ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

バイオ個性で食べて健康と幸せを手に入れるホリスティック栄養学ヘルスコーチ

ハーバード大学病院の肥満症専門医が、「カロリーを数えるのを止めて、食事の質と向き合うことから始めましょう」という理由

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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ほとんどの人が、体重を落とすのは、単純な算数だと考えています。

口にするカロリーを減らせば、痩せられる

と。

しかし、この、何十年にも渡って信じられて来た古い戦略が、実は、大きな間違いであったことをハーバード・メディカルスクールの小児医療の助教授であり、肥満症の専門医のファティマ・コーディ・スタンフォード医師が説明しています。

ソフィアウッズ・インスティテュートのヘルスコーチングが立脚している統合食養学(ホリスティック栄養学)は、そもそも、カロリー計算をしません。私達の健康にとって重要なことは、カロリーではないという立場をとっています。

今回、一流大学病院の肥満症の専門医がそうした統合食養学のアプローチの正しさを裏付ける記事を書かれていましたので、和訳要約してご紹介することにしました。

「カロリー摂取とカロリー消費についての、この概念は古いだけでなく、間違っています」

スタンフォード先生は、

注意深くカロリー計算をしても、常に同じ結果を生むわけではないということが真実です。あなたの体のカロリーを燃やす力は、多くの要因に依存しています。例えば、どんなものを食べたのか、あなたの基礎代謝、あなたの腸内細菌の顔ぶれなどです。誰かと同じカロリーの食事をしたとしても、あなたの体重は、その人と同じにはなりません。」

と、述べています。

更に、「カロリー概念を捨てなさい」と、スタンフォード先生はおっしゃいます。

これからは、カロリー計算ではない、異なるアプローチを摂るべき時だと述べられ、食事の質を向上させて、継続可能なライフスタイルを築くことの重要性を強調しています。

Not all calories are created equal
全てのカロリーは生まれながらにして平等ではない

この言葉はまさしく、私が統合食養学(ホリスティック栄養学)の公認ヘルスコーチ資格を取得した学校の校長先生がよくおっしゃっていた言葉です。

IINでは、多くの医学生や医師も受講していますので、もしかしたら、スタンフォード先生もIINで学んだのではないかとふと思いました(笑)

あなたの体のカロリー処理力に影響する主な3つの要因

1. 腸内細菌の顔ぶれ

数兆個もの微生物があなたの腸内に住んでいます。あなたの腸内で多数を占めている微生物の種類によって、あなたがどれほど食事からカロリーを吸収しやすいかが異なります。

太りにくい体質の人は、太りやすい人とは異なるタイプの腸内細菌が多いことが科学によって明らかにされています。

「痩せている人の腸内細菌を肥満症の人に移植すると、
体重変化が起こります」

あるタイプの腸内細菌は、他のタイプの細菌よりもカロリーを効率的に代謝できる能力をもっているからです。

2.基礎代謝

基礎代謝というのは、私達が眠っている時(呼吸以外の活動をしていない時)に消費するカロリー量のことです。基礎代謝が高ければ、眠っているだけで、やせることができるというわけです。

私達ひとりひとりには、体重の「決められた幅」があります。

この「幅」は、遺伝子や環境、そして私達の行動などのいくつかの要因によって決定され、脳の深い部分にある視床下部では、体温や体重が「決まった幅」から低くなり過ぎることがないよう防御してくれています。

体重を減らしたいと考えている人にとっては、迷惑な話かもしれません。この「決められた幅」が、やせたいあなたの努力むなしく、ある一定の体重にまで落ちると、突然、何をしても体重が落ちなくなる理由です。そして、96%もの人が、リバウンドしてしまう理由です。

「食事制限と運動によって、
短期間に大幅に体重を落とすことに成功した人は、
その後、体からの反撃にあいます。」

と、スタンフォード先生はおっしゃいます。

食事制限によって短期間に大幅に体重を落とした人の基礎代謝もまた、食事制限前と比較して大幅に落ちていることが研究によって判っています。

つまり、極端な食事制限は、「代謝順応」を起こしてしまうため、リバウンドが確実に起こってしまうのです。

余談:「食事制限と運動で短期間に結果にコミット」ってどこかのCMで聞いたことがありますね(笑)その後超絶リバウンドされた方が私のところへご相談にいらっしゃること多々です。

3.食事の種類

食品の選択は、カロリー摂取に影響を与える可能性があります。でもそれは、その食品自体に含まれているカロリーの量のことではありません。

『細胞代謝(Cell Metabolism)』誌に2019年に発表された論文は、加工食品を食べている人は、加工食品を食べない人と比べて、より多くのカロリーを欲する傾向にあると報告しています。

この調査では、20名の被験者(男女10名ずつ)が2つのグループに分けられ、総摂取カロリーが同じになるよう食事が提供されます。ただし、ひとつのグループの食事は自然食品で構成されており、もう一方のグループの食事はウルトラ加工食品で構成されています。

ウルトラ加工食品については『ウルトラ・プロセスフード(超加工食品)店の優良顧客は○○になりやすくて、直ぐ死ぬ!?』もご覧ください。

2週間、食べ続けてもらうと

「ウルトラ加工食品を食べたグループでは、皆、体重が増加しました。
同じカロリーの食事が与えられていたのにです。」

また、好きなだけ食べても良いと伝えた時には、ウルトラ加工食品を提供されたグループは、平均してひとり当たり1日に500kcal多く食べたとのことです。しかし、その後、自然食品の食事に切り替えたところ、欲するカロリー量が減少したとのことです。

これは、脳はカロリーに反応して満腹を感じているのではないということです。同じカロリーの食品同士でも、自然食品は少ない量で満足し、加工食品では満足感が得られないから、余分に食べたくなるということです。

「脳は健康的でナチュラルな食品を好みます。」

と、スタンフォード先生はおっしゃっています。

体重管理(ウエイト・コントロール)の成功要因

カロリーを数えることが体重を管理する上で信頼できる方法ではないとしたら、あなたは不要な脂肪を落とすのに何をしたら良いのでしょうか?

スタンフォード先生が勧めていらっしゃる方法をご紹介します。

1. 食品の質に注目する

お料理する時には、加工食品や化学調味料を使わない、あるいは減らす努力をしましょう。加工食品はあなたにもっと食べたいと思わせるだけです。その代わりに、全粒穀類、果物、野菜などの自然食品を多く食べるようにしましょう。

2. 定期的に運動する

体重を落とすためには、週に150分間(1日20分以上)の中程度以上の運動をすることを目標にしましょう。

中程度の運動とは、運動しながら話ができるけれども歌うことはできない程度の運動のことです。もちろん何もしないよりは、どんな運動でも良いですが、体重を落としたいのであれば、少しキツイと感じる運動の方が効果的です。

ソフィアウッズ・インスティテュート補足:これは、肥満の程度にもよるように思います。私の今までのクライアントさん達は皆、キツイ運動などすることなく、食事とご自分が心地よいと感じる軽い運動だけで適正体重に戻っています。

3. しっかりと眠る

睡眠不足は、サーカディアン・リズムと呼ばれる体内時計のリズムを狂わせ、体重増加を招きます

あなたの体は夜眠って昼間起きていることを好みます。看護師を20年間追跡調査した研究では、夜勤をする看護師はより太りやすいことが報告されています。睡眠不足や質の悪い睡眠は、体内リズムを乱し、体を混乱させます。睡眠不足は、あなたの食欲を刺激するホルモンの分泌を促し、あなたの体重を増加させます

参考:『「睡眠が足りないと食事を減らしても痩せない」という怖~い報告が。いったいどれくらい睡眠不足になると痩せなくなるのでしょうか

4. 医薬品に注意する

医薬品の中には体重を増加させるものがあります。最近、太り始めた人で、同時期に新しい薬を飲み始めた人は要注意です。

医師に別のお薬に替えてもらえるか相談してみてください。

5. ストレスを解消する

睡眠の質と同様にストレスも体重を増加させます。ストレスと上手に付き合うことができれば、体重を増加させずに済みます。

6. ヘルスコーチに相談する

「大体、ダイエットは失敗するものだと多くの人が信じています。
でも、それば間違いです。」

と、スタンフォード先生はおっしゃいます。

様々な他の不調と同様に、適正な体重についても専門家からのサポートが必要な事柄です。健康的に体重を減らすために必要なことは、食事制限と運動だけではありません。

もちろん、中には医療的な介入、例えば、投薬や手術が必要なケースもありますから、専門家に相談してみましょう。

以上が、スタンフォード先生の記事の内容です。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのプレゼント

統合食養学の公認ヘルスコーチは、ひとりひとりのバイオ個性に沿ってヘルスコーチングを行います。それは食事に留まらず、ライフスタイルへの提案に及びます。

もしスタンフォード先生がご説明になった落とし穴に陥らずに、あなたのバイオ個性に沿って食事をしたいとお考えなら、ソフィアウッズ・インスティテュートのプライベート・ヘルスコーチング・プログラムを受けることをお勧めします。

あなた自身のバイオ個性に沿って、適正なバランスで食事をするだけで、無理な食事制限などしなくても、体はちゃんと適正な体重に戻ってくれます。ソフィアウッズ・インスティテュートの多くのクライアントさん達がその不思議を体験していらっしゃいます。

ただし、過激な食事制限やファスティングなどによって体重を落とし、その後リバウンドするという経験を繰り返してきた人の場合は、その行為によって体内/脳内ホルモンのバランスが崩れてしまっていますので、そこを戻すことから始めなければなりません。

ひとりひとり体内循環の状態や自然治癒のスピードは異なります。

ですから、そうしたことを考慮することなく、「必ず3か月後に〇kg減らします」なんて無責任な約束は、ソフィアウッズ・インスティテュートはできませんし、しません。

私達の体は機械ではありません。

スイッチをオンオフするように体を扱ったら、スタンフォード先生の言う「体からの反撃」に遭うことは必至です。

体が納得するタイミングに任せ、反撃になど遭うことなく、一生続くライフスタイルを手に入れたいと思うのでしたら、初回問診にご予約ください。

リンクのページから今までのクライアントさん達からいただいた感想もご覧いただけます。

あるいは

  • ヘルスコーチに頼ることなく、ご自分でなんとかしたい
  • スタンフォード先生がご説明になった体の仕組み(決まった幅のこと、代謝順応のこと、サーカディアンリズム、ストレスと肥満、睡眠と肥満など)について詳しく学びたい

と、お考えなら、次期セルフドクターコースへお申し込みください。

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公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

Stop counting calories”, October, 2020, Harvard Women’s Health Watch

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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