バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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キッチンを薬局にシリーズ
「キッチンを薬局に」 – 健康効果のある伝統的なハーブ&スパイス15種類を3回に分けて紹介している第2回目です。
ローズマリー、セージ、ディル、シアントロ、唐辛子について紹介します。
これまでのハーブ&スパイスのシリーズはこちらからご確認ください。
- 『キッチンを薬局に|ハーブ&スパイスの使い方(基礎)』
- 基本の15ハーブの機能と使い方(1): タイム、パセリ、バジル、オレガノ、ナツメグ
ローズマリー
ローズマリーは紫蘇科のハーブで、すっきりとした、やや刺激的な香りがローズマリーの特徴です。「若返りのハーブ」としても有名です。
お肉料理や魚料理の臭みを取り除くために使われることが多いハーブで、ムニエル、ソテーといった食材に火を通して作る料理と相性がよく、ロースト系のお料理との相性が最も良いハーブです。
また、オリーブオイルとビネガーにローズマリーを漬けておくとコクがオイルに溶け出して、深みのあるドレッシングになります。枝ごと使ってくださいね。
野菜では、じゃがいもやカブ、カリフラワーとの相性が特に良好です。
煮込み料理にも使われますが、ローズマリーだけで煮込み料理に使うことは稀で、ブーケガルニとして、他のハーブと一緒に使われることが多いです。
茹でたじゃがいもに生のローズマリーをちぎったものか、乾燥したホールのローズマリーを加えて和えると、一味違うじゃがいもの付けあわせができますよ。
ローズマリーには、消化器系の働きを高める作用や抗酸化作用があるので、美容と健康によいハーブとしても重宝されます。また、殺菌効果や血行促進、頭皮・髪の毛の改善の効果もあると言われています。
なお、ローズマリーの詳しい機能については『ローズマリー』をご確認ください。
セージ
セージは、サルビアの仲間で、香りが強いので、臭み消しや風味付けとしてお肉料理ととても相性の良いハーブです。
特に、豚肉、ラム肉(羊肉)や内臓系の食材の調理に適しています。生のセージの葉を刻んでも良いですし、乾燥したものを使っても構いません。セージには抗菌効果があり防腐剤としてソーセージ作りには欠かせないものとなっています。
また、セージには油っぽさを和らげる効果もあるため、脂の多い料理に使うことで、爽やかな香を添え、食欲促進する効果があります。
その他、炒めものや、ソテーとも相性が良く、ハンバーグや煮込み料理におすすめです。
香りの強い野菜や豆類との相性も良く、野菜類を使った料理を作る場合には、スープにするととても美味しいです。
セージは、長生きのハーブとも呼ばれ、タンニンの抗菌作用で、風邪の症状を和らげて、止血、鎮痛などの効果も期待できます。セージには抗酸化作用もあり、アンチエイジングに効果があると期待されます。
ハーブティは風邪予防、疲労回復に良いと言われています。
なお、セージの詳しい機能については『セージ』をご確認ください。
ディル
細くてやわらかな葉を持ち独特な香りがあるディルは、魚のハーブといわれるように、魚介類の料理との相性がとても良いハーブです。
乾燥すると香りが失われてしまうので、フレッシュなうちに使いたいですね。
フレッシュなディルは、魚介のマリネやスモークサーモンなどに使われ、魚介料理のホワイトソースにも使われます。
ディルの種は乾燥した後にも強い香りと味があるためピクルスの香りづけのために使われます。
鎮静作用があるので、ハーブティにも使われます。
なお、ディルの詳しい機能については『ディル』をご確認ください。
簡単レシピ:『きゅうりとパプリカのピクルス』
シアントロ/香草/コリアンダー
シアントロは、メキシコ料理やスペイン料理、そしてタイ料理に多く使われているハーブです。
サルサソースにパンチを与えているのがこのハーブです。特徴的なフレッシュなフレーバーが、これらの地域の郷土料理ととても相性が良いのです。
シアントロはマグネシウムや鉄分や食物繊維が豊富で、また、サルモネラ菌にも強く、血圧を下げる働きを持っています。
更に、魚などを食べて体内に蓄積した重金類を排出する機能も備えていますので、魚を香草焼きにするのもお勧めです。
なお、シラントロの詳しい機能については『シラントロ』をご確認ください。
唐辛子
唐辛子は、熱帯のチリペパーから作られる赤く辛い香辛料で、味を楽しむよりも、香りや辛味を楽しむために使われます。
唐辛子は、肉や野菜、魚介類などほぼ全ての食材と相性が良いハーブです。
インドやスリランカ、メキシコなど、熱帯気候の国では、発汗を促すために使われ、韓国など寒冷気候の国では、体を温めるハーブとして多く使われています。
唐辛子の発汗作用は、脂肪を燃やすことで起こるため、ダイエット効果があるだけでなく、成人病予防にも効果が期待でき、抗酸化作用、アンチエイジング効果、免疫力向上、脳や血行を促す効果もあると言われています。
また、痛みが、脳の痛み中枢へ伝達されるのをブロックし、痛みを緩和・解消する効果があるとされるカプサイシンを含んでいるため、例えば、頭痛がしたら直ぐに、唐辛子を水といっしょに飲むと悪化を防ぐことができると言われています。
また、食欲を増進し、消化を助け、ガスや胃のムカつきや消化不良を改善する効果があり、痰(タン)を抑えてもくれるので、咳を抑えたり、気管支炎などの改善に効果があると言われています。ただ、刺激が強いので大量に食べると胃や腸の粘膜で炎症を起こす可能性があり、手術後や心臓病のある方やお子さんも摂取を避けた方が良いでしょう。
なお、唐辛子の詳しい機能については『唐辛子』をご確認ください。
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