人生最良のチャプターを計画する

2017/03/28/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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人生は7年ごとに新しいチャプターを迎える

“Life is like a book.
Some chapters are sad, some are happy, and some are exciting.
But if you never turn the page,
you will never know what the next chapter holds.”

「人生は一冊の本のようだ。
ある章は悲しく、ある章は幸せで、またある章はエキサイティングだ。
しかし、ページをめくらなければ、
次の章に何があるのかは分からない。」

ルドルフ・シュタイナー

成人したり、結婚をしたり、新しい仕事に就いたり、子供が大学入学のために巣立っていったり、離婚をしたり、こうした出来事は、全て、人生の新しい章(チャプター)の始まりを意味しています。

年齢ごとのテーマとは

20世紀初の哲学者ルドルフ・シュタイナーは、人生は7年ごとに新しいチャプター(章)を迎えると言いました。

人生には各年齢におけるテーマ(課題)が存在し、次のチャプターに進むための準備になっていると言います。

年齢: 0-7歳

身体と精神の発達が起こるチャプター(章)です。あなたの性格や価値観もこの時に形成されていきます。あなたはスポンジのように全てを吸収します。自分自身、他人、世の中に対する見方が作られ、物事に「良い」「悪い」というレッテルと貼りはじめます。「安全」か「危険」かのレッテルも貼っていきます。

年齢: 7-14歳

どんな風になりたいかというお手本となる人物を探し始めます。同時に、前のチャプター(章)で形づくった価値観の精査も行われ、教えられたことの意味を理解し始めます。頭で理解したことと、実際の経験とを関係づけることも行われます。

年齢: 14-21歳

自立のチャプター(章)です。同時に自分が属する社会的なネットワーク(つながり)を作りはじめます。関心のある事柄について更に探求を深めたり、異なる人格を演じてみたりする時期です。感情が優先され、むやみに劇的だったり、情熱的になりがちです。親などの保護者や権威ある存在と、あなたの自立や自主性について、力の押し合いとなりがちな年齢です。

年齢: 21-28歳

法的に成人です。大人としての判断が求められます。あなたの意識はキャリアや成功(社会の中でどのようにやっていくのか)に向けられてきます。とてもエキティングな人生のチャプター(章)となるのが普通です。あなたは自立し、多くの困難に直面していきます。「自分」を確立するのが、このチャプター(章)です。

年齢: 28-35歳

キャリアをある程度作り上げるチャプター(章)です。20代での経験から学んだあなたは、自分のことをよく分かっていると感じます。人生のパートナーを探し始めるのもこのチャプター(章)で、自分自身の家族をスタートします。「人生を謳歌している」という感覚をもつことが多いチャプター(章)です。

年齢: 35-42歳

毎日を無為に自動運転モードで過ごすという罠に陥らなければ、あなたは、いったい自分が人生で何をしたいのだろうか、現状に自分は満足しているのだろうかと疑問に感じ始めます。いったい何が障害となっているのかを見極める時であり、変化を起こす可能性のあるチャプター(章)です。

年齢: 42-49歳

大きな変化が起こるチャプター(章)です。あなたは自己の人生経験を消化し代謝し、そこから学びを吸収し、新しい考え方や在り方ややり方を取入れていきます。大きな変化の時であり、新しい方向に進む、人生の転機です。例えば、離婚や再婚、転職など。また、古い考え方や価値観を捨て、まるで新しく生まれ変わり、二度目の人生(セカンドライフ)を始めるようなチャプター(章)です。

年齢: 49-56歳

あなたの身体やエネルギー(人生に対する熱意そのものかもしれません)に変化を感じるチャプター(章)です。意識は自己の内面に向かいます。そして多くの人は、今まで重要だと思っていた事柄がそれほど重要ではなかったというような、「気づき」や「覚醒」を経験します。意味のある人間関係や会話に興味をもちます。

年齢: 56-63歳

自分が何者なのかを悟り、愛情や平和や絆や喜びの多い方法で人生を楽しみます。退職が視野に入り、残りの時間をどのように誰と過ごしたいか再評価し始めます。旅行に行きたい衝動が起こります。勤勉に働いてきた人生の後、のんびり過ごすようになるかもしれません。

年齢: 63-70歳以上

人生を目的や喜びや充実感をもって過ごすことの大切さについて理解し、そのための知恵を蓄えています。人生で与えられた贈物に対して深い感謝の念を持ち、沈黙や自然、祈りの時間や瞑想などを楽しみます。

あなたの次のチャプターはどんなでしょうか

シュタイナーの年齢ごとのチャプターは、必ずしもあなたの今の状況と合致しないかもしれません。でも、これからの数年間をどのように過ごしたいかを考える良いきっかけとなります。

これからのチャプターをどんな物語にしたいですか?

  • どんな人になりたいか
  • 何をしていたいか
  • どんな生活をおくりたいか
  • 何を獲得したいか

あるいは、もっと自由に使える時間をもって、次のようなことをしたいということかもしれません。

  • 珍しい場所に旅行に行く
  • 趣味を極める
  • 大切な関係に投資する
  • 健康を充実させる
  • 新しい事業を始める

あなたの次のチャプターのイメージを作る

ゆったりと座り、目を閉じて深呼吸を2~3回し、次の人生のチャプターをイメージしてみましょう。

これからの7年をどんな人生にしたいか、理想的な状態をイメージしましょう。

  • あなたのキャリアはどのようになっているでしょうか?
  • 健康面はどうでしょうか?
  • 親しい関係の人や友人達とはどうなっているでしょうか?
  • 家族との関係はどうでしょうか?
  • 何を楽しみにしている(興味をもっている)でしょうか?

イメージした事柄を文字にしましょう。

文章にしておきましょう。

そのイメージに近づけるために、日々、どんなことができるか小さなステップを書き込んでいきましょう。

  1. 7年間の大枠のイメージを1年ごとのイメージにして、文章にしましょう。
  2. 更にそれを半年ごと、3か月ごとに分解してイメージしてましょう。

そうすることで、イメージに具体性が生まれます。

定期的に進捗を確認し、それを記録しましょう。必要ならば、方向転換しましょう。

あなたの7年間のビジョン(イメージ)を念頭に、毎日を過ごすようにしましょう。そして、何かのサインや兆候やシンクロニシティ(共時性、同時発生的なこと)に注意を向けましょう。

大切なことは執着しないこと

あなたのイメージやビジョンを脳裏におきつつも、そこに縛られないことが大切です。次のような心の状態を維持することにも留意しましょう。

  • 広い心でいる(オープンマインド)
  • 柔軟でいる
  • 好奇心を大切にする
  • 適応する
  • 心のむくまま自然に動くこと(無心の自発性)

あなたのコンフォートゾーン(心地よく感じる世界)の外に出てみたら、かつて空想でしかないと思っていた物事を実現できる可能性があることに気がつけるかもしれません。

私の妄想が実現した話

私の人生は、今の処、とても面白い展開をしていると思います。

振り返ってみると、子供の頃、例えば中学生や高校生の頃に「行きたいと思っていた場所」や「やりたいと思っていたこと」を、不思議と達成してきたことに気がつきます。

コロラドに住んだことも、ドイツに住んだことも、自分でその場所を選択したわけではなく、進学相談をした人に勧められたり、会社の転勤だったりした結果なのですが、でも中学生の時、ジョン・デンバーというアメリカの歌手が大好きで、コロラドの赤い大地で暮らすことをいつも夢見ていましたし、高校生の時、『エロイカより愛をこめて』という漫画が大好きで、中でもドイツ人の「少佐」が大好きで、ドイツへの憧れを強くもっていて、いつかドイツで暮らしたいと思っていました。そして、その漫画のお話のように、世界が動くその中で、世界の動きを感じられる場所にいたいと、かなり強く思っていました。

中学生や高校生にありがちな浮世離れした妄想のような思いです。だからすっかり大人になった私はその頃の自分の思いや憧れを忘れていました。

でも、きっと、その時の強い気持ちが、大人の私の中にも宿っていて、知らぬ間にその希望が叶うような選択をしていたのかもしれません。

その結果、大学時代をコロラドで過ごし、卒業後はドイツにも住み、気がついたら子供の時に強く行きたいと願っていた国に、旅行ではなく、ちゃんと暮らすことができているのです。

そして、ベルリンの壁が落ちた時そして東西ドイツが統合した時フランクフルト(ドイツ)にいました。ソビエトが崩壊した時モスクワ(旧ソ、現ロシア)にいました。旧ソの共和国が独立して資本主義を歩きはじめた時エストニアにいました。全て偶然の出来事です。だって、一小市民の私がベルリンの壁が壊れることや旧ソがいつ崩壊するかなんて予測することはできませんから。そのタイミングで、その当日に、その国にいられたことは奇跡です。

でも「世界が動く時、そこに居たい」という高校生の時の私の妄想が現実になった瞬間です。(なぜそこに居ることになったのか等、この辺の経緯は、また、機会があったらお話しますね。全部、仕事絡みなので「居た」だけじゃないんですけどね、笑)

思い出話

思い出話を書いた記事をこちらでご紹介します。

コロラドの思い出・・・『ボルダーの思い出

モスクワの思い出・・・『旧ソ連時代のロシアでの私の思い出

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

私の子供の頃の妄想が実現したのですから、きっと、今あなたが、今後どうなっていたいのかを強く思えば、例えそのことを顕在意識が忘れてしまったとしても、あなたの無意識/潜在意識が、導いてくれるのだと私は信じられます。

例え、それが妄想のように現実離れしたことであっても(笑)

さて、あなたは、今、どのチャプターで、どんな風に過ごしていますか?

これからどんな風に過ごしたいですか?

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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新学期は、毎年3月と9月です。講座でお会いしましょう。

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