バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
小麦は意外なところに使用されている
シリアック病やグルテン不耐症をもっている人だけでなく、自己免疫疾患をもっている人などは、グルテンを避け、グルテンフリーを実践することを考えていらっしゃると思います。
小麦は、まさかと思われるような食品にも多く使用されているので、注意深く原材料を確認する必要があります。
今回は、小麦が含まれているとは通常思われていない、でも小麦が使用されている可能性の高い食品についてご紹介します。
グルテンについては『今更ですがグルテン極悪説をどう思いますか?』をご参照ください。また、シリアック病とグルテン不耐症については、『シリアック病とグルテン不耐症』をご確認ください。
キャンディー/グミ
微量ですが、小麦が使用されているケースが散見されます。
パッケージ裏の原材料表を確認して購入するようにしてください。
味噌
米麹を原料とした、一般的に販売されている、いわゆる「米みそ」は大丈夫です。
しかし、麦麹を使用した「麦みそ」や、麦みそを合わせた「調合みそ」は避ける必要があります。
また、大豆の豆麹で造る「豆みそ」は大丈夫だと思いがちですが、そうではありません。
豆麹は、大麦を煎って粉末にした香煎に、種麹を混ぜて製麹して造られるということをブログの読者さんから教えていただきました。小麦ではなく大麦を使用していますが、大麦にもグルテンが含まれていますから、避けなければなりません。
醤油
お醤油が大豆と麹と塩だけで造られていると思っている人は案外多いのではないでしょうか。私もそうでした。
しかし、お醤油は、大豆、小麦、食塩を原料として麹で発酵・熟成させた調味料です。
一般的に「たまり醤油」にも、厳密には少量ですが小麦が使われています。
小麦をまったく含まないものは「醤(ひしお)」と呼ばれるものですが、これを「たまり醤油」と呼ぶこともあるようです。そのため、「たまり醤油」という名称を見た時には、裏の原材料表を確認して、小麦の有無を確認した方が安心です。
また、大豆も小麦も使用せず簡単に作れる室町時代のお醤油の作り方は『煎酒』をご参照ください。
麦芽酢
お酢には、「醸造酢」と「合成酢」の2種類があります。醸造酢は更に「穀物酢」と「果実酢」に分類されます。
この穀物酢の中には「麦芽酢」という麦を原料として造られるお酢があります。
お酢を購入したり、お酢が使用されているお惣菜などを購入する際には、原材料表を確認することをお勧めします。
ピクルス
麦芽酢で作られたピクルスでないことを確認しましょう。
ソーセージ/ハンバーグ
ソーセージやハンバーグなど、お肉の練り物には、つなぎとして小麦粉が使われているケースがありますので、原材料表を確認することが必要です。
蒲鉾など魚介の練り物
伝統製法の蒲鉾には「でんぷん」は含まれていません。
しかし、大量生産されている蒲鉾やちくわ等の中には、「小麦でんぷん」を含むものがあります。
「でんぷん」としか記載のないものは購入を一旦控えてメーカーに問い合わせると安心です。
サラダドレッシング
サラダドレッシングのトロミを出すために、小麦が使われていることがあります。
原材料表を確認することを忘れずに。
味付きポテトチップス
味の深みやフレーバーのバリエーションのために、ライ麦や大麦が使われていることがあります。
ベジーバーガー
お肉のハンバーガーと同じです。
つなぎに小麦が使われていることが多いので、お店に確認してから注文することが重要です。
そら豆
グルテンは、厳密に言うと、グリアジンとグルテニンというタンパク質が結合したものです。
そら豆のタンパク質の約30%はグルテニンです。グルテンではありませんし、様々な疾患との関係性が報告されているのは「グリアジン」の方ですが、冒頭に記載した疾患をもっている人は、念のため、避けておく方が安心です。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
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