食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

日本人にもメタボ改善効能が証明された亜麻仁油 – 渡辺満利子先生と

フラックスシードオイル(亜麻仁油)の効能については、欧米では広く知られていることですが、その亜麻仁油が日本人の体質改善にも効果があることを証明された渡辺満利子先生(昭和女子大学大学院生活機構研究科教授)と、先週のボジョレーヌーボーの食事会でごいっしょさせていただきました。ボジョレー2

フラックスシードオイルには、オメガ3不飽和脂肪酸のひとつ、αリノレン酸が豊富です。コラム『秋はシーズも美味しい季節!』の中でもご紹介させていただきましたが、オメガ3不飽和脂肪酸は、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロール値を下げ、体の中に溜まった悪いものをいっしょに排出してくれるので、血液中の中性脂肪の低下、血栓予防、不整脈予防などの循環器系疾患の予防や肥満、メタボリック症候群、糖尿病の改善や予防、抗酸化作用、抗ガン作用もあると言われている脂肪酸で、免疫力も高めてくれると言われています。

哲学者・医学者であったヒポクラテスも、体の調子を整えるためにフラックスシードを愛用していたんですよ。

フラックスシードオイルには、オメガ3不飽和脂肪酸の他に、食物繊維とリグナンが豊富で、リグナンは消化を助け、乳がん予防に効果が期待されています。その他、更年期障害、肝臓の機能、肺癌、ADHD、便秘、脳神経機能の維持、目の網膜機能の維持などに効果があると言われています。

日本人にとっての効果の証明

その中で、満利子先生は、日本人の男性被験者を対象に、フラックスシードオイルを2か月間毎日2g以上摂り続けることで、中性脂肪が減少し、平均2kgの内臓脂肪の減少が見られたことを明らかにしました。通常の食事制限で、内臓脂肪を2kg減少させるには、半年以上かかることを考えれば、画期的な効果を証明されたことになります。まるで、メタボ改善の特効薬ですね。

医薬品もそうですが、東洋人と西洋人では体内の代謝機能や効率、ホルモンや酵素の分泌量などが異なるので、西洋人に効果があるものが、日本人にも効果があるとは必ずしも言えないことがあります。そのため、医薬品だけでなく、こうした食品機能についても、欧米で良いと言われているものが、本当に日本人にとっても効果があるのかどうかを検証していただく研究はとても意味があり、ありがたいことです。特に、日本人の方に対してヘルスコーチングを提供することの多い私のような者にとっては、とても心強いデータ、裏付けとなります。

利用方法

フラックスシードオイルは、酸化しやすいオイルですから、熱に弱く、サラダ油として使用するのが適当です。また、先生によれば、胡麻和えの隠し味や、カレーやシチューやスープなどを食べる直前にかけると良いとのことです。お茶ノ水女子大学名誉教授で元昭和女子大学学長の福場博保先生は、納豆にかけると脳梗塞や血栓予防効果が高まると勧められていましたよ。欧米では、スムージーに混ぜる人も多いですし、ナッツ系の、胡桃に似ている味が特徴なので、デザートのフレーバーとして使用することも多いんですよ。私も大好きです。オーガニック認定された亜麻仁油を売っているスーパーも増えてきました。もちろん、他の油と比較すると少々お高い油ですが、摂取の目安は1日に2gなので、小さじ1-2杯程度です。

サプリメントも売られていますが、ソフト・カプセルに使用されるゼラチンとソルビトールに注意が必要です。ゼラチン(動物性)には合成のものがあり、ソルビトールはほぼ全て現在ではトウモロコシから合成されたものです。カプセルの着色に使用される着色料も合成のものが多くあります。そうした異物を処理するために肝臓の負担が大きくなり、肝機能障害の原因となることが様々報告されています。また、植物性ゼラチンと記載があっても、遺伝子組み換えトウモロコシが使われているケースもあるようですから、注意が必要です。ある病気を予防する行動が、別の病気を誘発してしまっては、どうにもしまりが悪い。ホリスティック・ヘルスを推奨する者としては、食品として、毎日の食事の中に、上手に取り入れていってほしいですね。

 

ソフィアウッズ・インスティテュート - ホリスティックヘルスコーチング

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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