苺(いちご)をどれくらい食べると美容効果が期待できるか知っていますか?

2019/05/27/

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バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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いちごの旬は初夏

声を大にして言います。露地栽培の苺の旬は、4月~5月です!

でも、クリスマス時期の12月から2月に出荷量が最も多くなります。そのため、2月が旬だと思っている人も多いようですね。でも、それはハウス栽培されたものです。

食べ物は、そのお野菜や果物の季節に任せた時の栄養価が一番高くなります。(詳しくは『旬か否かで野菜の栄養価がこんなに違う!』をご参照ください。)

ですから、苺も当然、本来の季節(晩春~初夏)に露地栽培されたものを積極的に食べて欲しいと思います。

苺(いちご)がコレステロールを激減

苺には、コレステロールを激減する効果があることが報告されています。

毎日500gの苺を1か月間食べ続けた被験者に次の様な変化が見られたことを報告しています。

  • 総コレステロール・・・9%減少
  • LDL(悪玉)コレステロール・・・14%減少
  • トリグリセライド(中性脂肪)・・・21%減少

抗がん作用・心疾患予防

7万5,000人の女性を追跡調査した研究によれば、一週間に1回未満しか食べない人と比較し、一週間に2回以上の苺あるいはブルーベリーを食べている女性は乳がん発症リスクが約25%少ないとのことです。

また、9万3,000人の女性を対象とした研究では、週に1回未満しか食べない人と比較し、週に3回以上ベリー類を食べている人の心臓発作のリスクが34%減少したことを報告しています。

更に、1日に40~50gの乾燥いちごの粉末(生のいちご500g相当)を用いた、心臓血管系の健康改善を目的とした臨床研究も行われています。

苺だけでなく多くのベリー類に、がん予防効果や心疾患予防効果があることが様々な研究によって報告されています。

美容効果と免疫力アップ

別の研究では、毎日500gの苺を1か月間食べ続けた被験者に次の変化が見られたことを報告しています。

  • 血中ビタミンC濃度・・・41%上昇
  • 血中の抗酸化物質の濃度・・・41%上昇

抗酸化効果は、血中のマロンジアルデヒド(体内の脂肪代謝の副産物で、体内酸化度を表す物質)の濃度が31%減少していることによっても確認されています。

ビタミンCだけでなく、苺には、美肌・シミ予防になる葉酸も豊富です。葉酸の詳しい機能については『葉酸には2種類あるって知ってますか?』をご参照ください。

ビタミンCについては『ビタミンCは摂れば摂るほど美容と免疫力がアップするの嘘と本当』をご参照ください。

苺はどれくらい食べたらいいの?

健康診断で中性脂肪や悪玉コレステロール値を指摘された方

生の苺1日500g

ちょうど2カップ半くらいの量になり、かなりの量ですね。

1回くらいなら食べられても、毎日となると、胃へも家計へもたいへんになります。胃への負担は、スムージーなどのドリンクにしてしまえば解決できそうですが、家計への負担はなかなか難題です。

でも、コレステロール低下薬に支払う薬代や、高コレステロールによる心疾患や脳卒中で手術したり入院してしまう費用を考えたら、きっと、苺を毎日2カップ半食べる方が結果的に経済的なのではないでしょうか・・。

つまり、いちごは、食べる薬です。医食同源、薬食同源。

コレステロールについては『リバウンドさせずに体脂肪を確実に落としたいならこのフルーツを食べなさい』もご参照くださいね。また、『野菜とフルーツに多いフラボノイドは多いほど太らない』もご覧ください。

中性脂肪が気になるわけではないが美容のために食べたい方

ベリー類を多めに食べることを意識する

それだけで十分です。いちごに限らずベリー類全般をたくさん食べることです。

もちろん、ベリー類に限らず、また、この季節に限らず、必ず1日に何かひとつ果物を食べることをお勧めします。季節ごとの旬の果物を、毎日に食事に加えてくださいね。

苺の残留農薬

栽培法による残留農薬比較

いちごをたくさん食べて欲しいものの、いちごは、残留農薬が多い食品ベスト5に入ります。それに、いちごは皮をむくことができません。

だからこそ、いちごは本来の季節に食べて欲しいのです。

本来の季節には、化学肥料も農薬も少なくても育ちます。本来の季節ではない不自然な時期に育てようとするから不要に多くの化学肥料や農薬が必要になるのです。

理想を言えば、自然栽培(無農薬・無肥料)の苺がベストです。”自然”栽培ですから、自然栽培の苺は4月~5月にしか出回りません。

次に有機栽培(オーガニック栽培)の苺、そして、その次くらいに減農薬・無肥料栽培の苺です。

しかし価格を比較すると、スーパーで売っている苺は1パック300円~400円ですが、自然栽培の苺は1パック1,000円~1,200円、オーガニック栽培の苺は800円~900円、減農薬の苺は500円~600円くらいします。

高いと感じますか?確かに高く感じてしまいますよね。

でも、逆に、スーパーで売られている通常栽培の野菜や果物がなぜそんなに安いのか、そこに疑問をもっていただけたらと思います。

また、先ほど書いた通り、将来の医療費を考えるとどうでしょうか。せっかく健康のために美容のために食べるのに、わざわざ体に悪いもの(残留農薬)を体に入れるのは、矛盾しているとは感じませんか?

せめて今よりも少しでも有害なものを減らす、通常栽培よりも少ないものを選んでもらえたらと思います。

栽培方法の違いについては『有機栽培?オーガニック?自然栽培?食品の安全性について』をご参照ください。

いちごを使ったレシピ

夏休みの自由研究にもなる実験レシピ

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

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