バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
シュトレンに初挑戦
以前からシュトレンを作ることに興味はあったのですが、本格的なお菓子作りやパン作りを習ったことがない私には少々難しそうで、私の決断の様子見をしていました(笑)
今年、ふと、やっぱり自分で作ってみよう!と思い立った日に、アドヴェント(2023年は12月3日)から逆算してみたら、もう今日(11月17日)・明日中に作り始めてもギリギリになることが判明し、「今しかない!」と変なスイッチが入ってしまいました(笑)
どうせ作るなら、ホールフードでヴィーガンで作ってみることにしました。
普通のシュトレンも作ったことがないくせに、初めっからヴィーガンでホールフードだなんて「生意気だわ」と、自分でも思います(笑)
でも、実験大好きなのでやってみたくなったのです。
下にオリジナルのシュトレンのレシピと、その下にヴィーガンでホールフードにするために私が実際どのようにやったかをお伝えしています。
オリジナルの材料とソフィアウッズ風
生地
- 牛乳・・・130ml
- ドライイースト・・・7g
- 小麦粉・・・400g
- バター・・・150g
- 卵・・・1個
- 砂糖・・・80g
- バニラエッセンス・・・適量
- アーモンドプードル・・・100g
- 塩・・・小さじ半分
ソフィアウッズ風
基本的に、ほとんどの食材がオーガニック(有機)か自然栽培(無農薬)です。
- 牛乳 ⇒ 豆乳
- 小麦 ⇒ 全粒粉(実は、全粒粉が150gほど足りなかったため、その分を玄米粉を使用)
- バター ⇒ 自家製ヴィーガンバター
- 卵 ⇒ 片栗粉大さじ2杯+水大さじ2杯
- 砂糖 ⇒ 粉黒砂糖
- 塩 ⇒ 海塩
生地に混ぜ込むフルーツ
- ラム酒・・・100ml
- レーズン・・・100g
- レモンピール(砂糖漬け)・・・100g(自分で作る場合:レモン5個分)
- オレンジピール(砂糖漬け)・・・100g(自分で作る場合:オレンジ3個分)
ソフィアウッズ風
キッチンにあったドライフルーツをいろいろ混ぜて使うことにしました。
- レーズンがなかったし、あまり好きではないので、プルーンを使用
- オレンジピールは、砂糖漬けではなく、乾燥したものをそのまま使用
- レモンピールは、実家の柚子で作ったコンフィチュール(無農薬柚子とブラウンシュガー)を使用
- 古代チェリーとクランベリーも加えました
クランベリーは北米原産のベリーなので、そもそもヨーロッパにはないベリーなのですが、この季節が旬のベリーですし、大好きなので入れました。
生地に加えるスパイス
- シナモン・・・大さじ1
- カルダモン・・・大さじ1
- ナツメグ・・・大さじ半分
- レモンの皮・・・大さじ1
ソフィアウッズ風
クローブを加えているレシピもあることから、クローブ(大さじ半分)を追加することにしました。
レモンの皮は使っていません(手元になかったので)
仕上げ用
- 溶かしバター・・・適量
- 粉砂糖・・・適量(かなり必要です)
- シナモン・・・適量
ソフィアウッズ風
- 溶かしバター ⇒ 自家製のヴィーガンバターを使用
- 粉砂糖 ⇒ 粉黒砂糖使用
作り方(前日)
フルーツの準備
- 生地に混ぜ込むフルーツを必要なら細かく刻んでおく
- ラム酒をフルーツが浸る程度にかけ、一晩おく
私は、ドライフルーツを一晩ラム酒に漬けた後、柔らかくなった翌日に、少しだけ小さくしました。写真はラム酒に漬けたばかりの状態です。
ヴィーガンバターの準備
普通のバターを使用する場合には、これは必要ないです。ただ、私は今回、ヴィーガンでシュトレンを作ることにしたので、必要なバターを豆乳・ココナツオイル・オリーブオイルで作っておくことにしました。
詳しい作り方は、『ヴィーガンバターの作り方』をご参照ください。
作り方(当日)
私が実際に使用した食材は、カッコ「( )」内に記載しています。
一次発酵
- 牛乳(豆乳)を人肌に温め、砂糖(黒砂糖)大さじ2を混ぜ入れ、イーストを入れて軽くまぜて、火を止めて、10分~15分で膨らみ始めるのを待つ。
- 待っている間に大きめのボウルに小麦粉(全粒粉+玄米粉)を入れ、真ん中をくぼませる。
- 1.を注ぎいれ、ヘラでなじませるようにぐるぐると混ぜる。
- 湿らせた布巾/キッチンペーパーなどで蓋をして、温かい場所に30分ほどおいておく
生地作り
- レモンの皮をすりおろす(私はやっていません)
- ラム酒につけておいたフルーツをざるにあける(ラム酒は使わない)
- 休ませた生地に残りの砂糖(黒砂糖)、バター(ヴィーガンバター)、スパイス類、卵(水溶き片栗粉)、アーモンドプードル、レモンの皮(不使用)、バニラエッセンス、塩(海塩)を加えて練る
- 生地がまとまったらラム酒づけのフルーツを加えて混ぜる
- 生地がまとまったら、平らな場所において力をいれて10分以上こねる(フードプロセッサーでねってもOK)
なお、卵の代替法については、私が今回用いた方法以外にもいくつかありますので、興味のある人は『卵の代替法』をご参照ください。
フードプロセッサーを使わずに手でこねたのですが、5分くらいを過ぎたあたりから、手の感触がかなり変わってきて、こねることの意味が体感できます。
二次発酵
- 生地をまとめて湿らせた布で覆い、その上からラップとホイルなどで包み、乾燥させないようにして30分以上休ませる。(2時間~半日寝かすと風味がよくなる)
写真は一晩寝かせた後の状態です。
白いウサギの絵柄がついた布巾を湿らせて包んだのですが、一晩経ったら、茶色になっていました(笑)
私は、布でくるんだ後にラップで包み、それをジップロックバッグに入れた後、炊飯器の中に入れておきました。なのでアルミホイルは使っていません。
乾燥しなければいいのだと思います。
作り方(翌日)
二次発酵の時間を半日くらいにすれば、当日に焼いてしまうことができます。ただ私はその日、午後に外出の予定があったため、一晩放置して翌日に焼くことにしたのです。
シュトレン成形
- 寝かせた生地をこねてシュトレンの形を作る
- 耐熱トレーにホイルを敷き、その上にベーキングペーパーを敷いた上に生地をおいて湿らせた布でカバーして30分休ませる
実は、二次発酵が終わった段階で、生地がかなり多いことに気づき、それでも1つのシュトレンとして焼いてしまおうか悩みましたが、安全を期して2つのシュトレンにすることにしました。
焼く
- オーブンを180℃に余熱する
- レーズンは表面にでていると焦げやすいので中に埋める
- 180℃のオーブンで50分~1時間焼く
- 乾燥させないために、オーブンにお湯をはった耐熱皿を入れておき、30分経ったら取り出す
1時間後に串を刺してみたところ、まだ半焼けの状態でしたので、その後、13分ずつ時間を延ばしていき、結局、約1時間半ほど焼きました。
ただ、お湯を入れた耐熱カップを取り出すのが早すぎたようで、表面がひび割れてしまいました。正解が分かりませんが、乾燥させないことが重要なようですから、ひび割れは良くないのではないかと思います。
仕上げ
- 生地が温かいうちに溶かしバターを塗る。
- 冷めた後、もう一度バターを塗って砂糖をまぶす。
- できあがった後は2週間寝かせる(空気が入らないようにホイルでまいでラップで2重に包む)
ヴィーガンバターを使い切りました。黒砂糖をまぶすとそれらしい感じになりましたね(笑)
ラップに包んだあとジップロックバッグに入れて、12月3日のアドヴェントまで寝かせておきます。いったいどんな味に仕上がったのか、2週間後が楽しみです♪
アドヴェント初日(12月3日)到来
そして2週間が経ち、アドヴェント初日を迎え、包みを開けてみました。
カバーしていた黒砂糖はしっとりとしていました。真ん中を切ってみると、思っていたよりも密度の高い(重い)シュトレンになっていました。
まずはこのまま食べてみると、スパイスが利いていておいしい❣
少し温めてから食べると、しっとりした食感が戻ってきて、美味しさマシマシでした。今年のアドヴェントは、このシュトレンを食べて過ごします♪
ホールフード&ヴィーガンのシュトレンの購入先
ホールフードでヴィーガンの黒いシュトレンは、購入することもできます。
『シュトレン』をご確認ください。2つの購入先をご紹介しています。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
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