2019年|1年を振り返って“恵み”を探してみませんか?

2019/12/31/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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今年を振り返って

今年は、二月に父が亡くなり、四十九日が過ぎた頃から母が2か月余り入院するという出来事が続けてあったことから、つい11月の上旬くらいまで、

時間も、心も、体力も、

実家のこと(父のこと、母のこと、母ができない家事代行など)に大半を使い、残りを自分の仕事に使い、結果、私自身の家の中のことも、自身のことも、私の頭の中の様に片付かず雑然としたままとなり、ずっと見ないふり、見えないふりで、放っていました。

「しなければいけない」こと
義務と責任が伴うことをやるだけで精一杯でした。

「したいこと」や「やりたいこと」などという贅沢な感情は消滅し、また、「自分を後回しにしている」などという冷静な客観的な思いが脳裏をかすめることもなく、ただ、ただ、目の前にある「やらなければならないこと」だけに時間も心も体力も奪われていました。

それが、11月も7日が過ぎる頃から、ふっと気持ちが軽くなりました。家の中を片付けようと思えたのです。

また、楽しみのためにやっていたこと等にも気持ちが向くようになり、楽しいことを計画しようと動けるようになりました。

なんだか重~い胸を締め付けていたものから解放されたような感じです。もしかしたら、ぷち抑うつ状態だったのかもしれないと思ったりします。

そんな時、ふと、今年の恵みを数えてみることを思い出したのです。

毎年、年末になると、1年を振り返って”恵み”を数えているのですが、11月に入る頃までは、「今年は止めよう」と思っていました。

それがふと、こんな時だからこそ、”恵み”を敢えて数えてみよう!

と、思えたのでした。

今ある恵みを数えること、今年の恵みを思い出すことで、
ポジティブなイメージをもったまま1年を締めくくり、
新年のスタートを前向きに迎えることができる

と、世界的なスピリチュアルリーダーのおひとりディーパック・チョプラ医学博士は言います。

いくつかの質問に答えていく方法もあれば、達成した事柄を列挙していく方法や私のようにただただ感謝する出来事をリストアップしていく方法など、やり方は自由です。

心が動く方法から試してみてくださいね。

さて、こちらが、今年の私の恵みです。

年末年始を父と穏やかに過ごせました

栗きんとんを作ろうとして柔らかく茹ですぎてしまった栗を再利用して、簡単なおやつにしてあげたら、すごく喜んでくれたこと。

神棚のお鏡の磨き役を私に任せてくれたこと。

父が風邪をひき、咳止めを飲ませたいのですが、心臓の薬を飲んでいたため、通常の咳止めがNGで、漢方の咳止めを半量にして飲ませることにしたのですが、私の飲ませ方が良いと薬を私に任せてくれたこと。

父がどこに仕舞ったのか忘れてしまった、とんでもない大切なものの捜索を任せてくれたこと(結局見つけることはできなかったのですが・・)

父はニーチェが好きでしたが、ニーチェについて書かれた新しい本の購入を任せてくれたこと。父の最後の入院時に「読んだ?」と訊いたら「読んだよ」と。息苦しくてしかめ面になっていた険しい顔が一瞬和らぎました。遺品整理の時、読みかけのページにしおりが挟まれていました。 最後まで読ませてあげたかったな。

そんな些細なことばかりですが、父と過ごした最後の年末年始のひとつひとつが、とても穏やかで、私にとっては、救いとなっています。。。

すると年末、フェイスブックのお知らせ機能が去年のことを思い出させてくれました(左の写真参照)

父はクロスワードパズルが好きでしたが、スマホで検索するのはズルだが、私に訊くのはギリOKという自分ルールでやっていました(笑)

で、私も答えられない時、iPhoneのSiriに問いかけると、父が一緒に答えてしまうので音声がだぶってしまい、Siriが混乱して意味不明な回答をするので、母と3人で大笑いして過ごしたことを思い出しました。この時はまさかこの1か月半後に父が亡くなるとは夢にも思っていませんでした。

母親ごっこをさせてもらえました

弟には息子が2人います。上は高校3年生。下は中学2年生。今までは、弟夫婦が東京の博物館や動物園に甥達を連れてくる時に会ったり、お盆や年末年始を実家で一緒に過ごすことはあっても、私も忙しい仕事をしていましたので、それ以外の時に頻繁に一緒に過ごすことはありませんでした。

それが父の入院・葬儀、母の入院をきっかけに、今年は、彼等と一緒に過ごすことが多くなりました。

ゴールデンウィークや夏休みには、仕事のある弟夫婦の代わりに、甥っ子たちが朝早くから実家にやってきては、一緒に勉強をして、一緒にお昼を食べました。

上の甥は9月に大学の推薦試験があるのでその参考書を一緒に買いに行ったり、下の甥は、上の甥が部活でいない時も、ひとりで実家にやってきて、一緒に宿題をやったり、今までの復習をやったり、遊んだり、いたずらされたりと、楽しく過ごすことができました。

下の甥のテニス合宿明けは焼き肉が食べたいというので、上の甥とお肉の買い出しに行き、大騒ぎしながら焼き肉をして過ごしたのも楽しかったです。

推薦のための筆記試験に合格した上の甥が、推薦面接に進み、その前日、東京の家に泊まってくれました。

私には子供がいませんから、子供のために、朝食を作って学校に送り出すということをしたことがありません。前日の夜に東京駅で拾って、夕食を食べさせ、お風呂に入れて、翌朝、ご飯とお味噌汁とおかずの朝食を準備して、制服にアイロンかけて、時間通りに送り出す。一生に一度の良い経験をさせてもらいました。

ちなみに、甥は無事、推薦試験に合格し、11月には既に受験の心配から解放されて自由の身。

母との関係が改善してきました

私と母との間には、まぁ、いろいろありました。

でも、母の入院を通して、母に私のバウンダリー(境界線)についてはっきりと、でも穏やかに伝えることにしたのです。

今までも、母に対して心のバリアーを張り、心の距離を置くことで、母との関係はかなり楽になってはいました。でも、関係が改善したというほどではありません。私がひいただけで、母は変わらないわけですから。

これからは、母がバウンダリーを破った時に、はっきりと(でも笑顔で)告げることにしたのです。そのことで、本当に楽になりました。

母を責めることを止め、ガマンすることも止め、ただ、笑顔で穏やかに「そこはアウト」と告げることにしたのです。

母の言動にも変化が現れてきました。

まだまだ道半ばですが、少しずつ良い方へ向かっていると思います。

優しい友人達の気遣いがありがたかったです

父の葬儀が終わり、でもまだ四十九日が過ぎない頃、

「まだ気が乗らないかもしれないし、他の予定があるかもしれませんが、 今度のヒルデガルトのお食事会いっしょに行きませんか? 」と声をかけてくれた友人がいます。

とても嬉しかったです。私も何か気の晴れる、笑顔になれる場所を求めていたのかもしれません。快くお誘いを受け、お食事会に参加させていただきました。

その時の様子は、『聖ヒルデガルトのイースターお食事会』をご覧くださいね。

また、12月に入ってからは、病気療養中の別の友人が、父の訃報を知りながらお悔やみを伝えることができなくて申し訳なかったと、わざわざお葉書をくださいました。

彼女だって体が辛い時期だったでしょうから、そんなことちっとも気にしていなかった私は、その葉書にとても温かいものを感じました。そしてもし、彼女の体調が少し改善していたならお食事でもとお誘いしてみました。

彼女とのお食事は2-3年ぶりになるでしょうか。久しぶりに食事を一緒にすることができました。その時のことは『久しぶりの友人とコウジイガラシ・オゥ・レギュームに』をご覧ください。

35年以上の友人と5年ぶりに会えました

学生時代に仲良しだったインドネシア人の友人が来日し、一緒に食事をしました。

その時の様子は『 35年以上の友人と5年ぶりに再会 』をご覧くださいね。お店の紹介もしています

クライアントさん達や生徒さん達に感謝

今年の新年会では講座を受講中の生徒さんから数年前のクライアントさんまで、お会いすることができました。その時の様子は、『 クライアントさん達・生徒さん達と普茶料理で新年会 』でご覧いただけます。

また、セルフドクターコースを修了された生徒さん達や受講中の生徒さん達から、とても前向きな様々なアドバイスやリクエストをいただきました。

これからの講座の在り方や運営の仕方について、とても参考になります。既に、取り入れさせていただいた案もいくつかあります。

プログラムや講座について、修了された後もこうして気にかけていただき、つながりをもてていることがとても有難いと感じます。

また、クリスマスプレゼントをクライアントさんからいただき、お心遣いが嬉しかったです。『クライアントさんからクリスマスプレゼントをいただきました

セルフドクターコースを月2回の6か月コースに

今まで月1回の1年間のコースでしたが、今期から思い切って半年のコースにし、またオンラインコースを平行して正式に開始しました。

まだまだ試行錯誤ですが、オンライン・コミュニティを活用することで、今までよりも生徒さん達の学びが深くなっているように感じています。

セルフドクターコースの詳細はこちらです。次回スタートは3月(2月末)です

ヘルスコーチ養成コースを構築

セルフドクターの次の段階として、ヘルスコーチ養成コースの構築に着手しました。4月開講で来年募集開始します。

単なるご自身の知識やスキルとしてだけでなく、他者をサポートしたいという声にお応えしたものです。

統合食養学のヘルスコーチとして学ぶべき内容は明確ですが、それを日本語の講座用のテキストに作り上げる作業を現在しています。

詳細はこちらです。

月刊誌 NEXT の2019年9月号 にインタビュー記事が掲載されました

スポーツジムのトレーナーさんや経営者向けの専門誌NEXT」を発行しているビジネスジャパンの取締役、岩井智子さんからのご依頼で、ヘルスコーチのお仕事のことや統合食養学のアプローチについてお話をさせていただきました。

こちら『ヘルスコーチのアプローチと働き方』でご覧いただけます。2ページに渡って掲載してくださっています!

IN YOU の松浦さんと対談させていただきました

オーガニック系情報サイトでは、日本最大の「IN YOU」の代表取締役の松浦愛さんにお誘いいただき、8月中旬に「IN YOU tube」にて対談をさせていただきました。

老けない血管を作るために今すぐできる血管アンチエイジング習慣のコツ、教えます

オリンピックのフィールドキャストとしてボランティア登録されました

もうこの機会を逃したら、私が生きている間に東京でオリンピックに出会うことはないだろうと思い、また、今は以前のような働き方はしていないので、時間を作ることもできますから、応募してみることにしました。

登録前のオリエンテーションの時のことは『東京オリンピック・パラリンピックのボランティア・オリエンテーションに参加しました』を、フィールドキャストとして登録された時の研修の様子は『2020東京オリンピック・パラリンピックのフィールドキャスト・ボランティア集合研修に参加しました』をご覧くださいね。

今年もFoodexで商談通訳しました

今年は商談通訳だけでなく、VIPラウンジでのオンデマンド通訳もする機会をいただき、Foodexを堪能することができました。

その時の様子は、『アジア最大の食品見本市Foodexに今年も商談通訳として参加して感じたこととお勧め食品』をご覧ください。

新しい学びの機会を多くもつことができました

  1. ゲルソン療法に関するドキュメンタリー映画『ザ・フード・キュア』を観てきました
  2. 女子栄養大学で有資格者対象のエキスパート講座に出席し、「免疫栄養学」について学びました。
  3. アンドリュー・ワイル医師やテリー・ウォール医師等による特別講義 – IIN年次カンファレンス2019
  4. 日本科学未来館で、サイエンス誌『ネイチャー』と日本医療研究開発機構(AMED)などがコーディネイトして行われた 「こころの健康とデータサイエンス」を受講してきました
  5. 橘・フクシマ・咲江さんによる、AIと共存していく社会において求められる人財・役割・分野についての講演に出席しました。
  6. 高校在学中に ご自身のブランド「Dari Bali」 を立ち上げた露木志奈さんによる『安全な材料だけで作る口紅ワークショップに参加しました

断捨離がまた一歩前進

亀の歩みの断捨離ですが、今年は、大きめの段ボール箱2杯分の書類を廃棄することができました。

今回廃棄した書類は、全て、投資銀行人生の後半、財務畑から法務畑の部署に異動してからの書類です。ずーーーと企業/買収/組織再編の財務の専門家として働いてきた私が、買収/組織再編の法務専門部署へ異動になり、いちから学びなおし作り上げてきた調査書類や報告書類たちです。

サラリーマン人生で最も苦労して努力してがんばっていた時期の成果物だからだと思うのですが、どうしてももう不要だからというだけで、安易な気持ちでは、とても捨てられず、とうとう10年近くも段ボール箱の中で塩漬けにしていた子達です。

今回、上の甥が一晩、私の東京の家に泊まるということになった時、私の中で大切なものの優先順位が明確になったのだと思います。そのためなら、こんな書類は邪魔なだけ(笑)なんの未練もなく捨てられました(笑)

世の中のお子さんを持つ親ごさん達が、お子さんのためなら何でもできるという気持ちが、私にも1ミリくらい分かったような気がします。

断捨離のご利益

甥が帰った後も、少しづつ書類の断捨離を続けていました。

すると、書類の間から、10年以上前に辞めた会社の保険組合からいただいたお餞別が出てきました(笑)

手つかずのまま、ピン札で8,000円!

いただいたことすら忘れていました。ちょっと早いお年玉をいただいた気分です。

が、これはこのまま甥達のお年玉へ補填されることでしょう(笑)

更に更に断捨離を継続していたら、な、な、なんとクリスマスの日に

初めて父からもらった手紙が出てきました。

私が留学していた時に届いたものです。

「貴女の母には一通の手紙さえ書いたことがありませんが、娘の貴女には筆を取りました」

と、いう書き出しから始まっています。内容は伏せておきますが、クスっとしてしまうようなことが書いてありました。

今の時代なら、海外に子供がいてもメールかLINEで 頻繁に簡単に連絡が取れるし、フェイスタイムなどで顔を見ることも、実際に話すこともできます。

でも、当時は国際電話の通話料金はハンパなく高く、メールもない時代でしたから手紙が唯一のコミュニケーション・ツールでした。

30年以上経ったクリスマスの日に、父の溢れる愛を改めて感じることができました。

30年前の元同僚からのメール

長年、海外の友人達にクリスマスレターを送っていたのですが、ここ2-3年は、フェイスブックでつながった友人が多くなったことから、止めていました。

今年は父のこともあったため、フェイスブックに登録のない海外の友人達にだけレターを送ることにしました。

するとドイツで働いていた時の同僚(ドイツ人、政治アナリスト)から返信がありました。短い手紙ですが、当時の記憶がよみがえってきました。

彼とは同い年で、家が近かったことから、仕事の帰りは大抵、彼の車で送ってもらっていました。彼は当時、やはり同じ会社の債券部にいたアメリカ人とルームシェアをしていたので、彼の家で3人で夕食を食べてから、帰宅するということが多かったのです。

株式部の日本人の私、債券部のアメリカ人、アナリストのドイツ人、皆、同い年で、大学を卒業したばかりだったこともあり、学生時代の寮生活の延長線のようなノリで、よく口喧嘩しながら、お互いをからかいながら、長い時間を一緒に過ごしていたことを思い出しました。

どんなに時間と距離が開いても、一瞬で心が温かくなる、そんな時間です。

今年も忘年会ができました

冒頭に記載した通り、11月の半ば頃になるまで、まったく心に余裕のない状態だったため、毎年夏の元同僚たちとの納涼もできなかったのですが、やっとで今年もちゃんと締めくくりたいという気持ちになりました。

日本に定住することを決めて海外から戻ってきた時に就職した外資系コンサルティング会社で、仲良くなった同僚たちです。

25年以上になりますが、お互い、様々な人生のチャプターを越えて、今でもこうして1年を一緒に締めくくれることが本当に恵みだと感じます。

いつも私の相談に快くのってくれて、建設的な現実的なアドバイスや意見をくれます。有難い存在です。

実は、今回も私の足りないところを補完してくれる頼もしい人を紹介してくれました。 1年の締めくくりに、懸案だった事柄のひとつに目途を立てることができました。

独立して以来、多くの人達に助けられていることを毎年実感します。

ちなみに、忘年会を設定した日は、たまたま全員の都合が良かった日なのですが、のちに「鬼宿日」だったと判りました。この日は鬼が寝床にいるので、何をしても万事大丈夫という、何をするにも一番良い日なのだそうです。私達もってますね!

今年も多くの恵みに感謝して、新年を迎えることができます。

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新学期は、毎年3月と9月です。講座でお会いしましょう。

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