
バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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マドンナのパーソナルシェフをされていた西邨マユミさんが一時帰国中のため茶話会が開かれました。
前回お会いしたのが、2013年ですから、もう3年も経ったのですねぇ。(参考:『マドンナのパーソナルシェフ西邨マユミさんの「三河みりんで味わうプチマクロ料理」講座に行ってきました』)
今回は、マクロビオティクスについて少なくとも基本的な知識のある人達20名ほどがリマに集まりました。
目次
マユミさんの近況
マユミさんがお召になっている着物は、実は、武道の道着にも使われる木綿で作られているそうです。
道着なので“おはしょり”がありません。帯は皮だそうです。一見、和装のようですが、相変わらずパンクですねぇ~(笑)。
マユミさんは、現在、アラスカ、ニューヨーク、日本を飛び回っているそうです。
米国ではアラスカにある Ionia(アイオニア、イオニア)と名付けられたマクロビオティクスの集落で生活していらっしゃいます。
Ionia は、エーゲ海にあった古代ギリシャ時代の島で、故カールセーガン博士の著書『コスモス』で、2,500年以上前、人類史上初めて、万物が原子でできていることなど、科学の種が生まれた島として紹介されています。そこから命名された集落なのだそうです。
カール・セイガン博士が大好きで、お会いしたこともある私としては、変な縁を感じてしまいます。『コロラド州ボルダー市が100%再生可能エネルギーへシフト!に絡めた私の思い出』
今回の茶話会に出されたスィーツは、マユミさんのレシピ
- タマレスとアプリコットジャム
- コーンケーキとカシュークリーム
優しい甘さのケーキでした。
タマレスは、マサと呼ばれる白いトウモロコシの粉でできています。
出されたお菓子のレシピをいただきましたので、機会があれば、作ってみようと思います。
茶話会は、2時間全部、マユミさんに訊きたいことを質問し、マユミさんがそれにお答えくださるという形式でした。
丁寧に料理を作って出すとは
マユミさんが、今回帰国して気になったことは、日本にヴィーガンのお店が少ないことなのだそうです。「確かに、ヴィーガンのお店は増えてはいるが、どれも同じような内容で、“丁寧に食事を作っている”と感じられるお店がまだまだ少ない」と感じたのだそうです。
これは、私も同感。ヴィーガンを謳ったレストランは、大抵、どこも同じような内容で、つまらないなぁ~、もう一度行きたいとは思わないなぁ~と、感じていたのでマユミさんが開口一番におっしゃったことに驚きました。
また、マクロビオティクスのお店も併せて、「おしつけがましいメニューが多い」ことも、多くの人達に広まらない原因ではないかとおっしゃっていました。
店主が良いと思うものを一方的に提供していることに加え、お店に来て下さる方々との「コミュニケーションが足りない、情報提供が少ない」ことも気になるとおっしゃっていました。
「どこから来た野菜で、どんな風に育った野菜で、どんな風に調理されたのか、それはなぜなのか」そうしたコミュニケーションを来店客と行われていないことが残念、「食べている料理と食べている人とが関係を築くのには、そうしたコミュニケーションが必要だ」ともおっしゃっていました。
「食べ物との健全な関係の構築」、これは統合食養(ホリスティック栄養)学にとっても、とても重要なことです。
伝えるためには、守破離。そして実体験が重要
マクロビオティクスにおいても、何においても、守破離が重要だと考えているとのことでした。
「まずは、基本を守る。そして、それを破ってみることも重要。そのひとつひとつが自分にとっての貴重な体験となり、自分らしく情報を伝えるための基礎となる。体験から生まれる言葉には、信ぴょう性がある。」
「最終的には、基本を守りつつ、基本から離脱して考えられることが“自分らしさ”となる。」
「でも、自分の体感は、他の人の感じ方とは異なる、体感はひとりひとり違うことを考慮する。」
相手の体質に沿うことが大切
「日本の大抵の食材は世界どこにいても手に入るようになったが、守るべきことは、陰陽のバランスだけ。あとは柔軟に対応することも大事。」
「地元の食材や伝統料理のことを学び、また、相手のバックグラウンドについて学び、それに対して柔軟に料理すべき。」
統合食養(ホリスティック栄養)学のバイオ個性に沿うという理念と同じです。そのためには、原理原則を守るだけではいけないということです。
「玄米にこだわる必要はない。雑穀、全粒粉など取入れていくことも大切。毎食毎日玄米ばかり食べていたら胃が辛くなる(笑)。胃が悪くなれば心を病む。」
料理の腕を上達したければ、毎日作ること
「誰かのために(自分のためも含め)料理をするということは、愛。誰に何のために料理しているのか、その気持ちを忘れない。」
「料理は、調味料を計ることではない。食べさせたい相手の体調を測ること。それに合わせて変える。」
「マドンナに今日何を食べたいか訊いたことはない。マドンナの体調に合わせて、食べさせるべきものを食べさせる。そうした姿勢が信頼され、安心につながった。」
「レシピが料理をダメにする」と思っている人、もうひとり見っけ(笑)。
統合食養学も私自身も使う食材の種類も調味料の量も、その時々の体調が決めるべきだと考えるので、マユミさんのこの言葉を心強く感じました。
その他、心に残った言葉
- 楽天的な人を友達にする
- 1年に1度は、会っていない人に会う
- 友達は親切心から本心を言わないことがある。でもお金を払っている人は本心しか言わない。その言葉に耳を傾ける。

他にも様々なお話がなされましたが、最後に、マユミさんから「ヘルスコーチの存在意義」についてお話があり、嬉しく感じました。
ひとりで頑張るよりもヘルスコーチと共に6ヵ月間歩み、基本の食事について学ぶことの大切さ。
「基本を守ることも大切だけど、基本から外れた時、最近の自分の食事が“基本から外れている”ということに気が付けるということ自体が大切。これは基本を知らなければできないこと。」
「体調が崩れた時、3日間、食事を基本に戻せば、大抵は良くなる。もし3日間続けても治らなかったら、食べ方を間違っているということ。」
ソフィアウッズ・インスティテュートの6ヵ月プログラムを修了されたクライアントの皆様、ちゃんと読んでますか?
西邨マユミさんも基本の食事に立ち戻ることの大切さを語ってくださってますよ!
90/10のルール。寄り道しても大丈夫。ただ、帰り道を見失わないでくださいね!
でも見失った時には、ご連絡ください(笑)もう一度、いっしょに探しましょう。バイオ個性は時間と共に、環境の変化と共に、変化します。
マユミさんからのお知らせ
11月15日に、イーオンから、マユミさん監修の「海と大地のデリ」というブランドで、レトルト食品を含む25種類のお惣菜が発売されるそうです。
ほぼ基本のお料理ばかりなので、本来なら自宅で自分で作って欲しいお料理ばかりですが、仕事など諸々の事情で、自分で調理できない人のために安全で美味しいマクロビオティクスに則ったお惣菜(完全無添加)を作ったのだそうです。
ただ、全ての食材がオーガニックや自然栽培ではないため、それは、来年に向けて徐々に変更してもらうよう交渉中なのだそうです。また、12月以降、イーオン系列のピーコックストアのうち、麻布十番のピーコックは、全国に先駆けて、店内全てオーガニックになるそうで、その取り組みにもマユミさんが関与されているそうです。
また、UHA味覚糖から販売されているハッピーデイツは、マクロビオティクスではあっても、今まで有機の材料ではなかったところ、来年から、全て有機食材を使って作ったものを販売するようになるそうです。
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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