バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
心と体の健康にとって自然は最もシンプルで最もパワフル
なのに、忘れられがちです。
心と体の健康というと、私達は、食事や運動のことはすぐに思いつくのに、自然とふれ合うことのの重要性について考えが及ぶことは稀です。
私が資格を取得した統合食養学の専門学校の講師でもある統合医療の大家アンドリュー・ワイル医師は
「自然からの隔離・離脱そして欠乏が、
私達の体と心の不調の大きな原因のひとつだ」
と述べています。
特に都市部に住んでいると、毎日を自然とふれ合いながら過ごすことは、簡単なことではありません。
ある程度意識的に行わなければなりません。
今回は、夏休みだからできるかもしれない、自然とふれあうためのアイデアを10個ご紹介します。
1. 自然食品を丸のまま食べる
私達は食べたものでできています。細胞のひとつひとつ、髪の毛一本、ホルモン一滴、全て食べたものからできています。
もし細胞レベルから健康になりたいと思うのなら、自然なものを食べなければなりません。体の根本に自然の癒しの力を取り込むのです。
お休みになると、コンビニなどで売っている袋や箱に入っているスナック菓子を食べる機会が増えるかもしれません。でも、
- 食品添加物が加えられ加工された食べ物は、不自然です。
- 何日経っても変色もしない、腐らない、風味が変わらない、カビも生えない食品は不自然です。
夏には自然のスナックがたくさんあります。
- 枝豆
- トウモロコシ
- キュウリ
- トマト
- スイカ
- ブドウ
- などなど
自然食品をおやつにしましょう。
2. 海や山を見る
私が生まれ育った環境には海も山もあり、大学も山の近くの学校でした。
以前、海と山、どちらが私はより好きなんだろうかと、考えたことがあります。でも、どちらも、私の心を癒してくれます。
- 海をみると心が穏やかになっていくのを感じます。
- 山を見ると心が澄み渡っていくのを感じます。
30代の頃、毎年夏になると、その年のテーマを「海」、「山」、「空」などと決めて活動していた友人がいました。
- 「海」の時は、小型船舶の免許をとり
- 「山」の時は、キャンプをし
- 「空」の時は、アリゾナ州までスカイダイビングのライセンスを取りに行っていました。
もちろん、そこまでする必要はありませんが、とても素敵な夏の過ごし方だと思いました。
そこまでしなくても、ただ、海や山の近くへ行って、眺めているだけで十分癒されます。
ちなみに、私はスキューバダイビングのライセンスは持っているのですが、スカイダイビングはやったことがありませんでした。そのため、友人のテーマが「空」だった年に、一緒にスカイダイビングに連れて行ってもらったことがあります。4,000m上空から何の躊躇もなく飛んだのですが、着地した時、気がつかないうちに腰が抜けていて(笑)、足に力が入らず直ぐに立てず、自分に驚いたことがあります。新しいことに挑戦すると未知の自分に出会えます。
3. 動物と一緒に過ごす
猫派ですか?犬派ですか?それともハムスター派?はたまた馬派?イルカ派?
それがどんな動物でも、動物には大きな癒しの力があります。ふれあうことで癒しの力が得られます。(動物の癒し効果については『動物が教えてくれる10のこと』もご覧ください。)
だから猫カフェが流行るのですよね。
牧場へ行ってみたり、乗馬体験ができるペンションに泊まるのも素敵です。日帰りで乗馬体験できる乗馬クラブもあります。私の乗馬体験については『乗馬してきました!○十年ぶり!?』をご覧ください。
船で海へ出て、ホエールウォッチング(くじら見学)やイルカを観に行くのも楽しいです。
ただ、個人的な感想ですが、イルカとふれあうのなら、大海原ではなく、ふれあいのできる水族館がお勧めです。
私のイルカ体験
以前、イルカと一緒に泳ぐことを目的に御蔵島に行ったことがあるのですが、「一緒に」泳ぐのはとても無理だと悟りました(笑)御蔵島周辺では、野生のイルカと共生するためにスキューバダイビングでイルカと泳ぐことを禁じています。そのため、素潜りで一緒に泳がなくてはなりません。
小型船に乗ってイルカの群れを探し、群れが見えると船から群れめがけて飛び込むのですが、飛び込んだ時にはイルカは遥かかなたです。スピードが違います。私の泳力では到底、並走?並泳?は無理でした(笑)
人懐こいイルカが戻ってきては「早く、早く」と私の横をすり抜けていくのですが、まるで自分が止まっているだけの存在に思えました。また、遊び好きのイルカが、海の底で私の方を向いて、「こっちまで潜って来て」と言っているのが分かるのですが、かなりの潜水技術がなければ、 素潜りであそこまでは行けません(笑)必死でイルカのところまで行こうと何度か挑戦しているうちに、ものすごい頭痛に襲われてしまいました。
港までの帰りの船の上で、ただただ頭痛に耐えながら、もしかしたら、イルカが私に発していた声(超音波だとよく言いますよね?)を何度も聴いて、いつも使わない私の脳の部分が刺激されたからなのかしら?と、考えていました。
良い思い出・体験でしたが、小谷実可子さんでない限り、海で野生のイルカと遊ぶのは無理です(笑)
4. 野外で運動する
適度な運動は何であっても、私達の心と体の健康にとても良いものです。
その運動をジムやスタジオでやるばかりではなく、時々、公園や庭でやってみましょう。明るい陽の光を浴びながら、新鮮な空気を吸いながら、体を動かすことが癒しになります。
ただ、適切な水分補給と、熱中症にはご注意を!
5. 土いじりする
ハーブや野菜を育てます。
お庭がなければ、ベランダだって構いません。レンタル畑もあります。
ボディエコロジーの観点からも、土や草花とふれあうことは、私達の体と心を共生細菌レベルから健康にするためにとても大切なことです。
6. 太陽の光を浴びる
近年の紫外線極悪視の世論からすると、逆行しているように思われるかもしれません。
でも、太陽の光を浴びると気持ちが良いと感じませんか?
実際、紫外線が私達の体内で造るビタミンDは、セロトニン(幸福ホルモン)やオキシトシン(愛着ホルモン)の分泌を促すことが分っています。
もちろん、紫外線を長時間浴びることはお勧めしませんし、必要ありません。北半球に住む私達は、夏の間に1日に15分程度の日光浴で十分なんです。
最小紅斑量(紫外線を浴びてから皮膚が赤くなり始めるまでの時間)は、平均して15分~20分くらいと言われていますから、15分程度の日光浴で日焼けを心配する必要はないと言えます。(もちろん個人差がありますけどね)
夏の間に 紫外線を浴びて体内で造られたビタミンDは、肝臓に貯蔵され、紫外線量が少なくなる冬の間の私達の心と体の健康維持のために使われます。
ドラマ『ラジエーションハウス』(放射線科医の話)の中でも、怪我をしないようにと、母親が子供を外に出さず、外に連れて行く時には日焼け止めを塗り、長袖、帽子、靴下を履かせていた赤ちゃんが「くる病」にかかってしまったという話がありました。くる病というのは、ビタミンD欠乏症のひとつで、足の骨の変形などで歩けなくなる病気です。
なにごとも過ぎたるは及ばざるがごとし。ほどほどが大切ですね。
ビタミンDの詳しい機能については『ほぼ全ての細胞が必要とするビタミンDはほぼ全ての機能と関係している』をご確認ください。
7. 森の中を歩く
森林浴というものですね。
米国でロッキー山脈の麓で暮らしていた時とドイツに住んでいた時には、よく森の中を友人達と歩いたり、ピクニックしたりしたものです。
視力回復には、緑を見ると良いとよくいいますが、実際にその効果を得られたのはこの時です。
私は超ド近眼なのですが、小学1年生の時に既に0.6で(笑)、年々悪くなる一方でした。大学入学前に作った眼鏡が、3年生になる頃には合わなくなってしまい、夏休みに日本に帰った時に眼鏡を新しくするつもりで、眼科に行ったら、なんと視力が良くなっていたことがあります。
今までの人生で、視力が良くなって眼鏡を作り替えたのはこの時だけです。
8. 野外で瞑想する
お庭でもベランダでも公園でも構いません。
山や森や海辺でやったら、きっと、もっと気持ちが良いと思います。
滝の側で瞑想をしたことがあるという友人は、滝の音とマイナスイオンの効果でとても深い癒しになったと話していました。
9. 芝生や砂浜を裸足で歩く
足の裏で自然を感じることで、私達は地球と自然と、より深くつながることができると言われます。
夏はこうしたことが気持ちの良い季節です。
ただし、ガラス片や貝殻などで足を怪我しないように、安全に気をつけながらやってくださいね。
ちなみに、私は芝生の上を裸足で歩くことには躊躇がありますが、砂浜を歩くのは大好きです。
10. 樹に寄り掛かる/ハグする
時々、公園や森を歩いていると大きな見事な木に出会ったりします。
そうした時に、その木によりかかってみるのです。抱きしめても良いです。
そうしてしばらくしていると、その木に秘密を打ち明けたくなります(笑)
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
いくつか案を書きましたが、夏休みに何かひとつ自然とつながることをやってみてはいかがでしょうか。せっかく夏ですから、夏だからこその、何かがいいですね。
きっと、心と体が元気になっていくことを実感できるのではないでしょうか。
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
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