原因ではないかと言われています。

従来のうつ病

何らかの原因で、ノルアドレナリンやる気)とセロトニン幸福感)の両方が減少し足りなくなり、全てに対してやる気を失い、ネガティブ思考に陥り、喜びを感じなくなってしまった状態です。悪化すると自殺に至る病気です。

一方で、

新型うつ

新型のうつ病は、ノルアドレナリンは足りているのですが、セロトニンだけが不足してしまった状態です。

そのため、好きなことは積極的に楽しくできるのに、そうでない物事に接すると、ひきこもったり、逆切れて攻撃的になります

必ずしも従来型のうつ病の様に元気がないわけでも、やる気を失っているわけでもないのです。結果、怠けているのではないかとか、性格が悪いのではないかとの誤解を受けやすい病気でもあります。

新型うつ病は、PTSDが原因ではないかと言われています。

ただし、この場合のPTSDは、戦争体験や犯罪・災害被害のようなものではありません。

両親から溺愛されて育てられたことによって、家庭の外における“普通”の困難な出来事に対して必要以上に傷ついてしまうことによることが多いと言われています。

例えば、上司からミスを指摘され厳しく指導されるといった出来事や、同期が褒められた時に自分は褒められなかったというような、“普通”の出来事が、トラウマになってしまうのです。

アドラー心理学では、こうした状態を「褒めて育てる」ことの弊害と言います。

過度に褒めて育てると、「褒められるはず」と思ってやったことを褒められないと、機嫌を損ねたり、逆ギレしたりするようになると言われています。

従来のうつ病治療薬が効かない理由/ブルーベリーが期待される理由

従来のうつ病の治療には、SSRIs(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)と呼ばれる薬が使われます。

SSRIは、セロトニン(幸福ホルモン)とノルアドレナリン(やる気ホルモン)の両方を増加する作用があるので、両方が不足している従来うつ病には効果的な薬です。

しかし、新型うつやPTDSの患者さんには、ノルアドレナリンは十分にあるので、セロトニンだけを上昇させる薬が必要なのです。

しかし、そうした薬が今まで存在しなかったため、PTSDの治療にも、SSRIが、用いられてきました。結果、患者の攻撃性を高めてしまうという副作用が問題となっていました。

今回の発見によって、ブルーベリーが、脳内のセロトニンレベルを上昇させる一方で、ノルアドレナリンレベルを上昇させないことが判ったことが、現在使用されている薬よりも、ブルーベリーの方がPTSDや新型うつ病の改善に効果があるのではないかと期待されている理由です。

なぜブルーベリーはセロトニンを上昇させることができるのか?

セロトニン(幸福ホルモン)の上昇に効果のある食品は、セロトニンの主原料であるトリプトファン(必須アミノ酸のひとつ)を多く含む食品であると考えられてきました。

例えば、豆類鶏肉豚肉などです。(セロトニンの90%は腸内で造られるので、腸内環境の改善も必須です。)

幸福ホルモン”セロトニン”を造るアミノ酸 – トリプトファン

しかし、ブルーベリーには、アミノ酸が含まれていません。

そのため、ブルーベリーの何らかの栄養素が、セロトニンの分泌を刺激するのではないかと考えられていますが、なぜブルーベリーがセロトニン濃度を上昇させることができるのかについての、明確なメカニズムはまだ解明されていません。

ブルーベリーのその他の効能

セロトニンを上昇させてくれるだけでなく、ブルーベリーには他にも素晴らしい効能があることが報告されています。

乳がん幹細胞を死滅、乳がんの増殖を阻止

ブルーベリーに含まれているプロスチルベンと呼ばれるポリフェノール(抗酸化物質)が、乳がんの幹細胞(ER+ (MCF-7) とER- (MDA-MB-231)の乳がん)を有意に抑制させたことが報告されています。

がんの細胞は、化学療法にも放射線療法にも強く、なかなか根治させることが難しい細胞で、増殖力も高いことで知られています。

プロスチルベンは、レスベラトールに類似したポリフェノールですが、レスベラトールよりも体内吸収率が高く血中滞留時間が長いことが判明しており、脂質代謝抗菌効果が高いと言われる成分です。

今回、プロスチルベンが、私達の免疫細胞の機能を向上させ、より正確に腫瘍や癌細胞の転移を阻止することが確認されました。

レスベラトールよりも強力なプロスチルベン。すごいですね。

また、75,000人の女性看護師を対象とした米国の調査では、1週間に一食分(80g、約1/2カップ)以上のブルーベリーを食べている閉経後の女性は、そうでない女性と比較して、31%もER-型の乳がんの発症率が低いことが報告されています。

生活習慣病予防と改善

糖尿病治療|インシュリン抵抗性の解消『糖尿病の予防と改善に良い食品と食事法についての最新情報 – コレステロール低下薬は要注意

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がん予防やアンチエイジングをしてくれるだけでなく、私達を幸せにしてくれるブルーベリー。食が体と心をつなぐことを実証してくれているようなフルーツです。

旬を迎えるこの季節、食べないわけにはいきませんね!

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

参考文献:

レシピ:『青色と紫色は長寿/アンチエイジングの色』スムージーレシピ

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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