
バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
目の下のクマ気になりませんか?
クマと私の付き合いはかなり長いんです。
もともと血虚体質だったので、寒くなると瘀血(おけつ: 血行が滞っている状態)になり、目の下にクマが現れます。更に、目が弱いのでパソコンやスマホでの仕事が長時間に及ぶと、目の負担が大きく、目のクマが濃くなっていきます(涙)。
面白いことに、右目よりも弱い左目ではなく、右目の下の方により濃いクマができます。弱い左目をかばって右目への負担が大きくなっているのでしょうね。
統合食養学を始めてから、冷えがなくなり、血行が改善されるにつれて、次第に冬の目の下のクマも薄くなってきましたが、それでも、目の弱さは無くならないので、冬のクマ対策は継続案件です。
消せるものなら完全に消してしまいたいですね。
経結膜的眼窩脂肪除去術
経結膜的眼窩脂肪除去術とは、目の下のクマ取り術のことです。
TCB東京中央美容外科梅田大阪駅前院が、全国100カ所を超える同外科施設の患者127,505名のデータベースからデータを解析した結果、手術件数は2020年から毎年倍増を続け、2023年には7万件を超えたことが発表されています。
手術を受けられた人の86.5%は女性で、うち46.2%が会社員、10%が主婦でした。平均年齢は43歳(33歳~51歳)で高齢化の傾向があることが示されています。
こうした手術が手軽に受けられるようになったことには、プラスとマイナスの両面があります。
統合食養学のヘルスコーチとしては、できるだけ、現在の食事やライフスタイルを変えることで、目の下のクマを改善する方法をまずは選んで欲しいと願います。
目の下にクマができる原因
東洋医学の瘀血(冷え、血行不良、ドロドロ血)や眼精疲労の他、目の下のクマやムクミは、次のようなさまざまな理由で起こります。
- アレルギー
- 泣きすぎ
- 風邪
- 栄養不良
- 睡眠不足
- ホルモンバランスの乱れ
- 泌尿器・生殖機能の衰え(東洋医学の腎虚)
- 遺伝的な要素
また、東洋医学では、「肝」の不調が目に現れると考えられています。
肝臓は血液を浄化する役割を担っている臓器ですから、肝臓を弱めるような、例えば、食品添加物や、暴飲暴食、ストレスなどが目の充血やクマとしてあらわれます。
もし上記した病気や不調に心当たりがあるのなら、まずは、その病気や不調を改善させることが最も効果的に目の下のクマを取り除く方法となります。
今回は、その他にできる、クマの改善に効くと考えられているナチュラルな方法をお伝えします。
1. ナチュラルオイルで指圧

ココナッツオイル、アーモンドオイル、ボラジオイル、アルガンオイルなどが目の下の指圧に最適です。
次の手順でおこないます。
- 上の中からお好きなオイルを1~2滴、目の下につけます。
- 目の下にある骨の真ん中を優しく押します。
- 目頭の眉のすぐ下の骨から目尻の骨に向かって押していきます。
- 目の周りの骨をゆっくり、やさしく押していきます。
目の周りの血行が促進されて、目の下の滞った血が流れ、クマが薄くなります。
それだけでなく、目が疲れている時には、これってとっても痛気持ちい方法で、目がすっきりします。
2. アイピロー

温めたアイピローを目の上に5分間載せます。
または、使用後の緑茶の葉っぱをまだ温かいうちに水分をしぼって、目の上に載せても効果的です。
実は、目のクマとり用の化粧品の成分には、緑茶のカフェインやフラボノイドが入っているものが意外と多いんです。
緑茶葉をティーバッグに入れて使用すると使いやすいです。
3. 目の周辺の血行を改善する食品

1. 濃い緑の葉物野菜
血管の柔軟性には、ビタミンKが必要です。特に、ビタミンKは、目の線維柱帯網の石灰化を予防する働きをしてくれています。線維柱帯網は、眼の角膜と虹彩が接する部分にある網目状の組織で、目に運ばれてくる老廃物を濾過する役割を担っています。
目の周囲の血管が柔軟になり、老廃物が滞りなく濾過されることで、目に滞ることが少なくなり、クマが消えていきます。
緑の葉物野菜にはビタミンKが豊富です。
東洋医学においても、緑色の野菜は「肝」の機能に良いと言われていて、「肝」の弱りが表れる「目」とその周辺の不調が改善することが期待できます。
なお、ビタミンKの詳しい働きと多く含む食品については『ビタミンK』をご確認ください。
2. 海藻類(海苔・ひじき)や貝類

目の周辺の血行改善には、鉄分が効果的です。鉄分は、貝類や海苔やひじきに豊富です。
東洋医学でも「腎」に良い食べ物は、黒色の食べ物と言われています。海苔やひじきや黒豆、黒ゴマ、小豆などです。
「腎」は老廃物の排出や免疫機能と関係している臓器です。
また、黒豆や小豆に含まれているサポニンという成分には、ムクミを解消する機能があります。
鉄分の詳しい機能と豊富に含む食品については『鉄分』をご確認ください。
3. 魚類や卵そしてキノコ類

冬や寒い時期にクマがひどくなる原因のひとつに、ビタミンD不足があるのではないかと考えられています。
魚類や卵そしてキノコにはビタミンDが豊富です。
そして、私たちは、日光浴することで体内で自前のビタミンDを造ることができます。
紫外線豊富な初夏から夏にかけて、適度な日光浴をすることで、体内に、日照時間が短くなる冬の分までカバーできる十分なビタミンDが蓄積されます。そうすることで、冬場のクマを少し薄することができるかもしれませんよ。
ビタミンDの詳しい機能と多く含む食品については『ビタミンD』をご確認ください。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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参考文献
- “Demographic Data of Orbital Fat Removal for Dark Circles Under Eyes in Nationwide Cosmetic Surgery Group.”, Tamura T, Funakoshi Y, Okuma H, Furuichi Y, Tamura T, Fuse T, Toma M, Okumura K, Teranishi H., Plast Reconstr Surg Glob Open. 2025 Feb 7;13(2):e6528. doi: 10.1097/GOX.0000000000006528. PMID: 39925471; PMCID: PMC11805554.
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング