ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

バイオ個性で食べて健康と幸せを手に入れるホリスティック栄養学ヘルスコーチ

ギーは適切に用いれば薬になるが、誤った使い方をすれば毒にしかならない

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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ここ数年の間に、新しい健康食品としてギーが日本のヘルシー市場に登場しました。

更にココナッツオイルブームにのって、ココナッツオイルから造られた植物性ギーなるものまで登場しています。

そんな折、チョプラセンターのアーユルヴェーダ(インド伝統医療)専門医のシーラ・パテル医師(現代医療の医師でもある)がギーについて質問に答えていらっしゃいました。その中で、ギーは、あまり気安く使ってはいけない食品であることを説明されていました。

そこで、今回はパテル先生のお話を基に、ギーについてお伝えすることにします。

ギーって何?

ギー(浄化バター)は、ミルクを低温で煮詰めて作ります。

インド周辺の西アジア地域では牛の乳を使うことが多いですが、中東やアフリカでは、伝統的に山羊や羊のミルクが使われます。

作り方は同じです。

  1. ミルクを低温で加熱し水分を蒸発させます。
  2. すると、乳脂肪は、液状部分と固形部分(タンパク質と糖質)に分離します。
  3. 固形部分を取り除いた後の、残った透明な液状の油(室温で固まる)がギーです。

水分がほとんど抜けていますので、常温での保存が可能です。

ミルクを発酵させてから加熱することもあるそうです。そうすることで、成分の異なるギーになります。

ギーの栄養価

現代の生化学による分析によって、ギーには、

  • 飽和脂肪酸
  • 不飽和脂肪酸
  • コレステロール

が含まれていることが判っています。

厚生労働省の食品データベースには、ギーの登録がありませんので、ギーの栄養価や成分に関する公的な数値は不明です。

また米国農務省(USDA)のデータベースには複数のギーの登録があるものの、メーカーによって含有成分の種類と量に大きなばらつきがあることが判り驚きました。

ギーに含まれている不飽和脂肪酸には、

  • オメガ3
  • オメガ9
  • オメガ3のような挙動をする共益リノール酸

が含まれているとパテル先生はおっしゃっていますが、その比率や量も製品ごとに大きく異なります。

また、脂溶性ビタミンである、

  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • そして、ミネラルのカルシウム

が、ギーには含まれているとのことでした。

しかし、これについても、USDAのデータによれば、ビタミン・ネラルを全く含んでいない製品の方が圧倒的に多く、製品選びが難しい食品であることが判ります。

ギーの健康効果

ギーの健康効果については、医学的にも栄養学的にも議論が多く、もっと多くの科学的な裏付けが必要だとパテル先生は述べています。確かに、Pub Med で検索してもあまり多くの信頼に足る論文は出てきません。

ギーは心臓に良いのか悪いのか

適切な製造方法で造られたギーを適量食べることで、高脂血症が改善

これはギーに含まれている脂肪酸が肝臓での胆汁酸の分泌を促し、悪玉コレステロールの排出に寄与しているからではないかとパテル先生は述べています。また、肝臓の酸化コレステロールを減少させたと報告している研究もあるそうです。

実際に、インドでは、日々の家庭料理にギーが伝統的に何百年も用いられていますが、心疾患リスクが上昇し始めたのは近年になってからだそうです。

高温で素早く近年大量生産されるようになったギーは、心疾患リスクを上昇させる

高温で造られたギーには酸化コレステロールが多く含まれていることから、それが心疾患リスクを上昇させる原因になっているのではないかと考えられているようです。

植物原料で造られたギーが心疾患リスクの上昇に寄与

高温製造されたギーの酸化コレステロールだけが心疾患リスク上昇の原因となっているのでなく、植物性のギーの出現も大きいとのことでした。

ミルクを用いず、ココナッツオイルパーム油などの植物油脂から造られるギーは、乳製品を避ける(デイリーフリーの)動きやヴィーガンの増加、あるいは、ココナッツオイル人気から、ヘルシーなイメージでとらえられることが多い製品です。しかし、実際のところは、非常に多くのトランス脂肪酸を含んでいることが報告されているとパテル先生は述べています。

この植物性ギー(ココナッツオイルのギーなど)を日常的に食べている人達の心疾患リスクが上昇傾向にあるとのことでした。

やはり植物油を長時間加熱してはいけませんね・・。

ココナッツオイルについては『キッチンの主役にすべきオイルはどっち?:オリーブオイル?ココナッツオイル?』をご参照ください。

ギーは太るのか痩せるのか・・

続きは、

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この後、

  • ギーの選び方
  • ギーの使い方
  • ギーと一緒に食べると毒になる食品

などについてお伝えしています。

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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