
バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
睡眠不足の影響は、体だけでなく心にも及びます。
不眠症などの睡眠障害がある人が、人間関係に難しさや生きづらさを抱えている可能性を示す研究報告がいくつかありましたので、まとめてお伝えします。
なお、裏付けとなる研究論文は、最後に参考文献として一覧にしています。
睡眠障害と精神疾患の高い関係性
睡眠障害をもつ患者さん380名が、精神疾患を合併して発症している割合を調べた研究がありました。
なんと、睡眠障害をもつ患者さんの72%が、精神疾患を合併して発症していました。その精神疾患のうち約1/3が、うつ病だったとのことです。
眠れないからうつになるのか、うつだから眠れないのか・・その辺は不明ですが・・。
睡眠不足の人はひきこもりがちになる

睡眠が不足している人は、ひきこもりがちになり、接触した人をも孤独にさせることを報告した論文が、サイエンス誌『ネイチャー』に掲載されました。
しかし、被験者が18名と少ないため、また、男女比や年齢や人種などもわからないので、万人に当てはまる結果かどうかはわかりません。
と、断りを入れておきます。
研究では、健康な成人を一晩徹夜(断眠)させた後、社交性を調べる心理テストと脳の活動領域の検査を受けてもらっています。
断眠すると人を避けるようになり他者まで孤独にする

心理テストの結果、徹夜(断眠)した人は、他者との関りを避ける傾向を示しました。
脳の活動領域の検査の結果では、他人が接近すると警告を発する脳の領域が活性化しました。
被験者の様子をビデオ撮影して、睡眠不足ではない健常者1,000人以上に観てもらったところ、「断眠/徹夜した人は、孤独そうに見える」と、感じた人が多く、また、「自分の孤独感も増した」と、報告した人が有意に多かったそうです。
つまり、徹夜明けの人は、「近寄らないで」「放っておいて」「ひとりにして」という傾向が高まり、そのオーラが周囲の人に伝わるだけでなく、第三者の孤独感まで増幅してしまうのです。
睡眠不足の人のネガティブオーラは、かなり強そうです。
睡眠不足の人は自己中になる
『PLOS Biology(生物学)』に掲載された3つの研究によれば、睡眠不足によってヒトは自己中になりやすくなるようです。
1つめの研究では、24名の被験者の約80%が断眠の後、他者を助けたいという気持ちが減退したと答えています。fMRIによる検査でも、断眠後の脳では、社交性を司る領域での活動が減少したことが示されました。
2つめの研究では、136名の被験者は、4日連続で日記と自己犠牲に関する質問表に回答します。その結果、十分な睡眠を得た日と比較し、断眠後の被験者にはより自己中の発言や回答が目立ちました。
3つめの研究では、2001年から2016年に米国で実施されたチャリティ募金を分析しています。サマータイムの開始によって睡眠時間を削られた最初の週に行われた寄付は、それ以外の週に行われた寄付と比較し、10%も少なかったことを報告しています。
若者は睡眠不足なほど攻撃的になる

2015年に「The Journal of Sleep(睡眠ジャーナル)」に掲載された研究は、若者は睡眠不足であるほど攻撃的になると報告しています。
ここでの睡眠不足とは、不十分な睡眠が1週間に3晩ある状態が1年続いていることと定義されています。
性別、親権者と過ごす時間の長さ、人格障害の有無に関係なく、睡眠不足の若者は、犯罪や乱暴な行為を起こす確率が高かったそうです。両親と過ごす時間の長い、普通の女の子でも、睡眠不足が1年以上続くと、犯罪を犯す可能性が高くなるということです。
社会人になってからの私は、大抵、瞬時に眠りに落ちて、朝まで起きることなくぐっすりです。
でも、子供の頃や学生時代は、ベッドに入ってから2-3時間も眠ることができず布団の中でゴロゴロ、ゴロゴロしているのが日常でした。にも関わらず昼寝もしない子供でしたし、授業中に居眠りすることもない学生でした。じゃぁ、寝なくても平気かというと、そうでもなく、徹夜はできないというやっかいな奴でした。
私も、もしかしたら、高校生の時に犯罪者になっていたかもしれなかったということでしょうか(怖)
人間関係に積極的になれない人は寝る

人間関係が煩わしく感じている人、自分は人見知りだと感じている人、周囲の人達となかなか親しくなれないと感じている人は、もしかして睡眠不足あるいは睡眠の質が悪いのかもしれませんね。
睡眠が不足しているために、親し気に近づいてくる人に対して脳の警戒領域が不必要に発動してしまい、無意識のうちに他者を警戒したり、他人との関係を煩わしく感じたりして、人見知りになっているのかもしれません。
睡眠不足がもっと悪くなれば、自己中になったり、攻撃的になったりしてしまうかもしれません。
そうした言動によって、他者があなたから離れて行き、そうした社会との断絶のようなものが、精神疾患、うつ等の発症につながっているのかもしれませんね。
もし人間関係が苦手で、もし睡眠不足があるのでしたら、ぐっすりと良質な睡眠をとる工夫をしましょう。睡眠をしっかりとるだけで、周囲の人達との関りが苦手ではなくなったり、人見知りによる緊張感が少なくなるのなら、素敵です。
その他の睡眠不足による影響は、『睡眠不足の7つの危険性』をご確認ください。
そして、睡眠不足の改善には、次の記事が参考になりますよ。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

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参考文献:
- 「精神疾患と睡眠障害の合併を客観的に評価」、松浦庸夫、2019年07月11日、Medical Tribune
- “The prevalence and predictors of obstructive sleep apnea in major depressive disorder, bipolar disorder and schizophrenia: A systematic review and meta-analysis”, Stubbs B, Vancampfort D, Veronese N, Solmi M, Gaughran F, Manu P, Rosenbaum S, De Hert M, Fornaro M, J Affect Disord. 2016 Jun;197:259-67. doi: 10.1016/j.jad.2016.02.060. Epub 2016 Mar 9
- “Sleep loss causes social withdrawal and loneliness”, Eti Ben Simon & Matthew P. Walker, Nature Communications, volume 9, Article number: 3146 (2018), 14 August 2018
- “Sleep loss leads to the withdrawal of human helping across individuals, groups, and large-scale societies”, Eti Ben Simon ,Raphael Vallat,Aubrey Rossi,Matthew P. Walker, August 23, 2022, https://doi.org/10.1371/journal.pbio.3001733
- “Are qualitative and quantitative sleep problems associated with delinquency when controlling for psychopathic features and parental supervision?”, Backman H, Laajasalo T, Saukkonen S, Salmi V, Kivivuori J, Aronen ET, J Sleep Res. 2015 Oct;24(5):543-8. doi: 10.1111/jsr.12296. Epub 2015 Apr 5
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング