バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
精神栄養学って何?
精神栄養学は、食べるものを変えることで心の状態を変えようとする新しい栄養学です。
しかし、精神栄養学は、心の状態へ直接働きかけるのではなく、食事を改善することで脳機能の働きを改善することを目指しています。その結果として、心の状態が改善することを期待するものです。
肉体と同じ様に心も物質からできていると考えるアプローチです。
食事を改善する → 脳が改善する(・・→ 心が改善する)
一方、ソフィアウッズ・インスティテュートがヘルスコーチングのベースとしている統合食養学は、心の栄養を最も大切にする、こちらも新しい栄養学です。心の状態によって、何を食べるかの選択や、どう食べるかが影響されると考えます。
例えば、退屈な時や気分が落ち込んだ時、お腹が空いていないのにお菓子を食べてしまったことあるのではないでしょうか。でも、いくらお菓子を食べても心の穴は埋まりません。一方で、楽しいこと好きなことをやっている時はお腹が空いたことに気がつきません。
心の栄養は体も満たせるんです。そのため、心に栄養を与え満たすことを最優先に考える栄養学です。
フランスの哲学者デカルトの「我、思う。ゆえに、我、在り」という有名な言葉で表現されるように、心は肉体(物質)とは異なるものだとする考え方です。
心を満たす → 食事が改善する
精神栄養学と統合食養学のアプローチは、相容れないアプローチ、あるいは卵が先か鶏が先かの議論のように思われるかもしれません。でも、統合食養学的には、この2つのアプローチは相反するものではありません。心は物質か否かの議論はさておき、私達はホリスティックな存在ですから、どこから始めても結果は同じになるはずです。
あなたが納得するところから始めれば良いのです。
実際、ソフィアウッズ・インスティテュートは、マインド・ボディ・メディシン講座の中で、心による食事への影響だけでなく、食品のもつ心と体への影響について詳しく教えています。また、プライベート・ヘルスコーチング・プログラムでは2つ同時に取り組みます。
精神栄養学が重要視する脳機能と食事
脳は常に「オン」の状態です。脳はあなたの思考や行動、呼吸そして鼓動や感覚を管理しています。あなたが寝ている間も四六時中働いています。
だから、脳は常に常に燃料補給が必要な臓器です。その「燃料」とは、あなたが食べるものです。
脳の直接的なエネルギーになるものは、ブドウ糖です。でも、脳機能にとって必要なものはブドウ糖だけではありません。どちらかというと、脳の構造と機能に影響を与えるのは、ブドウ糖以外の食品成分です。
例えば、プレミアムガソリンを入れた時の車の様に、ビタミンやミネラルや抗酸化物質を豊富に含んだ良質な食事をすると、あなたの脳はよく機能します。
バランスの良い良質な食事は、脳を滋養し、酸化ストレスから守ってくれます。脳の酸化ストレスとは、脳が酸素を使ってブドウ糖をエネルギーに変換する時に生じる「ゴミ」のことです。これを放置すると、脳細胞・神経細胞にダメージが起こります。
粗悪なガソリンを入れると車に不具合が生じるように、食品添加物の多い加工食品や精製された炭水化物(白砂糖、白米、白い小麦など)の多い食事をしていると、脳機能は適切に働かなくなります。
白砂糖の害
例えば、白砂糖は、脳にとって有害です。
白砂糖は、インスリンの恒常性を悪化させることに加え、内臓炎症や酸化ストレスを促進させます。白砂糖と脳機能の不全との間には、相関関係があること、そして、うつなどの気分障害の症状を悪化させることが複数の研究によって報告されています。(白砂糖の害については『免疫機能の暴走』もご参照ください。)
酸化物質の害
脳の呼吸によって生じた酸化ストレスが、食品の抗酸化物質によって中和されず、脳の閉じ込められた空間を循環し続ければ、脳細胞はダメージを受け、その結果は、測り知れません。(脳の酸化予防してくれる食品については『脳の酸化還元』をご参照ください。)
食べたもので心の状態が変わる理由
幸せホルモンのセロトニンは、睡眠、食欲、気分、痛覚に関係している神経伝達物質です。そして、セロトニンの約95%は腸管で善玉菌によって造られます。しかも、腸管には何億個もの神経細胞が連なっています。
つまり、あなたの気分は、腸管の健康とそこに住む何兆個もの善玉菌に影響され、腸管と善玉菌の健康はあなたの食事によって大きく影響されるのです。
腸内の善玉菌は、食べ物の消化吸収を助けているだけではありません。
- 腸壁を守り、有害物質や病原菌が入り込まないように強いバリアを形成しています。
- 内臓炎症を抑制しています。
- そして、腸と脳の間の神経伝達経路を活性化しています。
加工の少ない伝統食 vs 加工の多い現代食
地中海地域の食事や日本の和食の様な伝統的な食事と、アメリカを中心とした典型的な欧米の現代食とを比較した研究の多くが、うつの発症は、伝統食を主に食べているグループで、約25%から35%も少ないことを報告しています。
研究者は、この違いは、伝統食には次の食品が多く含まれていることを挙げています。
- 野菜
- 果物
- 全粒穀類
- 魚/魚介類
- 発酵食品(天然の善玉菌補給源)
そして、肉や乳製品が少なめであること。
更に、伝統食は、典型的な欧米型の現代食に比べて、食品添加物や白砂糖の利用が少ないことが挙げられています。
心と食事について執筆した記事
今までに食事と心の状態との関係について執筆した記事には次のようなものがあります。ご覧ください。
- 『不安症の人の誤解されやすい行動と不安症を予防改善する食事』
- 『サイコビオティクスと呼ばれる腸内細菌は私達の気分を説明できるのか』
- 『沈んだ心を楽にして落ち込みにくい心を造る方法』
- 『不足すると性格が変わる』
- 『マイクロバイオータが私達の世界観を左右する』
- 『自宅でご飯を食べないと鬱になりやすい?自宅で料理すべき3つの理由』(IN YOU 提供記事)
私がわくわくしているのはなぜ?
時間的な余裕が8月末まで生まれましたので、カンタベリー大学が提供している精神栄養学の授業を受講することにしました。
セルフドクターコースでは、脳機能と食事や幸せ体質の作り方など、既に、精神栄養学に基づくアプローチについて教えてきましたが、精神栄養学は、ここ最近、世界的に注目が高まっている分野であることから、改めて、大学から最新の情報を学ぶことにしたのです。
正式な修了証取得を目指して、今、挑戦しています。
新しいこと、知らないことを学ぶのは楽しいですね。わくわくします。
統合食養学が勧める心の栄養素の補給方法のひとつに、「新しいことをやる」というものがあります。
では、私が今わくわくして楽しい気分になっている理由は、さてどちらでしょうか?
- 精神栄養学が言うように「バランスの良い食事のお陰で脳機能の働きが正常だから」なのか?
- 統合食養学が言うように「新しいことに挑戦すること自体が心の栄養になっているから」なのか?
あなたはどちらに納得しますか?
私は、どっちも正解だと思っています(笑)
さて、ここしばらく閉じこもり気味の数年だったので、外へ出かける機会も作ってみようと考えています。せっかく生まれた時間ですから、他にも面白そうなことがあったら挑戦してみようと考えています。
もし面白そうなことがあったら、情報のシェア、お願いします♪
あまり費用が掛からないことなら、より嬉しいです(笑)
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
「まず気に入ったものを作り、食べ、それから遊び、
向田邦子
それからおもしろい本を読み、
残った時間をやりくりして仕事をする」
向田邦子先生の好きな言葉のひとつです。
仕事に追われて、朝から夜中・・明け方まで仕事をして、空腹を満たすだけの適当なものを食べ、遊びを忘れていた頃から比べたら、今は、向田先生の言葉にかなり近い、心穏やかな幸せな時間を過ごしています。
これからも、気に入ったものを自分で作って食べ、楽しいと思うことをして、好きなことを学びつつお仕事をしていけたら幸せです。
>>『カンタベリー大学から精神栄養学の修了証を取得しました』
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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