バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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もしやコロナ??
2020年より前なら、喉が少しぐらいイガイガしても、ちょっとくらい息切れがしても、心配になることなんてなかったはずです。でも全てが変わってしまいました。
今はほんの少しの呼吸器の違和感でも、「もしやコロナ?」という不安が脳裏をよぎります。
「症状の多くが共通しています。
私のような内科医にとっても、ある人がコロナウイルスに感染しているのか
インフルエンザなのかを見ただけで判断するのは困難です。」
と、ハーバード・グローバル・ヘルス・インスティテュートの前の院長で、現在は、ブラウン大学公衆衛生学の学長を務めるアシシュ・ジャー(Ashish Jha)医師はおっしゃっています。
コロナウイルスか否かを見分けることはできるのでしょうか?
10月20日にハーバード大学からのヘルスレターの内容を皆さんにお伝えしましたが、その後、南カリフォルニア大学によって日本の研究所と共同でデータ解析した結果が公表されました。
そこで、ハーバード大学からのヘルスレターの内容に新情報を追加して、あらためて執筆しなおしましたのでご案内します。
なお、元のレターへのリンクと新に追加した研究論文を参考文献として最後に掲載しています。
新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症は、非常に感染力の高いSARS-CoV-2と呼ばれるコロナウイルスの一種によって呼吸器に起こる病気です。一般的な風邪菌の従兄弟ですが、その症状は、非常に重篤化する可能性があるものです。入院の必要が生じたり、後遺症が残ったり、死に至ることもあります。
主な症状|味覚と嗅覚の喪失(鼻づまりはない)、発熱、咳、息切れ、筋肉痛
その他の症状|喉の腫れ、下痢、鼻づまり、鼻水、寒気、悪寒、頭痛、疲労、食欲不振
注意:無症状感染者が存在します。
新しく追加された研究によれば、コロナウイルス系(新型、SARS、MARS)の感染に特徴的な初期症状は、発熱だということです。
発熱から始まった風邪の症状は、新型コロナウイルスである可能性が高いとのことです。
また、新型とSARS、MARSとの区別は、新型コロナウイルスは胃に影響し、吐き気や嘔吐が先に起こり、SARSとMARSは腸に影響し先に下痢が起こるのだそうです。
インフルエンザ
インフルエンザA、B、Cウイルスによって呼吸器に起こる感染力の高い感染症です。秋から冬(10月から3月)にかけて感染者が増えますが、1年中存在しているウイルスです
主な症状|発熱、筋肉痛、咳
その他の症状|喉の腫れ、下痢、鼻づまり、鼻水、寒気、悪寒、頭痛、疲労、食欲不振
コロナウイルス感染症との違い|インフルエンザで息切れ(呼吸困難)が起こることはめったにありません。
新たな研究によれば、インフルエンザとコロナウイルス系の顕著な違いは、インフルエンザの初期症状は咳なのだそうです。咳から始まった風邪の症状の場合、インフルエンザである可能性が高いとのことです。
風邪
風邪は、数百もの異なるウイルスによって起こる上気道への感染症です。通常、症状は軽く、1週間ほどで治ります。
主な症状|鼻づまり、鼻水、咳、喉の腫れ
その他の症状|発熱、筋肉痛、疲労
コロナウイルス感染症との違い|風邪で、息切れ、筋肉痛、寒気、食欲不振、高熱が起こることはありません。
季節性アレルギー
季節性のアレルギーはウイルスによっては起こりません。免疫システムがヒト由来ではない無害な物質、例えば花粉、に対して、まるで有害物質であるかのように反応してしまうことで起こります。アレルギーは、大抵、季節性のため、数週間から数か月続きます。(秋から冬にかけてのアレルゲンの多くはカビです)
主な症状|鼻水、目のかゆみ、くしゃみ、鼻づまり
その他の症状|鼻づまりによる嗅覚の喪失
コロナウイルス感染症との違い|アレルギーは、発熱、咳、息切れ、筋肉痛、寒気、疲労、食欲不振は起こしません。
喘息
喘息は、気道の炎症によって起こる慢性肺疾患です。気道が狭くなり、呼吸が苦しくなることで、新型コロナウイルス感染症と間違われることがあります。喘息は、風邪やインフルエンザによっても起こりますが、異なる疾患です。
主な症状|ヒューヒューという呼吸音、息苦しい、胸の締め付け感、咳が止まらない
その他の症状|急激な息切れ、胸の締め付け、心拍の上昇、発汗、唇や爪が青くなる
コロナウイルス感染症との違い|喘息で、発熱、筋肉痛、喉の腫れ、下痢、鼻づまり、味覚や嗅覚の喪失、鼻水、寒気、悪寒、頭痛、疲労、食欲不振は起きません。
私たちは何をすべきか
「平気なふりをしてはいけません。
もしコロナウイルスに感染したかもしれない心当たりがあり、
また、心配な症状なら保健所や指定の病院に電話して、
症状について相談してください。気分が悪くなった時に直ぐに何の病気か決めつけるのではなく、
今までの季節性疾患の症状とコロナウイルス感染症特有の
症状との違いをちゃんと知って適切に行動することが大切です。」
とのことでした。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
日本では、今のところ、今年は例年に比べて、インフルエンザで病院を受診している人が少ないそうです。それはきっと皆が、例年以上に手洗いうがいをしているからかもしれませんし、単に病院に行くのが怖いからなのかもしれませんね。
今回の情報がこれからの季節を安心して過ごす参考になれば幸いです。
また、こちらの記事も参考にしていただければ幸いです。
でももし、おひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
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参考文献:
- “COVID-19 or something else?”, September, 2020, Harvard Health Letter
- “Modeling the Onset of Symptoms of COVID-19”, Joseph R. Larsen, Margaret R. Martin, John D. Martin, Peter Kuhn and James B. Hicks, Front. Public Health, 13 August 2020 | https://doi.org/10.3389/fpubh.2020.00473
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング