バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
バレンタインズデーには誰に何を贈る?
特に昭和のバレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを渡して恋の告白をする日でした。
今でも日本のバレンタインズデーは、女性が中心のイベントですが、渡す相手は「友チョコ」や「ご褒美チョコ」や「感謝チョコ」など、必ずしも恋愛がらみではなくなってきているようですね。
欧米では、バレンタインズデーは男性から女性にプレゼントする日です。恋愛がらみのプレゼントが圧倒的です。チョコレートだけでなく、花束を渡したり、下着をプレゼントしたりすることもよく行われます。
ヒーリングフラワーの花束はいかがでしょうか
今年は、ソフィアウッズ・インスティテュートから少し趣向を変えたバレンタインズデーの提案をしたいと思います。
今年のバレンタインズデーは、チョコレートに加えて、あるいは、チョコレートの替わりに、花束をご自分へのご褒美、あるいは感謝の気持ちを込めて誰かにプレゼントしてはいかがでしょうか。
もちろん、ただの花束ではなく、癒し効果のあるヒーリングフラワーのブーケはいかがでしょうか。
エキナセア
コーンフラワーとも呼ばれるお花です。エキナセアは、可愛らしいだけでなく丈夫です。多年生で、あまりメンテナンスしなくても翌年も花をつけてくれるので、園芸植物の中では人気です。
伝統的には、風邪の症状を軽くして回復を早めてくれる優れた抗ウイルス薬として用いられてきた薬草です。
2015年に行われた研究では、エキナセアの抽出物を使った温かい飲み物が、抗インフルエンザ薬タミフルと同等の症状緩和作用があったこと、副作用が少ないことを報告しています。
お花として楽しんだ後、ドライフラワーにして、喉に違和感を感じた時にハーブティにして飲むことができるお花です。
カモミール
カモミールのリラックス効果はよく知られていますね。それだけでなく、血液をサラサラにしてくれたり、関節痛を緩和してくれたり、コレステロールを減らしてくれます。詳しいカモミールの効果については『カモミール』をご参照ください。
お花を乾燥させてハーブティとして楽しめます。
ビーター・ラビット(ピーター・コットンテイル)のお母さんは、農夫に追いかけられたピーターを落ち着かせるためにカモミールティーを作ってあげていましたね。
バラ
バラが嫌いという女性はあまり多くないのではないでしょうか。欧米の女性へのバレンタインギフトの中では定番のお花です。
バラには、抗炎症作用があります。
バラの花びらを水で蒸留してローズウォーターを作り、化粧水として使えば香りが良いだけでなく、肌荒れ、にきび、乾燥肌など、顔の赤みを軽減する効果が期待できます。
お風呂の湯舟にローズウォーターとエプソムソルトを入れて花びら散らしたら、がんばってきたご自分へのかなりのご褒美になりませんか?
また、ローズヒップ(バラの実)には、ビタミンC豊富です。乾燥したローズヒップはハーブとして購入することが可能です。更に、ローズヒップから摂れるローズヒップオイルにも抗炎症作用があり、また乾燥肌の改善効果もあります。『統合食養学のアプローチによるむくみ解消のためのエディブルレメディ―ズ』もご参照ください。
ラベンダー
「癒し」を詰め込んだようなお花です。その香りには高いリラックス効果があります。ラベンダーの詳しい効果については『ラベンダー』をご確認ください。
ラベンダーのお花は、ドライフラワーにしておくと便利です。
小さな布袋に入れて、タンスに入れておくと、衣服を良い香りに保てるだけでなく防虫効果もあります。ベッドサイドにおいておくと、快適な睡眠を促してくれます。
ハーブティにして楽しむこともできます。
ゼラニウム
ゼラニウムはバラの香りのするお花です。
ゼラニウムも蒸留してゼラニウムウォーターを作って、化粧水として使うことができます。
ゼラニウムの精油の効果については『ゼラニウム』をご覧ください。
生花だけでなくドライフラワーや精油も選択肢に
これらのお花は、ブーケとして楽しんだ後も、ドライフラワーにしてハーブ(薬草)として楽しむことができます。そして、それぞれのお花から作られる精油にも驚くような作用があります。
お花そのものではなく、精油(エッセンシャルオイル)をご自分へプレゼントするのも良いアイデアではありませんか?精油の選び方については『エッセンシャルオイルを選ぶ基準はトリプルピュリティ』をご参照ください。
綺麗で香りの良いお花はたくさんありますが、是非、今年はヒーリング効果が期待できるお花を選んでみてはどうでしょうか。
その他のエディブルフラワーに関する記事
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参考文献
- “Effect of an Echinacea-Based Hot Drink Versus Oseltamivir in Influenza Treatment: A Randomized, Double-Blind, Double-Dummy, Multicenter, Noninferiority Clinical Trial”, Karel Rauš, Stephan Pleschka, Peter Klein, Roland Schoop, Peter Fisher, Current Therapeutic Research, Volume 77, 2015, Pages 66-72, ISSN 0011-393X, https://doi.org/10.1016/j.curtheres.2015.04.001.
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング