食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

目の健康のためにサプリメントを飲んでいる人は期待が裏切られるかもしれません。

バイオ個性で食べて、心と体をつないで健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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加齢に伴う目の疾患の代表と言えば、白内障ですよね?でも、

白内障になるのは老人だけではないんですよ

白内障は、加齢によって起こるケースが大半なので、老人の病気と思われがちです。

が、先天性後天性の両方があります。

今回は、老人の病気として軽視されがちな、でも、目の健康にとって、とても重要な白内障予防についてお伝えします。

  • 先天性としては、母親の妊娠中の風疹
  • 後天性としては、紫外線喫煙などの酸化ストレスも大きな原因となります。
  • 糖尿病やアレルギーなどの合併症として発症することもあります。

例えば、アトピーをもって生まれた新生児の目が既に白く濁っていることもあります。

  • 薬物(副腎皮質ステロイド、向精神薬、不整脈治療薬(アミオダロン)、高脂血症薬(スタチン), 縮瞳薬等)の副作用も大きな原因となります。

白内は、白内とは書きませんよね?

つまり、白内障は、「病気」ではなく、「支障」なんです。

白内障は目の水晶体(眼球内にあるレンズ)のタンパク質が変容して、濁ってしまう疾患です。でも、なぜ変容してしまうのか、

直接的な原因は未だ判っていないんです。

  • 家族に白内障になったメンバーがいると白内障に罹る確率が高まるため、遺伝的な影響も否定できません。
  • 人種的には、黒人よりも白人に多く発症します。

白内障の主な自覚症状

  • まぶしさ
  • 目のかすみ
  • 視力の低下

等が一般的に知られています。

白内障の種類

簡単に説明しておきます。後述する調査結果を理解しやすくなります。

水晶体の中心部を「核」、その周辺を「皮質」と呼びます。

  • 「核」が主に濁ったケースを白内障
  • 「皮質」が濁ったケースを皮質白内障

と、いいます。

核白内障: 水晶体の濁りは、黄ばむことが多いです。しかし、ゆっくりと黄ばんでいくので、視力低下は比較的ゆっくりで、あまり不自由を感じないようです。

そのため、実は多くの人が視力に問題がなくても白内障が進行していることも報告されています。

皮質白内障: 水晶体の濁りは、白濁することが多いです。かすみ感が強いので、早い段階で生活に支障をきたす事が多いようです。

私の場合

證券会社の調査部で毎日数値の分析で、長時間、目を酷使していた私は、当時、食生活の乱れもあり様々なアレルギーも発症していて、元々、超ド近眼だったこともあり、目が耐えられる限界を超えていたのかもしれませんね。ある日の朝、目が覚めたら左目が見えなくなっていました。

原因については結局確実なことは判明していません。お医者様によれば、これほど急に白内障で失明することは稀であること、そのため、頭を強く打ったのでなければ、極度のアレルギーが原因になったのではないかとの診断でした。

きっと、少しづつ見えなくなっていっていたのかもしれませんが、多忙と日々の緊張で、自分の身体のことなんて気にしている余裕もなく、完全に見えなくなるまで、まったく気づきませんでした。

前の晩ベッドに入るまでは見えていた目が、朝起きると見えないというのはかなりの恐怖体験ですよ(笑)

でもパニクっている余裕もないので(笑)、かろうじて見える右目で、会社の上司にメールして、ネットで眼科を調べて予約して・・・

お医者様は、即手術が必要と判断され、白内障の名医と呼ばれる三井記念病院の赤星先生に紹介状を書いてくださり、赤星先生も緊急手術が必要と診断され、3か月先まで予約でいっぱいと言われていた先生の予定に、なぜか3日後に手術が予定され。。慌ただしい1週間になりました。

そんな中でも、手術までの間、普通に出勤していましたが、その時、周囲の人達の行動が恐怖でした。と、言うのも、周囲の人達からしたら、私の左目が見えていないなんてわからないですから、当然、彼等が近づいてきていることに私が気がついていると思い込んでいるので、ものすごい速さで左側から横切ってくる人もいました。私からしたら、突然、目の前に左側から人が現れるわけですから、冷や汗ものです。

確かに、私も普通に見えていた時、私の隣を歩いている人の目が見えていないかもしれないなんて想像したことはありませんでした。白い杖をもっていない=見えている ということではないのですよね。

片目だけとは言え、目の見えない人の恐怖を少し実感できたように思います。

と、言うところで、この時私は40歳になったばかりでした。白内障は決して70~80歳の老人の病気ではないんですよ。

白内障の予防の基本

  • 目への紫外線を避ける: 夏場のサングラス、帽子
  • 禁煙
  • 生活習慣病予防: 糖尿病や高血圧・高脂血症などの投薬が必要とならないようなライフスタイルと食事

目の健康、特に白内障予防に効果があることが報告されている食品

目の健康に良いと言われている栄養素のサプリメントと言えば、ルティンとゼアキサンチンですが、意外な研究報告が相次いでいます。もっと良い栄養素があったんです。しかもその摂り方が重要でした。

(裏付けとなっている論文は最後に参考文献として一覧にしています)

オレンジ

毎日1個のオレンジを食べると白内障予防に効果があることが、オーストラリアのシドニー大学の研究者によって報告されました。

2,000人以上の50歳のオーストラリア人を15年に渡って追跡調査した結果です。

毎日1個以上のオレンジを食べていた人は、まったく食べない人と比較して、白内障の発症リスクが60%も低かったそうです。

1週間に1個食べるだけでも、リスクが有意に低下するそうです。

オレンジに含まれている抗酸化物質で、以前より目に良いと言われているのは、ルテインゼアキサンチンです。

が、この研究者が、オレンジと共通の抗酸化物質をもつ紅茶リンゴ赤ワインについて調査したところ、目の疾患に関して、特に有効だという事実は発見できなかったそうです。

実際に研究論文を検索してみると、「ルテインとゼアキサンチンの目の疾病予防への効果については更なる検証が必要だ」とする論文が多いことと、なかには「効果が検証できなかった」とする論文もちらほらあります。

オレンジの効果は、ルテインやゼアキサンチン等のカロテノイドと、オレンジに含まれている何か他の成分とのシナジー効果ホールフードとしての効果なのかもしれませんね。

オレンジの旬

国産オレンジは、12月に収穫されます。しばらく貯蔵してから、2月~4月に出荷されます。なので、旬は3月ですね。

輸入オレンジ

バレンシアオレンジの収穫・出荷

  • 米国産は、カリフォルニア産が6月から11月、フロリダ産が6月
  • 南アフリカ産は、5月から6月

ネーブルオレンジの収穫・出荷

  • 12月頃から3月頃

ホールフードの効果と、言えば、以前『遺伝子の番人キウイフルーツはIBSにも効果が期待できるだけでなく万能フルーツだった。でも注意すべき人も。』の中で紹介したキウイフルーツにも白内障予防効果が報告されています。

キウイフルーツ

キウイフルーツにもカロテノイドが豊富です。

一日に3個以上キウイフルーツを食べている人は、1個半未満しか食べない人と比べて、

加齢による白内障になるリスクを36%低減すると報告されています。

この調査には、11万人の男女が参加し、女性は18年間、男性は12年間の追跡調査が行われました。

  • βカロテンやビタミンAをサプリメント錠で摂取した場合と
  • 野菜で摂取した場合には、

加齢による白内障予防への効果はあまり強くはありませんでした

しかし、

フルーツで摂取した場合にのみ、白内障予防として有意な効果が認められたとのことです。

面白いですね。やっぱり栄養素は単体で考えるのではなく、ホールフードで考えることに意味があるのだと確信する結果です。

ビタミンB群の多い食品

米国・国立眼研究所(National Eye Institute:NEI)による横断的前向きコホート研究AREDS(Age-Related Eye Disease Study:AREDS)によって、食事由来のビタミンB群の摂取が、加齢による水晶体混濁(白内障)の発症に影響を及ぼす可能性が明らかになりました。

研究グループは、AREDSに登録されている55~80歳の3,115人(6,129個の眼)を約9.6年間、追跡調査しています。

  • ルテイン/ゼアキサンチン
  • ビタミンB群

食事による摂取量と白内障の有病率および発症率との関連を分析しています。

いずれも、最も少なく摂取していたグループと比較した場合の、白内障の発症リスクを示しています。

ビタミンB2(リボフラビン)を最も多く食事から摂取していたグループ

  • 軽度 核白内障:0.78(0.63~0.97): 発症率が22%低い
  • 中等度 核白内障:0.62(0.43~0.90): 発症率が38%低い
  • 軽度 皮質白内障:0.80(0.65~0.99): 発症率が20%低い

『ビタミンB2の豊富な食品』:レバー、海藻、キノコ類、アーモンド(ナッツ類)、豆類

ビタミンB12を最も多く食事から摂取していたグループ

  • 軽度 核白内障:0.78(0.63~0.96):発症率が22%低い
  • 中等度 核白内障:0.62(0.43~0.88):発症率が38%低い
  • 軽度 皮質白内障:0.77(0.63~0.95):発症率が23%低い

ビタミンB12の豊富な食品』:海藻、貝類、レバー、魚卵

ビタミンB2(リボフラビン)とビタミンB12の両方を食事から多く摂取していたグループ

  • 摂取量に反比例して、核白内障と皮質白内障の発症が少なくなった。(たくさん食べれば食べるほど、発症が少なくなった。逆相関していた)

ナイアシンとビタミンB12を食事から最も多く摂取していたグループ

  • 軽度 核白内障と軽度 皮質白内障の両方の発症リスクが低かった

『ナイアシンの豊富な食品』:キノコ(舞茸・椎茸)、たらこ、魚類(鰹、マグロ)、ピーナッツ

ビタミンB6を最も多く食事から摂取していたグループ

  • 中等度 核白内障:0.67(0.45~0.99):発症率が33%低い

ビタミンB6の豊富な食品』:ニンニク、ナッツ類(ピスタチオ)、シーズ類(ひまわり、スイカ、胡麻)、豆類(ヒヨコ豆)

マルチビタミン剤を飲んでいたグループで、食事から葉酸を摂取する量が最も多かったグループ

  • 軽度 後嚢下(こうのうか)白内障の発症リスクが増加

後嚢下というのは、水晶体の裏側?脳に近い方を指します。自覚症状が強いかすみが発生します。

マルチビタミンを飲みながら、葉酸の多い食事をするのは目には逆効果ですね。

葉酸が豊富な食品』:海藻、レバー、豆類、濃い緑の葉物野菜

こうしたことを知るたびに、ビタミンB群って万能ビタミンなんじゃないかという確信が深まります。

ビタミンB群のデトックス効果については、

そして、最も重要なことは、白内障のリスクが低かったいずれのグループも、これらのビタミンB群をサプリメントからではなく、食事から摂っていたということです。

なお、調査スタート時の核白内障や皮質白内障の有無と、その後の進行状況と、

ルテインとゼアキサンチンの摂取との間に統計学的に有意な関連は認められなかった

そうです。

ここでもルテインとゼアキサンチンの効果を証明することができていませんね。

目の健康のためには、ルテインやゼアキサンチンのサプリメントではなく

オレンジ、キウイフルーツ、そして、ビタミンB群の多い食品を
食事からたくさん食べる!

更に、マルチサプリメントを飲みながら、グリーンスムージー(葉酸多し)なんて飲んでいたら、もっともやっかいな白内障にかかるリスクが高まってしまうかもしれませんね。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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