ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

健康と幸せを手に入れるホリスティック・ヘルスコーチの食事法

あなたのその症状、自己免疫疾患かもしれません

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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自己免疫疾患は、どの臓器の疾患であっても、診断された時には既に80%~90%の細胞組織が破壊されている

と、言ったら驚きますか?

でも本当のことです。

例えば最近、疲れが抜けなくてコーヒーが手放せない、低血圧気味で立ちくらみがある、ちょっと気分が落ち込み気味で時々下痢もある、なんとなく元気がない

なんて症状ありませんか?

それも、もしかしたら自己免疫疾患が原因しているのかもしれないんですよ。

もし私が、根拠のない恐怖で皆さんの心を惑わすためにこんなことを書いているとしたら、とんでもない悪人ですね。

でも根拠がないわけではありませんし、惑わすつもりもありません。

今回は、

  • 自己免疫疾患の従来の検査のこと
  • 自己免疫疾患の薬のこと
  • 多重組織抗体のこと
  • 自己免疫疾患の専門検査機関
  • 自己免疫疾患のひきがねとなると考えられているもの
  • 積極的に食べた方が良い食品

についてお伝えします。

さて、

例えば、アジソン病

アジソン病は、副腎の一部が破壊されることで、副腎皮質で造られるホルモンが不足するために起こる、全身に症状が現れる病気です。

具体的には、体重減少や疲れやすさ、食欲低下が起こります。適切な血圧調整ができなくなり、立ちくらみが生じることがあります。吐き気や嘔吐、下痢、筋力低下があることもあります。気分の落ち込み、うつ症状、何となく活気がない、元気がない、という程度でも発病していることがあります。

先天的にも後天的にも起こる病気ですが、自己免疫疾患で起きている場合、副腎組織の80%~90%が免疫T細胞に食い尽くされるまで、従来の血液検査では発見できません。

つまり、「自己免疫疾患と診断されていない」自己免疫疾患の人が、その可能性を疑われることもないまま検査もされないまま、不可解な不調に苦しんでいることは、実際にあるのです。

でも

お医者様に訊ねたら、きっと「自己免疫疾患は、稀な病気だ」と言うでしょう

単にそれは、従来の検査方法では、細胞組織または臓器の90%が完全に破壊されるまで検知されないからです。

自己免疫疾患は、症状が対処不能になって、ひどい痛みに襲われるか、体の形状に異変が生じ始めるまで(例えば、リウマチの関節のように)、検査結果に現れてきません。細胞組織のほとんどが破壊されるまで、自己免疫疾患と診断されないのです。

それでは遅すぎます。

どの自己免疫疾患も同じです。

それって本当に怖いことです。

それに

自己免疫疾患の薬で、病気は完治しないって知っていましたか?

治ると思っていますよね?

残念ながら、それは間違いです。

例えば、橋本甲状腺炎グレーブス病を例にとると、両方とも、免疫T細胞が甲状腺を破壊する自己免疫疾患です。症状は、グレーブス病か橋本病かを問わず、甲状腺機能低下症と甲状腺機能亢進症の両方向に揺れ動きます。

甲状腺機能低下症|(1)こんな症状ありませんか?検査の見方と間違えられやすい病気

時に両方の症状が現れることもあります。

一般的な治療法は、甲状腺ホルモン剤の処方、手術や放射線治療などです。そして、お医者様は大抵、「様子を見ましょう」と言います。抗不安剤を処方してくれることもあります。

投薬によって、甲状腺検査の結果は良くなります。でも、ほとんどのケースで完治はしないんです。

そして、数ヶ月から数年後、別の臓器を標的とする別の自己免疫疾患が発症することがほとんどです。

自己免疫疾患をもっている人は、大抵、「多重組織抗体」を持っています。

つまり、ひとつの自己免疫疾患をもっている人は、大抵、2つ、3つ、時に4つの自己免疫疾患をもつようになります。

なぜ治療を受けているのに完治しないのでしょうか?

少し考えたら、答えはすぐに見つかります。

甲状腺機能低下症の場合、処方薬は、足りない甲状腺ホルモンを補完してくれているだけです。薬が甲状腺ホルモンの代わりをしてくれますから甲状腺の検査の結果は改善します。

でもその薬は、暴走している免疫T細胞の攻撃を止めさせたり、攻撃を防御してくれたりしているわけではありません。免疫T細胞は、変わらず全力であなたの体内組織を破壊しようとして働いているのです。

甲状腺摘出術を受けたとしても、完治しません。

そもそも甲状腺が悪いのではなく、甲状腺は免疫T細胞の攻撃の標的にされていただけです。学校でいじめがあった時に、いじめられている子を転校させても、いじめっこが校内に留まっている限り、その学校でいじめがなくならないのと同じです。

いじめっこをどうにかしなければ、次の標的がいじめられるだけです。

免疫T細胞も同じです。免疫T細胞の暴走を納めなければ、またひとつ、もうひとつと臓器が標的にされていくだけです。免疫T細胞は、あなたの体の他の臓器を殺そうとし続けるのです。

これは、橋本病だけのことではなく、リウマチ、多発性硬化症など、どの自己免疫疾患についても同じです。

最初にあなたに告げられた病名は、最も大きなダメージを受けた臓器の名前だというだけのことなのです。

自己免疫疾患の専門検査機関で検査する

臓器の90%が死んでしまう前に、病名に関係なく、全身に起こる不調に気づいたら、専門の検査を受けてみてはどうでしょうか。

冒頭に記載した通り、自己免疫疾患は、気づかれないまま、今まさに進行しているかもしれない可能性がある病気です。がんと同様に、自己免疫疾患も早期発見が重要です。

専門の検査機関のひとつにCyrex Labsという会社があり、「多重自己免疫反応スクリーン(Multiple Autoimmune Reactivity Screen)」という検査をしてくれます。

一般的な医療機関による検査よりも自己免疫疾患が検出できる確率が高いという評価がある機関です。(なお、ソフィアウッズ・インスティテュートと私個人共に、Cyrex Labsと何らビジネス関係はありません。)

自己免疫疾患の引き金となるもの

免疫T細胞の暴走を生むキッカケにはいくつかあります。

  • 病原菌による感染症がキッカケになることもあります。
  • 食品によって引き起こされることもあります。

食べ物は重大な引き金です。

食事を変えることで、自分で自己免疫疾患を治してしまった人もいます 。

自己免疫疾患の引き金をひくと考えられている食品

現在、自己免疫疾患との関連性・相関関係が報告されている食品がいくつかあります。しかし因果関係が証明されたものは、まだありません。ですから、これらすべてが必ず引き金となるわけではありませんし、まったく関係のない人もいます。

私達はひとりひとり異なるということを忘れないように。

  • グルテンを含む食品(小麦、大麦、ライ麦など)
  • 乳製品
  • 穀類(アマランス、スペルト小麦、米、オート麦、タピオカ、キヌア)
  • 発芽した穀類
  • とうもろこし
  • 発酵食品
  • 白砂糖

ひとによって原因となる食品は異なりますから、あまり神経質になる必要はありません。

ただ、もし抗体が上昇していると診断されたら、まずは小麦、白砂糖、乳製品を食事から抜くことから始めてみてください。

積極的に食べた方が良い食品

腸内環境を整える食品

免疫細胞の60%以上は腸内にあり、免疫細胞の挙動を腸内細菌が指導していることが判っていますから、免疫T細胞の暴走も腸内環境を改善させることで次第に抑えられるようになる可能性はあります。

一般的に腸内環境を整えるのに効果的なのがプロビオティクス=発酵食品ですが、自己免疫疾患の人の場合、発酵食品のヒスタミンに反応するケースもありますから、ビタミンDの多い食品がお勧めです。

ビタミンDは、腸内環境を整え、免疫機能を調整してくれます。

ビタミンDの多い食品については『ビタミンDの多い食品』をご覧ください。サプリメントで摂ることの危険性については『ビタミンDは、過ぎたるは及ばざるがごとし』をご覧ください。

甲状腺機能低下症の人は、『甲状腺機能低下症の予防と改善(1) – こんな症状ありませんか?』をご覧ください。

抗炎症作用/抗酸化作用のある食品

自己免疫疾患の人の体内には、通常よりも多くの過酸化水素が発生しており細胞にダメージを与えていると考えられています。

私達が酸素呼吸をして活動している限り、過酸化水素は私達の細胞内で発生するものですから、その発生自体が悪いのではありません。発生量が多すぎたり、発生した後ただちに中和されていないことが問題となるのです。

私達の細胞内の過酸化水素を中和してくれる酵素には2種類あります。グルタチオンカタラーゼと呼ばれるものです。

水素水については『水素水って本当に効果があるの?』をご覧ください。

グルタチオンはサプリメントも売られていますが、非常に高価だというだけでなく、酵素は胃液で分解されてしまうので、グルタチオンの形で細胞に吸収されることは稀ですから、お勧めしません。

カタラーゼは、肝臓に多い酵素です。だからと言って、レバーを食べてもカタラーゼの状態で体内に吸収されることはありません。

両方とも酵素ですから、直接、そのままの形で食品から摂ることはできません。酵素はなんでも胃液で分解されてしまいます。でも、その材料となる食品を食べることで、体内で産生を促すことができます。

アブラナ科のお野菜

アブラナ科のお野菜には、ビタミンCを豊富に含んでいるものが多いです。ビタミンCは、私達の体内で過酸化水素が中和される過程で必要となる栄養素で、体内のカタラーゼを増やします。

ナッツ類&豆類

グルタチオンは、3種類のアミノ酸グルタミン酸シスチングリシン)が結合して体内で造られるトリペプチドと呼ばれる物質です。

これら3つのアミノ酸が豊富に含まれている食品、つまりナッツ類を多く食べることが体内でグルタチオンを造る上で大切となります。ナッツに抗酸化作用があることが近年よく知られてきました。

グルタチオン

また、ニンニク玉ねぎブロッコリーカリフラワー等、硫黄の成分となる物質を持っている食品と一緒に食べることで、グルタチオンの産生が促されます。

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赤身の魚とキノコ

ナイアシン

赤身の魚とキノコには、ナイアシンが豊富です。ナイアシンは、過酸化水素が私達の体内で中和される過程で必要となる NADH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の材料となります。

赤身の魚には、体内でカタラーゼを増やすと言われているセレンも豊富です。

穀類・種(シーズ)

ひまわりの種、蕎麦、豆類にもセレンは豊富に含まれています。

ターメリック生姜

ターメリックや生姜にも体内の過酸化水を中和する効果があると言われています。

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自己免疫疾患は、重篤になるまで、なかなか一般的な検査では発見されない病気です。

不調が全身に表れるのが特徴です。

例えば、更年期症状に似ています。

更年期の症状もできるだけ薬に頼ることなく、食事とライフスタイルで改善していただきたいと思いますが(セルフドクターコースでは女性ホルモンを手懐ける方法についてのレクチャーもありますよ)、更年期症状がひどくなるようでしたら、自己免疫疾患の検査を受けてみることも必要かもしれませんね。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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