
バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
顔はなぜ老ける
実年齢よりも若く見える人もいれば、老けて見える人もいます。
特にある年齢を超えると、実年齢と実際の見た目から受ける印象との間のギャップがより顕著になるように思われます。
ものすごく老けて見える人と、ものすごく若く見える人の差が大きくなっていきます。
あなたの肌は、環境、体内の生理、そして、遺伝などを含む多様な因子による結果です。そして、お肌の状態は、加齢による老化と身体の健康状態の両方を反映します。
今回は、現在までにさまざまな研究によって、老け顔(肌老化)と関連があることが報告されている現象についてお伝えし、その上で、老け顔対策についてお伝えします。
なお、裏付けとなる研究論文は、最後に参考文献として一覧にしています。
1. 歩行速度

ニュージーランドのダニーデン多分野健康発達研究のデータを使用し、1972年~1973年前に誕生した1,037人を45歳になるまで追跡調査した研究は、複数の年齢層で歩行速度が平均よりも遅かった人は、他の結果と合わせ、顔の外観の高齢化が顕著であったと報告しています。
この結果をヘルスコーチとして解釈すると、早く歩けなくなるということは、表面的には運動機能の衰えを表しますが、歩行速度は顔を含めた全身の衰えを表すものなのかもしれませんね。
クリス・カーが以前こんなことを言っていました
歳をとったから体が硬くなるんじゃない
体が硬くなるから老けるんだ
老け顔の人の歩行速度が遅いのではなく、歩行速度が遅くなったから顔が老けたのだと言い換えられそうですね。
そして、歩行速度が遅くなる原因には、体内のさまざまな機能の老化が関係しています。
2. 骨粗鬆症・白内障・認知機能
オランダのロッテルダム研究のデータから、51.5~87.8歳のヨーロッパ系男女2,679人の高解像度顔写真を用いて横断的解析を行った結果、年齢に対して5歳以上若く見えるほど、次の指標が良好なことが示されました。
- 骨粗鬆症リスク・・・0.76倍
- 慢性閉塞性肺疾患リスク・・・0.85倍
- 加齢性難聴
- 白内障リスク・・・0.84倍
- 全般的認知機能
研究者は、次のようにも述べています。
顔を観ることで、全身の老化と認知機能の老化が分る
また、男性と比べて、女性は認知機能の低下が見た目に出やすいことが、東京大学医学部附属病院老年医学科を受診した患者を対象に、老年病科専門医と心理士による見た目年齢の判定結果と認知機能との関連性を調べた研究によって示されています。
女性は認知機能が低下すると顔が老けてしまうのでしょうが、逆に、顔を老けさせなければ認知機能の低下を予防できるのかもしれませんね。
3. 女性は血圧と血糖値・男性は血圧と肝機能
九州大学大学院衛生・公衆衛生学による研究では、40~64歳の日本人成人527人が顔画像診断を受け、8つの皮膚パラメータによる見た目の肌年齢を推計し、実年齢との差と生活習慣病などとの関係を分析しています。
(1)8つの皮膚パラメータ
解析に用いられた8つの皮膚パラメータは次のとおりです。
- 色素斑
- しわ
- 肌質
- 毛穴
- 紫外線斑
- 褐色斑
- 紅斑
- ポルフィリン(アクネ菌の代謝物)
(2)女性の見た目年齢
女性の見た目年齢と関連が高かったのは次の要因でした。
- 収縮期血圧(上の血圧)
- 血糖値
- 喫煙
- 握力低下
- 日光曝露
65%以上の人が週5日以上スキンケアをしていたのにも関わらず、上記した要因が芳しくない人は、老け顔になる傾向が高くなったというのは、ヘルスコーチとしては納得感があります。
なお、喫煙による影響については『喫煙』を合わせてご確認ください。10年も早く老けてしまうんですよ!
(3)男性の見た目年齢
男性の見た目年齢と関連が高かったのは次の要因でした。
- 収縮期血圧(上の血圧)
- 血清γ-GTP
- アルコール摂取量
- 握力低下
- 日光曝露
この結果をヘルスコーチとして、食事に置き換えて解釈すれば、女性は、塩分と糖分の摂り過ぎで老け顔になり、男性は塩分とお酒の摂り過ぎで老け顔になるです。
4. 死亡率
実年齢より老けて見えることは、死亡率の上昇と関連していることを示した研究があります。
上述してきた通り、老け顔が体内のさまざまな機能の老化を反映しているのだとしたら、当然、長生きはできないだろうことは容易に想像できますね。
老け顔対策にはスキンケアより
これらの研究結果をまとめると、実年齢よりも若く見えたいのなら、あるいは、実年齢よりも老け顔にならないようにするには、次のことが重要といえます。
1. 速足ウォーキング

適度な運動が健康に良いことは既に周知のことですが、老け顔予防のためには、速足で歩くことが効果的だといえそうです。
”運動”としてのウォーキングだけでなく、普段から、できるだけ早足で歩くことを習慣にしたいものです。
そうすることで、認知症予防になるだけでなく、血行がよくなり冷えが改善され難聴の予防にもなり、また、脚を使えば骨粗鬆症の予防になります。
見た目を若々しく保てるだけでなく、さまざまな病気予防になります。
2. 適度な日光浴

適度な日光浴によって、体内でビタミンDが造られ骨粗鬆症予防になります。
ただし、その際、サングラスを忘れないことも重要です!
老け顔のリスク要因のひとつ「日光暴露」とは、職業として日々数時間以上日光を浴びている場合を指します。
1日15分程度の日光浴のことではありませんので、安心して日光浴をしてくださいね。
紫外線と白内障については、『白内障』をご確認ください。また、紫外線の是非については『紫外線』を合わせてご確認ください。
3. 塩・糖・酒を控えて禁煙

果物やお野菜には、お肌に良い成分がたくさん含まれています。お野菜と果物を十分に食べることは大前提です。
また、老け顔だけでなく長生きしたければ、禁煙も大大前提です。
でもそれだけでなく、老け顔予防にとって忘れてはならないことは、塩分、糖分、アルコールを控えることです。
いくら、果物をたくさん食べても、しょっぱいものばかり食べていたり、甘いものばかり食べていたり、大量のお酒を飲む習慣があれば、顔は老けていきます。
なお、喫煙と寿命との関係については『喫煙と寿命』をご確認ください。
美容関連の記事
その他、美容に良い、あるいは、悪いとされている食事やライフスタイルについて、現在までに執筆した記事は、『美容』でご覧いただけます。
併せてご確認ください。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

日夜の基本的なお肌ケアは大切ですが、生活習慣(運動、食事、減酒、禁煙)の基本も大切です。こちらを疎かにすると、せっかくのスキンケア効果を得られない可能性があります。
既に、血圧や血糖値や肝機能を指摘されたことのある人は、高い商品を購入したりエステに申し込むよりも、まず、生活の改善をすることが老け顔予防(あるいは改善)の最有力対策になります。
もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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参考文献
- “Association of Neurocognitive and Physical Function With Gait Speed in Midlife.”, Rasmussen LJH, Caspi A, Ambler A, Broadbent JM, Cohen HJ, d’Arbeloff T, Elliott M, Hancox RJ, Harrington H, Hogan S, Houts R, Ireland D, Knodt AR, Meredith-Jones K, Morey MC, Morrison L, Poulton R, Ramrakha S, Richmond-Rakerd L, Sison ML, Sneddon K, Thomson WM, Hariri AR, Moffitt TE., JAMA Netw Open. 2019 Oct 2;2(10):e1913123. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2019.13123. PMID: 31603488; PMCID: PMC6804027.
- “Younger facial looks are associate with a lower likelihood of several age-related morbidities in the middle-aged to elderly.”, Mekić S, Pardo LM, Gunn DA, Jacobs LC, Hamer MA, Ikram MA, Vinke EJ, Vernooij MW, Haarman AEG, Thee EF, Vergroesen JE, Klaver CCW, Croll PH, Goedegebure A, Trajanoska K, Rivadeneira F, van Meurs JBJ, Arshi B, Kavousi M, de Roos EW, Brusselle GGO, Kayser M, Nijsten T., Br J Dermatol. 2023 Feb 22;188(3):390-395. doi: 10.1093/bjd/ljac100. PMID: 36763776.
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- “MR-pheWAS with stratification and interaction: Searching for the causal effects of smoking heaviness identified an effect on facial aging.”, Millard LAC, Munafò MR, Tilling K, Wootton RE, Davey Smith G., PLoS Genet. 2019 Oct 31;15(10):e1008353. doi: 10.1371/journal.pgen.1008353. PMID: 31671092; PMCID: PMC6822717.
- “Cognitive function has a stronger correlation with perceived age than with chronological age.”, Umeda-Kameyama Y, Kameyama M, Kojima T, Ishii M, Kidana K, Yakabe M, Ishii S, Urano T, Ogawa S, Akishita M., Geriatr Gerontol Int. 2020 Aug;20(8):779-784. doi: 10.1111/ggi.13972. Epub 2020 Jul 2. PMID: 32618098; PMCID: PMC7496800.
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング


