ヘルスコーチが解説|鉄分不足でも甲状腺機能低下症の症状が起こることがある

2021/03/30/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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その症状は本当に甲状腺だけが問題ですか?

甲状腺機能低下症の症状とまったく同じ症状が、鉄分不足でも起こります。

最も多く現れる共通する症状は、倦怠感です。1日中疲れが抜けません。前の晩によく眠れていても変わりません。加えて、次の症状も現れます。

  • 免疫機能の低下
  • 風邪をひきやすい
  • 傷が治りにくい
  • 抜け毛が増える
  • うつ傾向

貧血については『鉄分だけ摂ってもダメ!?低血圧の症状が起きた時の対処法と貧血を改善する食事』もご参照ください。

鉄分と甲状腺ホルモンは加齢に伴い一緒に減る

実は、体内の鉄分の量と甲状腺ホルモンの量は加齢に伴い同時に減っていきます

なぜなら、次のように相互に影響しあっているからです。

  1. 加齢に伴い胃酸の分泌が減少
  2. 胃酸の減少によって鉄分の吸収が減少
  3. 体内の鉄分不足が、甲状腺ホルモンT4のT3への変換を鈍化
  4. 活性甲状腺ホルモン(T3)が不足

甲状腺機能低下症の薬を飲んでも症状が改善しない

甲状腺機能低下症の薬を服用しても、30%~50%の人で症状の改善がないことが報告されています。

もし甲状腺機能低下症の投薬を受けているのに、症状が改善しない場合には、様々な理由が考えられますが、そのひとつとして、鉄分不足になっている可能性が考えられます。

甲状腺ホルモンには鉄分が必要です。

重篤な鉄欠乏性貧血によって、次の様な仕組みで甲状腺の機能が損なわれます。

  1. 脳下垂体でのTSHの分泌増加
  2. 甲状腺ホルモンT4の卵(サイログロブリン)のT4へのヨウ素化を助ける甲状腺ペルオキシダーゼの活性が低下
  3. 肝臓におけるT4からT3への変換の抑制
  4. T3の代謝促進
  5. T3の核受容体との結合の減少

実際に、鉄欠乏の被験者ではTSH が増えているのにも関わらず、T3とT4 の両方が少ないこと、つまり甲状腺機能が低下していることを報告する研究がいくつかあります。

なお、甲状腺ホルモンのTSH、T4、T3については『甲状腺機能低下症|(1)こんな症状ありませんか?検査の見方と間違えられやすい病気』をご参照ください。

鉄欠乏状態を治療する/改善することで、ヨウ素補給が向上することが確認されています。

レボチロキシンと鉄分のサプリメントは一緒に飲んではいけない

だからと言って、T4甲状腺薬 L-サイロキシン(レボチロキシン)を服用している人は、鉄分のサプリメントを一緒に飲んではいけません。

鉄分のサプリメントに用いられている硫酸第一鉄と一緒に服用すると、チロキシン(T4)の吸収が低下してしまいます。

鉄分のサプリメントを飲む前に、必ず医師に相談してください。

なお、鉄分のサプリメントの注意点と摂り方については『鉄分』をご確認ください。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

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