ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

健康と幸せを手に入れるホリスティック・ヘルスコーチの食事法

私がティーシードオイル(椿油)をお料理に加えることにした理由

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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新年の抱負を作る代わりに私がやったこと

質の良い食材を体に入れることから始める

これが、今年、私がやったことです。

私達は食べたものでできています。

質の良いものを体に入れることで、

  • 免疫機能を強化し
  • 腸内環境を整え
  • 情緒を安定させ
  • 睡眠の質を向上させて
  • 代謝が高める

ことができます。

もちろん、良質のものを体に入れるだけでは、普段からやっていることですから何も新しいことはありません。実は、今まで使ったことのない食材をひとつレパートリーに加えることにしたのです。

新年の抱負ではなく、新しい食材をレパートリーに加えることを選んだ理由

日々の食事に使える食品なら、無理に健康的になろうとしなくて済みます。統合食養学は、「努力は良いけれども、無理や我慢をしてはいけない」と考える栄養学です。

今までのレパートリーにプラスαするだけですから、3日坊主で終わることはありません。「必ず全てのお料理にこれを使う」という無茶ではなく、あくまでも適切な時に使う食材の選択肢のひとつに加えるだけです。

また、お料理に使いますから、サプリメントのように心の依存を生みません

失敗のない作戦です(笑)

統合食養学の公認ヘルスコーチとしては、皆さんにも、同じことをお勧めします。

この公式ブログ「図書室」に掲載している記事の多くは、スパイスやハーブ、お野菜や果物の機能(効能)に関する科学的な論文をまとめたものです。

参考にしていただければ嬉しいです。

では、今年、私が選んだものは?

私が、新年の抱負を作る代わりに生活の中に加えることにしたのは、椿油です。

椿油は、髪だけでなくお料理にも使える油です。

椿油は、ご存知の方も多いと思いますが、椿の花の種を搾って採る油です。

英語では、ティーシードオイル(tea seed oil)と呼ばれます。直訳すると、「お茶の種の油」です。なぜ「お茶」?と思っちゃいますよね。私は思いました(笑)

実は、椿ってとても優秀な植物で、

  • 私達が普段飲んでいる緑茶の茶葉は、実は、椿の葉っぱなのです。緑茶は椿の葉茶とも言えますね。
  • そして、椿の実を搾ったものが椿油ですから、お茶の実の油と英語では呼ばれるのも当然です。

ただ現代では一般的に緑茶に用いられている椿は、camellia sinensis(チャノキ)という種類の椿の葉で、初夏に芽吹く若葉のみが茶葉になります。椿油に使われるのはcamellia oleifera(ユチャ)という種類の椿の実です。そして日本の椿は、camellia japonica(日本椿)という異なる種類です。

  • 椿の葉っぱや茎を蒸留して採るのが、ティーツリーオイル(エッセンシャルオイル/精油)です。

英語では、椿油がティーシードオイルで精油がティーツリーオイルなので、間違えられやすいのですが、抽出方法がまったく異なるものなので、海外製品をお買い求めになる際にはラベルをよく読みましょう。

なぜ、私は、椿油をお料理に使おうと思ったのでしょうか

椿油は機能性オイル

私達の体にとっての油は、車にとってのブレーキオイル、自転車のチェーンにとってのギアオイルと同じです。細胞を健康に保ち、コレステロール値を適切に保ち、体がちゃんと機能するためには、特定の油が必要なんです。そうした良質の油を機能性オイルと呼びます。

機能性オイルには、脂肪酸だけでなく、ビタミンミネラル抗酸化物質酵素その他の栄養成分が含まれています。

機能性オイルごとに含まれている栄養成分とその割合は異なります。そのため、求める機能によって、どの油を使うかを選ぶこともできます。(代表的な機能性オイルの基本成分や機能については、セルフドクターコースの中でお伝えしています。)

椿油の機能性成分

1.オレイン酸豊富

椿油は、オリーブオイルと似ていて、不飽和脂肪酸と抗酸化物質を高い水準で含んでいます。含まれている脂肪酸の種類もオリーブオイルと非常に似ていてオレイン酸が豊富です。

オレイン酸の多い食品は、心疾患や糖尿病、高脂血症などの予防に良いことが多くの研究論文によって論じられています。つまり、オリーブオイルと椿油は心疾患や糖尿病予防にとても適している油と言えます。敢えて違いを言えば、椿油の方がオメガ3が多く、オメガ6が少ないということでしょうか。

具体的には、椿油の脂肪酸の含有比率は

  • オレイン酸・・・56%
  • リノール酸・・・22%
  • リノレン酸・・・少々

です。

時々、オメガ6不飽和脂肪酸のことを非常に悪く書いているブログ記事を見かけます。でも私達にはオメガ6も必要です。オメガ6は決して悪者ではありません。オメガ3ばかりが多くなり過ぎても私達の体はバランスを崩してしまいます。何事もバランスが大切なのです。(バランスについてもセルフドクターコースでカバーしています)

2. コレステロールゼロ

そして、椿油はコレステロールを含んでいません。

3. 抗酸化ビタミンとデトックスビタミン

椿油は、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンB群が豊富です。

ビタミンEとAは、がん予防にも良いと言われるほど非常に強い抗酸化力をもっています。

そして、ビタミンB群は、エネルギー代謝に必要なビタミンというだけでなく、私達の体から様々な有害物質のデトックスにも関わっているビタミンです。

4. 抗酸化ミネラル

ミネラルの中では、椿油は、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、マンガンを含んでいます。

なかでもマンガンは、私達の体の中の何百もの酵素の働きにとって不可欠なミネラルなだけでなく、非常に強力な抗酸化酵素であるSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)の形成にとっても不可欠なミネラルです。

フリーラジカルの一種で私達の細胞を傷つけるROSと呼ばれる活性酸素の中和に、SODは必要な酵素です。

マグネシウムは私達の免疫力やエネルギー代謝に関わっています。

参考:『落ち込んだ気分を改善してくれる食べ物 その2(マグネシウム)

5. 緑茶と同じ抗酸化物質

椿油は、ポリフェノール類も豊富に含み、信じられないほど高い抗酸化力をもっています。しかも加熱調理でも壊れません。

椿油は、緑茶と同じ強い抗酸化力をもつカテキンを含んでいます。カテキンは、緑茶を飲むだけでなく、椿油からも摂ることができるんですよ!

カテキンは、ROS(活性酸素)が体内で発生するのを抑制してくれます。

カテキンの一種であるエピガロカテキンガレート(EGCG)は、血圧を下げ、動脈硬化を予防し、がん細胞死を促すことが多くの研究によって報告されている、最も有名なカテキンですが、緑茶を飲むのと同様に、椿油を使うことでも、EGCGの効果を期待することができます。

今までお料理に使っていた油を単に椿油に替えるだけで、健康を守ることができるのです。

すっごく簡単じゃありませんか?

高温長時間料理もOK

オリーブオイルとのもうひとつの違いは、発煙温度です。

椿油は、250℃まで加熱しても大丈夫なんです。

ちなみに

  • エキストラバージンオリーブオイル(EVO)・・・160℃
  • ココナッツオイル・・・175℃(バターと同じ)
  • ギー・・・230℃
  • 菜種油・・・205℃

なのでオリーブオイルもココナッツオイルも炒めものくらいの短時間の加熱には適していても、天ぷらやフライなどの高温長時間料理には適しません。

ちなみに天ぷらに必要な温度は、150℃~190℃です。

お芋などのデンプンの多いお野菜の天ぷらは、150℃~160℃でじっくりゆっくり揚げるのでギリ、オリーブオイルで大丈夫そうですが、他のお野菜は170℃~、魚介類は180℃~なのでオリーブオイルでは無理ですね。

でも椿油なら大丈夫

ね?なぜ私が今年、椿油をお料理のレパートリーに加えることにしたのか分かっていただけましたか?

参考:『キッチンの主役にすべきオイルはどっち:オリーブオイル?ココナッツオイル?

でも油を繰り返し使うのはダメ

節約のために揚げ物に使用した油を保存しておいて、次の機会に再利用している人もいるかもしれませんね。でも、それは非常に危険な行為であることが報告されています。

そうした油によって体内で、過酸化水素が大量に発生してしまうことが報告されています。例え、椿油のように高温に耐えられる油であっても、再加熱によってその成分は大きく変容してしまいます。

揚げ物を販売しているファストフード店やコンビニだけでなく、スーパーも、お惣菜専門店も、レストランだって、1回1回、揚げ物を作るたびに油を入れ替えているとは、到底、私には思えません。

同じ油を3回使って揚げた餌を与えたマウスの大腸にダメージが起きたことを報告している研究報告があります。そして、2018年の最新の統計によれば、大腸がんは、日本人の女性で最も死亡例の多いがんです。(男性では3番目。)

もちろん、ネズミとヒトの体は違います。でも私には無視できない結果のように思われます。

揚げ物が好きな人は、

  • できるだけ、ご自宅でご自分で揚げること、そして
  • 使用した油は再利用しないこと

健康不安と重なる揚げ物類ですが、でも油を椿油にするだけで、少しでもギルトフリーにすることができるのではないかと思います。

さて、どんな香と味?

食用の椿油には、2種類あります。

ひとつは加熱せずに圧搾したもの、もうひとつは加熱して圧搾したものです。

  • 加熱せずに圧搾したもの|色が薄く、香も味も、ほとんどありません。
  • 加熱して圧搾したもの|色が薄黄緑色をしていて、香が強く、ナッツの風味があります。

実は、椿油の場合、加熱圧搾する方法が伝統的な方法なのです。

加熱圧搾された伝統的な椿油で、その香りや味を楽しむのも良いし、低温圧搾された椿油は、機能性成分が得られます。また香や味がお料理の邪魔をすることもはありませんから何にでも使えます。

また、海外で販売されているオーガニック認証の椿油は、低温圧搾のものがほとんどなので、味も香りもありません。

椿油の他の利用法

黒髪に良い油だということは、日本人の私達は既によく知っていますよね。

それだけでなく、お肌にも良いんですよ。

  • 乾燥したお肌、特に、かかとや唇のひび割れに効きます。
  • また、抗酸化物質が豊富でビタミンEを含んでいますから、吹き出物やニキビや肌荒れ全般に効きます。

お肌乾燥がひどい人は、椿油をボディクリームの材料に加えてみると良さそうです。

いかがですか?椿油、使ってみませんか?

ティーシードオイル(椿油)の購入先

  • オーガニック栽培の椿の実であること
  • 化学薬品や保存料や香料が使用されていないこと
  • 冷温圧搾であること

などを考慮して、私が購入しようと思ったのは、以下の2つです。日本の椿と欧米の椿とでは種類が異なるため、両方購入したいと思いました。

ソフィアウッズ・インスティテュートは下記の製造・販売元とは一切の関係はありません。

1.今村製油所

  • 純つばき油」・・伝統製法なので香があります
  • 生しぼりつばき油」・・冷温圧搾です
  • どちらも化学薬品や添加物など使用せず製造されています。
  • リンクのページでも購入できますし、アマゾンにも扱いがあります。

私が購入したのは、上の写真の「生しぼり」です。

2.Arette Food

  • Arette Tea Seed Oil – OCT-500 (Camellia Oleifera:  Organic, Extra Virgin)」・・コールドプレス(冷温圧搾)ですから、香や味はありません。
  • 香が残っている商品の取り扱いもあります。
  • ただし、こちらはiHerbにもアマゾンジャパンにも取り扱いがなく、Arette Food 本社もアマゾンUSも日本へ配送してくれないことが判明(涙

と、いうことで、米国から購入することはできませんでした。

アレッテ(Arette)の椿油は500ml で約2,500円と、一般的なオーガニックのエキストラバージンオリーブオイルとあまり変わらない価格帯ですが、今村の椿油は100g(約125ml)で約4,500円と高価ですから、アレッテの椿油も欲しかったのですが・・・

コロナウイルスによる海外渡航制限が解除され、米国から日本へ休暇やお仕事などでいらっしゃる際のお土産にするときっと喜ばれると思います。

私は絶対に喜びます!!(笑)

とはいえ、日本人の私達がその良さを再認識し、国産椿油をもっと購入するようになれば、栽培農家さんを支援することになり、結果として価格を下げることが(需要と供給の関係によって)可能になります。日本の良い食品を大切に守りたいですね。

なお、他にも良質な椿油を扱っている会社さん達は、たくさんあると思いますので探してみてくださいね。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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