バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
柿は日本古来の果物
外国原産の果物が多い日本にあって、柿は、数少ない、日本古来の果物です。
「柿」という漢字は、中国語にはない、日本の国字なんですよ。
柿の旬は10月~11月で、9月頃から出回り始めて、12月頃まで店頭で見かけます。
甘柿にも渋味成分がある
柿には、ご存知の通り、渋柿と甘柿があります。
でも、実は、甘柿と渋柿に含まれている渋味成分(シブオール)の量はほとんど同じなんです。それなのに、なぜ、渋柿は渋く、甘柿は甘く感じられるのでしょうか?
それは、シブオールの状態が違うからなんです。
甘柿
甘柿に含まれているシブオールは固まった状態、水に溶けない状態(不溶性)になっています。果肉にポツポツと黒く見える斑点が、固まった状態のシブオールです。食べても解けないので渋さを感じません。
ただ、実が熟す前は、甘柿のシブオールもまだ水溶性なので、渋味を感じます。熟す過程で次第に固まっていくのです。
渋柿
一方で、渋柿に含まれているシブオールは熟しても水に溶ける水溶性のままです。食べた時に口の中で渋味成分が溶け出すので渋味を感じます。
渋柿も干し柿にすると、シブオールが固まって不溶性になるので、渋みが抜けて甘くなったように感じるのです。
平安時代には既に干し柿にして食べていたそうですよ。
私の実家には柿の木が一本あるのですが、柿の季節になると母が家族のために干し柿作りを始めます。出来上がったものを冷凍にしておくと、しばらくドライフルーツとして楽しめます。
天日に干す以外にも、お湯に1日漬けて置いたり、アルコールをふりかけると渋が抜けるそうです。また、ジップロックバックにリンゴと一緒に入れておいても渋が抜けるそうです。ただ、私はいずれの方法も試したことがありませんのであしからず。
柿の栄養成分から分る健康効果
なお、裏付けとなる研究論文は、最後に参考文献として一覧にしています。
二日酔いの改善
柿に含まれている酵素アルコールデヒドロゲナーゼと、渋味成分シブオールには、アルコールを分解する働きがあるため、二日酔いの改善に効果が期待できます。
しかし、アルコールと一緒に食べることで、結石になる可能性があるので要注意です。
お酒を飲んだ後で、柿を食べたり、サラダに使うと効果的です。
また、柿には利尿作用を持つカリウムが多く含まれています。アルコールそのものにも脱水作用がありますから、お酒の後で柿を食べる時には、くれぐれもお水と一緒に召し上がることをお忘れなく。
ムクミと高血圧の予防改善
柿はカリウムを多く含むフルーツです。
カリウムは余分なナトリウムの排出を促し、体内に溜まった必要のない水分の排出を助けます。そのことで、ムクミの解消にもなりますし、結果、血圧の上昇を抑えることになります。
塩分の摂り過ぎで起きている高血圧やムクミの改善に効果的です。
渋抜きをした後の渋柿100gには、カリウムが200mg含まれています。これは、女性が1日に必要とする量(2,000mg)の10%に相当し、FDA(米国食品医薬品局)の定義に従えば、「豊富に含まれている」と表現して良い基準を満たしています。
生の柿の重さは1個135g~230gなので、平均して約180gとすると、1個に360mgのカリウムが含まれていることになり1日の必要量の18%を満たせてしまいます!
干し柿100gには670mg含まれているのですが、干し柿1個の重さは約30g~40gなので平均して1個35gとすると、干し柿1個でも約234.5mgも含まれていることになり、1日の必要量の10%を超えます。
生の甘柿は日本で手に入るフルーツの中では、8番目のカリウム量ですが、100g中で考えるとFDAの10%基準には届きません。しかし、生柿1個180gであることを考慮すれば、甘柿1個で306mgのカリウムが摂れる計算になり、10%基準を超えます。
柿は渋でも甘でも、生でも干しでも、カリウムが十分に摂れる果物だと言えます。
カリウムの働きについては『カリウム』をご参照ください。また、カリウムの多いフルーツについては『個性色々カリウム豊富なフルーツランキング』をご確認ください。
美肌効果
ビタミンCは体内でコラーゲンが造られるために必要なビタミンです。お肌のハリ、しわ予防が期待できます。
柿には、ビタミンCが豊富に含まれています。甘柿100gには70mg、生の渋柿(渋抜き後)には55mgも含まれています。1個180g計算すれば、1日の必要量85mgを十分に満たしてしまいます。
ただし、干し柿にするとビタミンCはほとんど失われます。
そのためビタミンCによる効果は期待できませんが、干し柿は細胞の再生を促す葉酸を豊富に含んでいます。干し柿100g中に葉酸は35μg含まれていて、干し柿1個35gとすると2個食べたら1日に必要な量の10%を満たせますので、お肌のターンオーバーの促進、若々しいお肌の維持やシミ予防が期待できます。
詳しいビタミンCの作用については『ビタミンC』を、葉酸の詳しい作用については『葉酸』をご確認ください。
また、栄養素の他、柿に含まれている抗酸化成分(プロアントシアニジン、アントシアニン、カテキン、タンニン、カロテノイド等)が、活性酸素による酸化ダメージを軽減し、抗メラニン形成(シミを作らない)作用があるとして、柿の成分を用いた化粧水の開発なども進められています。
便秘解消と腸内環境の改善
柿には食物繊維も豊富に含まれています。柿には水溶性食物繊維も若干含まれていますが、不溶性のものがほとんどです。
不溶性の食物繊維は、腸内の老廃物や余分な糖などを絡めとってくれるだけでなく、便のカサを増やし、腸の動きを刺激することで排便を促してくれます。(ただし便秘の原因によっては、不溶性食物繊維によって悪化してしまうこともありますので、体の声に従ってくださいね。)
100g中、生の甘柿に1.6g、渋抜き後の渋柿に2.8g、干し柿に14gの食物繊維が含まれています。甘柿よりも渋柿の方が1.8倍(約2倍)も食物繊維が多いことがわかります。
1個計算すると、甘柿には2.88g、渋柿には5g含まれていることとなり、1日に必要とされる食物繊維13.5gの20%~30%にあたります。干し柿1個には4.9g含まれていることになるので、2個半食べるだけで1日に必要な量を超えます。
免疫力アップ
柿に豊富に含まれているビタミンCは免疫力アップにも有効です。
そして、免疫力アップには、ビタミンA(レチノール当量)にも効果があります。でも、甘柿、渋柿、干し柿それぞれ100gに含まれている量を比較すると、35μg、25μg、120μg、で、干し柿にダントツ多くのビタミンAが含まれているように見えます。
しかし、1個計算にすると、甘柿63μg、渋柿45μgとなり、1日の必要量675μgと比較して豊富に含まれているとまでは言えませんが、甘柿もかなり健闘しています。
また、干し柿1個には42μgのレチノール当量が含まれていることになるので、1個半で1日に必要とされる量の10%を超えることができます。ビタミンAを摂るなら、生柿よりも干し柿の方が効率的と言えますね。
なお、レチノール(ビタミンA)の腸内の免疫細胞に対する働きについては『あなたの不調は大腸と小腸どっちが原因?|大腸と小腸は必要な栄養が違う(小腸編)』をご参照ください。また、ビタミンAについては『ビタミンA』をご参照ください。
コレステロール・高脂血症・高血糖の改善と心疾患・糖尿病予防
柿に含まれている抗酸化物質(プロアントシアニジン、カロテノイド、タンニン、フラボノイド、アントシアニジン、カテキン)が循環器(心臓血管)障害と糖尿病、高脂血症および高血糖の改善に効果があることを示す研究が複数あります。
特に、熟す前の若い柿の実に含まれている抗酸化成分カキタンニンが、脂肪と糖分の代謝にとって不可欠な胆汁酸の合成を活性化する作用があることが示されています。(胆汁酸についての詳しい説明は『脂肪燃焼に不可欠な胆汁酸をたくさん作ってくれる野菜は?』と 『あなたのう〇ちゃん、不快な臭いがしませんか?』 をご参照ください。)
高脂肪食にカキタンニンを加えた餌を2型糖尿病のマウスに8週間与えた実験では、糞便中の胆汁酸が2倍に増加し、血中コレステロール、中性脂肪、そして、インスリンの値が上昇するのを効果的に予防したこと、そして、脂肪肝が予防されたことが報告されています。
具体的には、カキカテキンを与えられたグループでは、肝臓内でコレステロールの代謝に関与している遺伝子と、褐色脂肪細胞内で体温調節に関与している脱共役たんぱく質の遺伝子の両方が増加したことが観察されています。
マウスを用いた実験ですが、柿の成分が遺伝子の発現レベルで脂質と糖質の代謝に影響していることが判ったことで、今後、心疾患と糖尿病治療に役立つ可能性に研究者は期待しています。
補足:褐色細胞内の脱共役たんぱく質の機能が低い遺伝子を持っている人は、カロリーを多く燃やすことができないので肥満になりやすいです。
他の研究では、更に、悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールに関係している遺伝子を柿の成分が調整することによってコレステロールの蓄積を調節していることが示されています。
柿のヘタと葉にはもっとすごい効果
東洋医学では、古来から乾燥した柿の葉のお茶を薬として用いてきました。
現代の科学的な研究によっても、柿のヘタや葉に薬効があることが示されています。
神経変性疾患の予防
試験管試験ですが、柿の葉に含まれるフラボノイドが、ニューロンとリンパ球が接着することを阻害したと報告しています。研究者は、柿の葉の成分が神経を保護し、神経変性疾患など、ニューロン傷害下の炎症損傷の予防と治療に貢献する可能性があると述べています。
美白効果
柿の葉の成分2-メトキシ-4-ビニルフェノール(8)には、高い抗酸化活性があることがわかっており、化粧品成分としての可能性を検証した研究では、シミの素となるメラニン色素の合成に関与している酵素チロシナーゼを、アルブチンよりも阻害する力が高かったことが示されています。
アルブチンはチロシナーゼを阻害する作用のある物質で美白化粧品などに配合されていることが多い物質です。
ヒトの皮膚を用いてコラーゲンが合成される速度を調べた研究では、柿の葉の80%エタノール抽出液から分離した成分が、
- 活性酸素を発生させるキサンチンオキシダーゼを阻害する効果が、100 ppmで40%超となり有意に高いチロシナーゼ阻害作用を示したこと
- コラーゲンの結合を破壊する酵素のコラゲナーゼを有意に阻害したこと
- コラーゲンの結合組織であるエラスチンを分解する、タンパク質分解酵素のエラスターゼを有意に阻害したこと
- 1〜10 ppmの濃度でコラーゲンの合成率が25%を超えていること
が報告されています。
研究者は、柿の葉の抗酸化成分は、しわ・しみの防止効果や皮膚疾患の予防や改善のための化粧品あるいは食品への天然の添加物として使用できるのではないかと述べています。
血栓予防(血液サラサラ効果)
ヒト血漿を用いて、柿の葉茶がプロトロンビン時間(PT)、トロンビン時間(TT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)を遅延させたことが報告されています。
- プロトロンビン時間は、トロンボプラスチンを加え血液が固まるまでの時間
- トロンビン時間は、トロンビンを加え血液が固まるまでの時間
- APTTは、内因系の血液凝固能力を測定する検査
を指します。
いずれも長すぎても短すぎてもいけないものです。これらの時間が長すぎるのは肝機能障害が起きているサインです。でも短すぎると血液が固まりやすい状態にあることを示し、血栓ができやすいことを意味します。
血液凝固までの時間を長くできたということは、柿の葉茶には、血栓予防効果が期待でき、抗血栓剤になる可能性について研究者は述べています。
つまり、それは、既に血液をサラサラにする作用のあるお薬を服用している人は、お医者様に必ず相談してから柿の葉茶の飲用を決める必要があるということです。併用することで血が止まらなくなってしまう可能性があるからです。
がん予防
カキの葉のエタノール抽出物が癌幹細胞などの細胞死と関係しているPDGFR-Rac-JNKシグナル伝達経路を活性化して、癌細胞死を誘発し、細胞増殖を阻害したことが報告されています。
研究者は、柿の葉の抽出物が有望な抗がん剤となる可能性があると述べています。
大腸(結腸直腸)がん予防
試験官試験ですが、柿のヘタの70%エタノール抽出物が、遺伝子レベルで、腫瘍の形成に関与していると考えられているサイクリンD1というタンパク質を減少させ、ヒト大腸がん細胞(HCT116、SW480、LoVo、HT-29)の増殖を抑制したことが報告されています。
研究者は、柿のヘタの成分が、ヒト大腸がんの化学的予防または治療薬候補となる可能性があると述べています。
なお、サイクリンD1は、細胞周期に影響を与え、様々な腫瘍で高い頻度で発見されるため、腫瘍の形成に関与していると考えられている物質です。特に、乳がんで過剰発現していることが判明しています。そのため、もしかしたら乳がん予防にとっても柿の葉の成分は有効かもしれませんね。
急性前骨髄球性白血病の治療
急性前骨髄球性白血病は、急性骨髄性白血病の一つで、造血幹細胞が悪性化して、白血病細胞が無秩序に増え、健康な血液が造られにくくなる病気です。レチノイン酸(ビタミンA)による分化誘導療法によって約95%の患者さんが完全寛解します。
ビタミンA(レチノール)誘導体(オールトランスレチノイン酸)と活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシビタミンD3)との組み合わせも急性前骨髄球性白血病治療にとって有効であることがわかっています。
この組み合わせに、柿葉のアセトン抽出物を加えることで治療が促進されたことを示した研究があり、急性前骨髄球性白血病治療に用いられる可能性を研究者は述べています。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
柿の葉の成分に関する研究は、深刻な病気の治療に期待できる報告が多いですが、ほとんどが試験管試験によるものです。そのため、治療効果を期待するというよりは、予防のために、日常の中でお茶として楽しむくらいの付き合い方で良いのではないかと思います。
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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参考文献:
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