バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
オリンピック銀メダリストの寿命は2年~4年短い
ちょっと驚く調査報告を目にしました。裏付けとなっている研究論文は、最後に参考文献として掲載しています。
オランダのユトレヒト大学経済学部による調査は、オリンピック銀メダリストは、金メダリストや銅メダリストと比べて、平均して寿命が2年~4年短いと報告しています。
興味深いのは、銅メダリストや予選落ちの選手の寿命には影響がないということです。
オリンピックの銀メダリストだけでなく、アカデミー賞とノーベル賞候補からも同様の結果が得られています。ノーベル賞やアカデミー賞の候補に挙がりながらも、生前、受賞することがなかった人は、受賞者と比較し統計学的に短命だったとのことです。
あともう一歩及ばずというストレスが寿命を減らす
オリンピックにしても、アカデミー賞やノーベル賞にしても、その舞台に選手として、あるいは候補者としてあがるだけで十分に才能に恵まれ、選ばれた人達であることは間違いありません。
地球上の70億人の中のほんの数人しか得られない栄誉です。
だからこそ「あともう一歩及ばず」という状況が、寿命を短くするほどの大きなストレス状態を長期に渡って体内に生み出し続けてしまうのではないかと研究者は述べています。
確かに、長期間に渡って慢性的にストレスホルモン・コルチゾールにさらされ続けると、免疫機能不全に陥り、結果、大病(心臓発作、がん、など)を招き入れることは医学的に判っている事実です。
オリンピック銀メダリストのネガティブ語録
報告書では、様々な種目のオリンピック銀メダリストが残したネガティブなコメントが紹介されていました。
「銀は負け犬。
そんな風に言うのは感謝の気持ちがないと言われそうだけれども、
本当のこと。」
「何度も何度も決勝戦のことが脳裏に浮かぶ。
その度に私の体の芯が痛む。二度と忘れることはできない」
表彰式で銀メダルを首にかけることを拒否してIOCから厳重注意された選手もいましたね。
また、どなたの言葉だったか忘れましたが、日本のオリンピック選手が以前
「金は決勝で、銅は3位決定戦で勝って終わるけれども、
銀だけは負けて終わる」
と、おっしゃっていたのを思い出しました。
負けた瞬間を繰り返し生き続けている
コメントから推察できることは、負けて終わった選手は、負けた瞬間を繰り返し、繰り返し生き続けているということではないでしょうか。
人生の時間を前に進めることができないため、負けたことは過去の出来事ではなく、今も彼等の脳裏で起こり続けている現実なのです。人生の時間が挫折の瞬間で止まってしまっているので、ストレス状態が解消されません。
オリンピック選手の多くは20代や30代の若者であることから、その後の人生の方がずっと長くなります。その、長い時間をストレスホルモン値が高いままの状態で過ごしてしまうことで銀メダリストは、金メダリストや銅メダリストよりも短命になってしまう原因のひとつではないかと研究者は推察しています。
オリンピックやノーベル賞ほどの大舞台でなくても
オリンピックやノーベル賞ほどの大舞台ではなくても、日本の入試や就活などでも同様の影響があるのではないかと危惧されます。
第一志望に不合格になり、第二志望の大学に入学した・・
第一希望の企業に就職できず、希望とは違う企業に就職した・・
来年再度受験する、数か月後に転職活動を始める、そんなことを考える人もいるかもしれませんが、それでも希望が叶えられないことだってあります。
そんな状況に際し、その「落胆」を長い間解消できずにいたとしたら・・・
「あともう一歩」の悔しさを味わって、なおかつ、寿命まで短くなったら踏んだり蹴ったりではありませんか。
この春残念なことがあった人へ
この時期、いろいろ悔しい思い、悲しい思いをした人は少なくないでしょう。
落胆の真っただ中にいる人に、何と言ってあげるのが正しいのか私にはわかりません。でも、私が、実体験として言えることは
あなたの夢が叶わなかったことは
神様からの贈り物なのかもしれない
と、言うことです。
今はそんな風に思えないと思います。それで構いません。落ち込む時は、思いっきり落ち込んで、泣きたい時には、泣くべきです。
もし涙も出ないくらい落ち込んでいたら、無理矢理にでも悲しいドラマを観て、泣いて、麻痺した心を揺り起こしてください。
そして、頭ががんがんして気持ち悪くて吐き気がするくらい泣いたら、現実を受け止める準備をしましょう。
あなたの本意ではなかった場所に、もしかしたら素晴らしい出会いや体験や機会が潜んでいるかもしれません。また、神様はあなたにはもっと別の人生の贈物を用意してくださっているのかもしれません。
置かれた場所で咲きなさい
渡辺和子
そのうちに、きっと何か、新しいものが見えてきます。
人生は長いです。
「口惜しさ」を引きずって生きるには、人生は長すぎます。(まぁ、2~4年短くなるようですけど・・)
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
受験や就職やオリンピックなどとは比べものにならないくらい些細なことですが、私の落胆が安堵に変わった体験について『私の望みが叶わな分かったことは、私にとって最良の結果でした』に報告していますので、よろしかったらご覧ください。
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参考文献:
- “The Effects of Competition Outcomes on Health: Evidence from the Lifespans of U.S. Olympic Medalists“, Adriaan Kalwij, Utrecht University, CESR-Schaeffer Working Paper No. 2017-006, 34 Pages Posted: 28 Sep 2017
- “Disappointment sends Olympic silver medallists to an early grave“, Tom Whipple, Science Editor, October 13 2018, The Times
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング