気になるまぶたのピクピクや脚のヒクヒクが起こる原因と解決法をヘルスコーチが解説

2021/07/06/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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医学用語がある

今までに、目の周辺や足首やふくらはぎ、指やひじの周辺で、ピクピクする小さな痙攣(けいれん)が起きたことはありませんか?

たぶん、ほとんどの人が、そうした小さな痙攣を経験したことがあると思います。

小さな痙攣(ピクピクとかヒクヒクとか)は、しばらく不快ですが、気がついたら消えていることがほとんどなので、特に深刻に考えることもない普通のことです。

でも、この症状にはちゃんとした医学用語があるんですよ。

良性繊維束性収縮」と言います。

「良性」とついているくらいですから、まぶたがヒクヒクするような、たまに起こる小さな筋肉の痙攣は、深刻な神経障害のサインであることは、めったにありません

とはいえ、まぶたが3日間ずっと痙攣していたら、かなりウザいと思います(笑)

今回はそのピクピクの正体と解決法をお伝えします。

症状が数日、場合によっては1〜2週間続くこともありますが、良性筋線維収縮の原因は、簡単に追跡できます。

もちろん、症状がそれ以上続く様な場合には、ちゃんと病院で診てもらってくださいね。

1. カフェインの摂りすぎ

良性筋線維収縮は、カフェインの含有量が多い飲み物を多く飲むことで起こることがあります。

例えば、コーヒーや、レッドブルやエスプレッソなどです。

カフェインは、神経回路でカテコールアミンという種類のホルモン(神経伝達物質)を増加させます。ドーパミンアドレナリンのことです。

これらの神経伝達物質は、センシティブな人の皮膚をピクピクさせたり、ヒクヒク痙攣させたりすることがあります。体内でカテコールアミンが分解されるまで症状は続きます。

コーヒーを一日に何杯も飲む習慣ある人は、しばらく控えてみましょう。

2. 喫煙

タバコに含まれているニコチンの刺激によって、良性線維束性収縮が起こることがあります。

良性筋線維収縮の予防のためだけでなく、禁煙はした方が良いですね。

3. 運動

良性筋線維収縮は、有酸素でも無酸素でも、運動やワークアウトの最中や後で起こることがあります。

特に、前腕、ふくらはぎ、太もも、お腹、背中でよく起こります。

原因は、筋肉細胞への乳酸の蓄積です。体内で乳酸が代謝されれば、痙攣は止まります。

乳酸を早く排出する作用のある運動後のストレッチなど、アフターケアが大事ですね。

もちろん、痙攣が止まらない場合には、医師の診断を受けてください。

4. 栄養バランス失調

特定の栄養素の不足や偏りによっても良性筋線維収縮は起こります。

(1)カルシウム過剰(高カルシウム血症)

筋肉の正常な運動には、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルが必要です。

でも、血液中のカルシウムの濃度が過剰になると、筋肉の収縮が強くなり過ぎて良性筋線維収縮が起こることがあります。

血液中のカルシウムは、次の行為などによって増加します。

  • サプリメントによるカルシウムの補給
  • サプリメントによるビタミンDやマグネシウムの補給
  • 副甲状腺ホルモン過剰

高カルシウム血症の改善方法など詳しくは『高カルシウム血症』をご参照ください。

カルシウムもビタミンDやマグネシウムもサプリメントからではなく、食事からバランスよく摂るようにしましょう。

そして、食事を改善しても高カルシウム血症が改善しない場合には、副甲状腺の検査をしましょう。

なお、カルシウムが不足している場合には、良性線維束性収縮ではなく、絞めつけられるような症状が起こります。詳しいカルシウムの機能と食事から摂る方法については『カルシウム』をご確認ください。

(2)ビタミンD過剰

血液中のビタミンDが多くなり過ぎても、必要以上のカルシウムが吸収され、高カルシウム血症が起こります。その結果、良性筋線維収縮が起こることがあります。

ビタミンDもサプリメントからではなく、日光浴と食事から摂るようにすると安心です。

詳しいビタミンDの機能と食事から摂る方法については『ビタミンD』をご確認ください。

(3)ビタミンB12不足/欠乏

ビタミンB12が不足すると良性線維束性収縮が起こります。

ビタミンB12もサプリメントからではなく、食事から摂ることを優先しましょう。

ビタミンB12の機能と食事から摂る方法は『ビタミンB12』をご確認ください。

(4)葉酸不足/欠乏

葉酸不足によって、血液中のホモシステイン濃度が高くなると良性線維束性収縮が起こることがあります。

ホモシステインは、毒性のあるアミノ酸です。タンパク質に含まれているアミノ酸のメチオニンは、体内でシステインと呼ばれるもうひとつのアミノ酸に変換されます。しかし、その時、体内で葉酸が不足していると、毒性のあるホモシステインに変換されてしまうのです。

ホモシステインの血中濃度が高い状態は「高ホモシステイン血症」と呼ばれ、心血管機能や認知機能などさまざまな体内機能に悪影響を及ぼすことが知られていますが、良性線維束性収縮と結び付けて考えられることは稀ですから、気づかれないことが多い原因です。

そのため、もし、あなたのヒクヒクやピクピクとした筋肉痙攣が、一時的なものではなく、絶え間なく長期間続いているような場合には、血中のホモシステイン濃度を検査してみることをお勧めします。

なお、高ホモシステイン血症は、ビタミンB12が不足しても起こります。

解決方法としては、肉食に偏った食事を改善し、葉酸やビタミンB12豊富な食品を食事に加えましょう。

葉酸の詳しい機能と食事から摂る方法は『葉酸』をご確認ください。

5. 不安症

不安症でも良性線維束性収縮が起こることがあります。

不安症で原因で起こる良性線維束性収縮は、ベッドに入ると顕著になります。眠ろうとしていのにヒクヒクとした痙攣が続きなかなか寝付けなくなります。

しかし、不安症で起こる良性線維束性収縮は、眠っている間は起こりません。

そのため、あなたの良性線維束性収縮が寝ている間は止まるなら、それはストレス性の不安症によるものです。

毎日、高ストレスに襲われていない限り、毎晩起こることはありません。

でも、ストレスは、毎日、上手に解消して、心を軽くしてからベッドに入るよう工夫してみましょう。

ストレス耐性を作る方法などについては『ストレス』、不安の解消については『不安』に掲載されている記事を参考にしてくださいね。

6. 過呼吸

パニック発作や非常に激しい運動による過呼吸によって、良性線維束性収縮が起こることがあります。

特定の薬の副作用や、喘息肺気腫によって起こる過呼吸によっても、良性線維束性収縮が起こることがあります。

7. 医薬品

医薬品の使用方法によっては良性線維束性収縮が起こることがあります。

(1)ウイルス感染と医薬品

風邪やインフルエンザなど、ウイルス性の疾患の時に処方されることの多い薬に含まれていることがある「プソイドエフェドリン」が一時的に良性線維束性収縮を起こすことがあります。

プソイドエフェドリンは、次のような医薬品に含まれていることが多いです。

  • 抗ヒスタミン剤
  • 鼻づまり解消薬
  • ベータ・アゴニストの吸入剤(アルブテロールなど)

これは「プソイドエフェドリン」の副作用ではありません。

ウイルスの中には、プソイドエフェドリンに作用し、稀に一時的な良性線維束性収縮を起こすことあることが報告されています。

特に、風邪やインフルにかかった時に、上記した3種類の薬が処方された際には、水分補給を十分に行って服用してください。

なお、新型コロナウイルスについての情報はまだありません。でも、同様の良性線維束性収縮が起こる可能性はありますので、頭の片隅にでもおいておいてくださいね。

(2)ADHD治療薬と抗うつ薬

ADHD治療薬と抗うつ薬には、神経を刺激する成分が含まれているため、良性線維束性収縮を起こすことがあります。

医薬品が原因で起こる良性線維束性収縮は、用量を減らすか、服用を止めると治まりますが、自己判断せず、必ず、薬剤師さんあるいはお医者様に相談してくださいね。

8. MRI検査

MRI検査を受けた後、「痺れるような、ぞわぞわした皮膚感覚」が起きた時には、MRI用の造影剤の成分ガドリニウムが原因している可能性があります。

ガドリニウムは、良性線維束性収縮症候群のような、慢性的な痙攣に関係していると考えられている物質で、神経異常を起こすことがあります。

9. 神経への刺激

神経へのなんらかの刺激によって良性線維束性収縮が起こることがあります。

(1)脊椎による神経刺激

脊椎からの刺激によって良性線維束性収縮が起こることがあります。

その場合には、カイロプラクティックマッサージ、または鍼灸を受けることで改善することが多いです。

(2)小径線維ニューロパチー(神経障害)

良性筋線維束性収縮と、リウマチ関節炎小径線維ニューロパチーとの関連性を示唆する研究があります。

もし疑う理由があるなら、検査してみてはいかがでしょうか。

小径線維ニューロパチーは、まだ十分に診断がなされていない病気のため、他の病気と診断されてしまっている人が多いと考えられている病気です。

線維筋痛症と診断された人の約半数は、小径線維ニューロパチーの症状である、表皮神経線維密度の減少があったことを複数の研究が報告しています。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

花畑に隠れているうさぎ

比較的一般的に良性筋線維束性収縮の原因となる事柄から次第に稀な原因まで紹介してきましたが、もし思い当たることがあれば、試してみてくださいね。

もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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Sophiawoods 公認統合食養ヘルスコーチ/国際ヘルスコーチ
森智世(もりちせ) | ソフィアウッズ・インスティテュート代表 米国代替医療協会(AADP)公認ホリスティック・ヘルスコーチ、女子栄養大学 食生活指導士、経営学修士(MBA)、ジョンズホプキンス大学「健康と化学物質」修了、コロラド大学「共生細菌学」修了、カンタベリー大学「精神栄養学」修了 ひとりひとりのバイオ個性に着目する統合食養学に沿って、主に働く女性のウェルビーイングを支援するヘルスコーチとして活動中 長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報を一早く取入れ、最新食物科学・疫学・臨床研究に基づく情報発信、資格取得講座企画運営、法人向けセミナーなど提供