飴色じゃない玉ねぎの冷凍常備菜

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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玉ねぎは、乾燥した状態で風通しの良い、直射日光が当たらない場所で保管するのが最適です。

左側は実家のベランダの隅に弟が作ってくれた保管場所です。右側は東京の家での保管場所です(写真には玉ねぎが入ってませんが、入れている時は一番下の段にいれてます)

夏場もよほどのことがなければ、これで例年は大丈夫だったのです。しかし昨年(2023年)の夏は、猛暑のためか、実家に帰省中、東京の家の玉ねぎが悪くなってしまいました。

しかし、冷蔵庫で保管すると、いくら新聞紙に包んでおいても、なぜか芽が出るという経験を何度もしているので冷蔵庫での長期保存もしたくありません。

そのため、今年は夏休みの帰省前に、とりあえず残っている玉ねぎをすべて常備菜にしてしまおうと決めました。

  • 玉ねぎ・・・小さめ4個(何個でも構いません、笑)
  • オリーブオイル・・・適量
  1. 玉ねぎをみじん切りにします
  2. お鍋(フライパンでも可)に玉ねぎとオリーブオイルを入れて炒める
  3. 玉ねぎが薄黄色になったら火を止めて、冷ます
  4. 玉ねぎが冷めたら製氷皿に小分けしていれる
  5. 冷凍する
  6. 凍ったら製氷皿から外してシリコンバッグに入れて冷凍保存

よく玉ねぎは飴色(茶色)になるまで炒めた方が甘味が強くなって美味しいと言いますね。確かに、飴色になるまで炒めたら甘味が増して美味しいです。

それは、メイラード反応と呼ばれる、加熱などによって食品に含まれている糖が、タンパク質の構造を変化させる現象が起きたからです。

この反応は、「糖化」とも呼ばれますが、私たちの体内でも加齢とともに徐々に起こっている現象です。体内の糖化が老化に伴う疾患の原因のひとつと考えられています。

この糖化によって作られる物質が、「AGEs」とか「最終糖化産物」と呼ばれるものです。

体内で自然現象として起こってる糖化に加えて、糖化された食品を多く食べることでも、体内の糖化が進むと考える研究者もいます。一方で、食品からのAGEsの摂取は体内老化にあまり影響はないとする研究者もいます。未だ、結論がでていない議論です。

わたしは、あまり神経質になる必要はないと思っています。

特に、どうしても糖化が避けられない食品や料理(例えば、味噌、醤油、ローストチキンなど)を無理に避ける必要はないと思っています。

でも、玉ねぎの常備菜に関しては、わたし個人的には薄黄色くらいに炒めたくらいでも十分に甘さが感じられ、逆に甘すぎないのでこの方が好きなんです。だから無理に飴色にまで炒めません。長時間炒める必要もないので楽です(笑)

また、甘さ控えめなので、さまざまなお料理に転用できて便利です。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

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