Tokyo 2020 オリンピックボランティア活動報告(3回目の活動)

2021/07/30/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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ブロンズのピンバッチをいただきました

7月30日(金)は3回目のボランティア活動日でした。

3回ボランティアをすると銅メダル?的な銅色のピンバッチ(冒頭の写真)をいただけます。もっとたくさんの日数をボランティアするとシルバー、ゴールドとピンバッチの色が変わります。

この日は、200m個人メドレー決勝に日本の萩野選手と瀬戸選手が、背泳ぎの決勝に入江選手が登場することになっている日でしたから、トリビューン担当になれたらいいなぁ~と思いながら家を出ました。

でも、英語ができる人はヘルプデスクかミックスゾーンに行って欲しいと前回リーダーが言っていましたので、トリビューンに残れる可能性は低いだろうなぁとも覚悟していました。

朝一はトリビューンの除菌とお掃除から

前回ボランティアをした日(26日)から3日が経った間に、2階と3階の除菌とお掃除は全て清掃業者にお願いすることになっていました。そのため、清掃業者の入らない4階だけをボランティアで除菌とお掃除することになりました。

前回と比較して作業エリアが狭くなったことで、とても楽になり、8時になる前にあっと言う間に終わってしまいました。

直属のボスは何と銀メダリスト

VMCを拠点にするプレス対応ボランティアのシフトの管理や様々な活動の担当分けや現場での指示出しをしてくださっていた、非常に頼りになる女性は、なんと、シドニーオリンピックのアーティスティック・スイミング(シンクロ)の日本代表チームで団体銀メダルを獲得した江上綾乃さんでした。

私は全然気がつかなかったし、ご本人も一言もおっしゃらないので、まったく知りませんでしたが、今日、ボランティアのおひとりからお伺いして、早速、ググってしまいました(笑)

前回のインシデントについてヒヤリングを受ける

江上さんのご尽力により、ボランティアの負担が軽減されたことと、メディアの方々ももう何日も経つので会場の様子に慣れて当初のようなサポートを必要としなくなってきたことなどもあり、時間的な余裕がかなり生まれていました。

そのため、飛び込みの選手達が練習する風景を眺めながらトリビューンに立っていると、江上さんが大会組織委員会の方をおふたり連れてやってきました。そして先日の「恫喝男」のことについてヒヤリングを受けました。

江上さんは先日のインシデント後、「必ず対処する」とおっしゃってくださったのですが、本当に動いてくださっていたことに感謝と感動を覚えました。また、同一人物の仕業かどうかは不明ですが、同じ様なインシデントがフォトチームに対しても昨日起きたのだそうです。組織員会にはしっかりと対応して欲しいと思うと共に、やっぱり、江上さんは信頼できる頼もしいリーダーだと確信しました。

やっぱりミックスゾーン担当に

お掃除の後、VMCに戻って、本日の担当分けを待っていると、江上さんが直接私のところへいらっしゃり、

「ミックスゾーンで入室管理してくれてたよね。
ミックスゾーンいけるよね」

と。今までは「~を担当したい人ぉ~?」と全体に訊いてくれていたのですが、今日はご指名がかかってしまいました。

この日、ミックスゾーンを専門に担当しているスタッフのおひとりがお休みだと後で知りました。そのため、今日のミックスゾーンは、経験したことのあるボランティアだけにしたかったようです。

ミックスゾーンは、競技を終えた選手が歩いて通り抜ける道すがら、メディアが呼び止めてインタビューする場所です。

ミックスゾーンでドレセルを間近に観る

ボランティアは、選手の写真を撮ってはいけないことになっていますので、写真はネットからいただきました(笑)

ミックスゾーンでの会見が始まった直後は、前回同様に、プレスが会見用のパスをもっているかを入口で確認する作業をやっていました。しかし、入室できるプレスがほぼミックスゾーンに入ってしまった後は、出入りを確認しつつも、選手の会見を眺めることができました。

準決勝を終えたドレセル選手がミックスゾーンに登場した時には、彼の美しいタトゥーを間近で観ることができました。

前回のリレーの時は、表彰式後だったためウエアを着ていらっしゃったので、4人のうち誰が彼なのか分からなかったのです(笑)

彼が飛び込む時の姿は、まるで鷲が羽ばたくようで美しいのです。

NHKスペシャルで観た時は、とても体の大きな選手なのかと思っていましたが、直に見た彼は、他の選手と比べてもそれほど大きいわけではなく、返って少し小柄に見えました。彼の首筋の筋肉が彼の脅威の肺活量を生み出しているとNHKスペシャルによる人体解析は伝えていました。

トレイガールデビュー

ミックスゾーンでは、英語ができる人は、メディア/プレスの人たちが、ミックスゾーンに入室できるパスをもっているかを入口で確認をすることになっていました。そのため、わたしはずっと入口にいることが多かったのですが、本日の後半は、メディアと選手との間に作られたギャップ(境界)の中に入ることになりました。

ギャップ(境界)とは、コロナ対策のため、選手とメディアの間を2m開けるように設けられた柵で仕切られた場所のことです。その境界内に長テーブルを置き、ボランティアがメディアの録音機器をトレイで預かり、テーブルの上に設置します。

つまり、ボランティアはメディアとアスリートとの間の、この境界内で働くことになります。

上の写真は、ギャップの中から私が撮ったものです。左に写っているのはメディアの方々で、見切れている右側に選手がいます。選手の写真は撮ってはいけないことになっていますのでご了承ください。

メディアの立ち位置は、国ごとに割り振られていて、記者側の柵に国名プレートが貼ってあります。

この日、スタッフひとりだけで、ロシアと中国と東欧諸国のメディアセクションを担当されていたのですが、やはりおひとりでは大変なので、そこへヘルプに入ったのです。

しばらくすると、彼女が記者会見場に呼ばれてしまったため、後半は私ひとりでロシア・中国・東欧諸国を担当することになってしまいました。

オーストラリアとアメリカのセクションは、メディアの数と選手の数が多いことから、ボランティアは2名以上で対応しているのですが、ロシア・中国・東欧諸国をひとりで対応するのは、なかなかテンパりました。特に、ロシアの選手と中国の選手が同時にいらっしゃった時は、手が8本くらい欲しかったです(笑)

中国の汪順選手はおちゃめだった

こちらの写真もネットからです。

そうこうしていると、日本の瀬戸選手、萩野選手と一緒に決勝を戦い、金メダルを獲得した汪順 選手がミックスゾーンに現れました。

中国メディアの方々から録音機器をトレイで預かり、汪順 選手の前のテーブルに設置していたのですが、メディアの数が多くて、わたしがわちゃわちゃとテンパっていたら、 汪順 選手が手を伸ばして、2 m 先にいる中国メディアが差し出した大きなマイクを直に受け取り、テーブルの上に設置してくれたのです。

2m先に手が届くことが既に驚きですが、選手がそんなことをしてくれることにも驚きました。更に、 汪順 選手はわたしに向かって「もしもし?」と日本語で言い笑顔を見せてくれたのです。

ボランティアはあくまでも黒子なので、選手から話しかけられることは想定外だったため、思わず声に出して笑ってしまいました。すると中国メディアの方々も一緒に笑い、場の空気が一気に和んだ瞬間でした。一瞬にしてファンになりました(笑)

メダルを獲った他の選手たちも、「Congratulations(おめでとうございます)」と声をかけると、皆、大抵「Thank you」とか「ありがとうございます」と日本語で笑顔で答えてくださいました。皆さん、本当に素敵な笑顔でした。

そして自己満足

残念な結果に終わった瀬戸選手、萩野選手、入江選手が、ミックスゾーンを通る時に、「お疲れさまでした」とそれぞれに声をかけました。自己満足ですが、健闘を労いたかったです。

お三人共、丁寧にお返事をしてくださったのですが、返ってご迷惑だったかもしれないと後で少し反省。

全ての決勝の後でランチ休憩

今日のランチはこんな感じでした。3日間来て、今のところ3日とも異なるメニューでした。この日も自宅から自家製ピクルスとフルーツを持参しました。

フルーツは冷凍しておいたものです。ランチまでの間に溶けて汁が出ていましたが十分歯ごたえがあって美味しかったです。汁も全部いただきました。

この日は、午後シフトのボランティアの人達が来るまで特にやることはないとのことで、江上さんからランチ後は直帰して良いと言われていました。

トリビューンで試合の様子を直に観ることはできませんでしたが、ミックスゾーンというなかなか経験できない場にいることができて、十分以上に満足な1日でした。

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